曲がらねば世が渡られぬとは
曲がらねば世が渡られぬ
まがらねばよがわたられぬ
言葉 | 曲がらねば世が渡られぬ |
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読み方 | まがらねばよがわたられぬ |
意味 | 道理や正義だけでは世の中はうまく渡っていけない。時には自分の意を曲げて相手に合わせることも必要だということ。 |
類句 | 人と屏風は直ぐには立たぬ(ひととびょうぶはすぐにはたたぬ) |
水清ければ魚棲まず(みずきよければうおすまず) | |
使用語彙 | 世 |
使用漢字 | 曲 / 世 / 渡 |
「曲」を含むことわざ
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 委曲を尽くす(いきょくをつくす)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 冠を曲げる(かんむりをまげる)
- 曲水の宴(きょくすいのえん)
- 曲肱の楽しみ(きょっこうのたのしみ)
- 口が曲がる(くちがまがる)
- 恋は曲者(こいはくせもの)
- 寸を曲げて尺を伸ぶ(すんをまげてしゃくをのぶ)
- 節を曲げる(せつをまげる)
- 旋毛を曲げる(つむじをまげる)
- 直き木に曲がる枝(なおききにまがるえだ)
- 鼻が曲がる(はながまがる)
- 臍を曲げる(へそをまげる)
- 曲がりなりにも(まがりなりにも)
- 曲がる枝には曲がれる影あり(まがるえだにはまがれるかげあり)
「世」を含むことわざ
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 浮世は回り持ち(うきよはまわりもち)
- 浮世は夢(うきよはゆめ)
- 浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
- 歌は世につれ世は歌につれ(うたはよにつれよはうたにつれ)
- 移り変わるは浮き世の習い(うつりかわるはうきよのならい)
- 移れば変わる世の習い(うつればかわるよのならい)
- 縁と浮き世は末を待て(えんとうきよはすえをまて)
- 大きなお世話(おおきなおせわ)
- お世辞にも(おせじにも)
- 親子は一世(おやこはいっせ)
- 親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせ、ふうふはにせ、しゅじゅうはさんせ)
- 隔世の感(かくせいのかん)
- 金は世界の回り物(かねはせかいのまわりもの)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 蓋世の気(がいせいのき)
- 口から出れば世間(くちからでればせけん)
- 現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
- 済世の志(さいせいのこころざし)
- 三人知れば世界中(さんにんしればせかいじゅう)
- 主従は三世(しゅじゅうはさんぜ)
「渡」を含むことわざ
- 浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)
- 石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)
- 引導を渡す(いんどうをわたす)
- 浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 剃刀の刃渡り(かみそりのはわたり)
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 螻蛄の水渡り(けらのみずわたり)
- 追従も世渡り(ついしょうもよわたり)
- 綱渡りより世渡り(つなわたりよりよわたり)
- 綱渡りをする(つなわたりをする)
- 剣の刃を渡る(つるぎのはをわたる)
- 手に渡る(てにわたる)
- 虎の子渡し(とらのこわたし)
- バトンを渡す(ばとんをわたす)
- 祭りの渡った後のよう(まつりのわたったあとのよう)
- 皆で渡れば怖くない(みんなでわたればこわくない)
- 世渡りの殺生は釈迦も許す(よわたりのせっしょうはしゃかもゆるす)
- 世渡りは草の種(よわたりはくさのたね)
- 世を渡る(よをわたる)
- ルビコンを渡る(るびこんをわたる)
- 渡りに船(わたりにふね)
- 渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)