「因」を含む故事・ことわざ・慣用句
「因」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
因果の小車(いんがのおぐるま)
悪行に対しては悪い報いがすぐにめぐってくるということ。 小さな車輪がくるくる回転するように、悪い行いは悪い結果となってすぐに回ってくるとの意から。
因果を含める(いんがをふくめる)
事情を説明して諦めさせること。
因縁を付ける(いんねんをつける)
つまらない理由を付けて、文句を言ったり脅したりすること。
親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
親の悪行の結果、罪のない子どもが災いを受けること。
機に因りて法を説け(きによりてほうをとけ)
仏の教えを説くときには、機会に応じた適切な方法で説法しなければならないということ。転じて、臨機応変に対応せよということ。
失敗は成功の因(しっぱいはせいこうのもと)
失敗は、その原因を反省し改めていくことによって、成功につながるということ。 「もと」は「基」「因」とも書く。 「失敗は成功の母」ともいう。
百菊作るに因って花変ず(ひゃくぎくつくるによってはなへんず)
惚れたが因果(ほれたがいんが)
惚れてしまった以上、苦労するのもやむを得ないということ。
因って来たる(よってきたる)
もととなる。原因となる。由来する。