油を以って油煙を落とすとは
油を以って油煙を落とす
あぶらをもってゆえんをおとす
言葉 | 油を以って油煙を落とす |
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読み方 | あぶらをもってゆえんをおとす |
意味 | 油を使って油煙を落とすように、同種のものをうまく利用して効果を上げることのたとえ。 |
使用語彙 | 油 / 油煙 / 落とす |
使用漢字 | 油 / 以 / 煙 / 落 |
「油」を含むことわざ
- 油が切れる(あぶらがきれる)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 油を売る(あぶらをうる)
- 油を絞る(あぶらをしぼる)
- 油を注ぐ(あぶらをそそぐ)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
- 醬油で煮しめたよう(しょうゆでにしめたよう)
- 竹に油(たけにあぶら)
- 竹に油を塗る(たけにあぶらをぬる)
- 馳走終わらば油断すな(ちそうおわらばゆだんすな)
- ちょっと来いに油断すな(ちょっとこいにゆだんすな)
- 鳶に油揚げを攫われる(とびにあぶらあげをさらわれる)
- 鳶に油揚げを攫われる(とんびにあぶらあげをさらわれる)
- 火に油を注ぐ(ひにあぶらをそそぐ)
- 褒める人には油断すな(ほめるひとにはゆだんすな)
- 水と油(みずとあぶら)
「以」を含むことわざ
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 管を以て大空を測る(くだをもっておおぞらをはかる)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- コンマ以下(こんまいか)
- 升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 卵を以て石に投ず(たまごをもっていしにとうず)
- 血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう)
- 天に口なし人を以て言わしむ(てんにくちなしひとをもっていわしむ)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 徳を以て怨みに報ゆ(とくをもってうらみにむくゆ)
- 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 人を以て鑑と為す(ひとをもってかがみとなす)
- 人を以て言を廃せず(ひとをもってげんをはいせず)
- 火を以て火を救う(ひをもってひをすくう)
- 暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)
- 以ての外(もってのほか)
- 以て瞑すべし(もってめいすべし)
- 養う所を以て其の養う所を害せず(やしなうところをもってそのやしなうところをがいせず)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
- 和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)
「煙」を含むことわざ
- あだし野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 徒野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 煙霞の痼疾(えんかのこしつ)
- 煙霞の癖(えんかのへき)
- 煙幕を張る(えんまくをはる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
- 眠い煙い寒い(ねむいけむいさむい)
- 馬鹿と煙は高いところへ上る(ばかとけむりはたかいところへのぼる)
- 人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
- 火のない所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)
「落」を含むことわざ
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 顎が落ちそう(あごがおちそう)
- 顎が落ちる(あごがおちる)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 胃の腑に落ちる(いのふにおちる)
- 鰯で精進落ち(いわしでしょうじんおち)
- 瘧が落ちる(おこりがおちる)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- 落ちれば同じ谷川の水(おちればおなじたにがわのみず)
- 落ちをつける(おちをつける)
- 落つれば同じ谷川の水(おつればおなじたにがわのみず)
- 落とした物は拾い徳(おとしたものはひろいどく)
- 落とし前をつける(おとしまえをつける)
- 影を落とす(かげをおとす)
- 片手落ち(かたておち)
- 語るに落ちる(かたるにおちる)
- 肩を落とす(かたをおとす)
- 金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる(かねさえあればとぶとりもおちる)
- 雷が落ちる(かみなりがおちる)
- 木から落ちた猿(きからおちたさる)
- 気を落とす(きをおとす)
- 金的を射落とす(きんてきをいおとす)
- 剣を落として舟を刻む(けんをおとしてふねをきざむ)
- 声を落とす(こえをおとす)
- こけら落とし(こけらおとし)
- 腰を落ち着ける(こしをおちつける)
- 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)