頼みの綱も切れ果てるとは
頼みの綱も切れ果てる
たのみのつなもきれはてる
言葉 | 頼みの綱も切れ果てる |
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読み方 | たのみのつなもきれはてる |
意味 | 頼みにしていた最後の手段もだめになり、万策が尽きるということ。「頼みの綱」は、頼りにしてすがる人や物の意。 |
使用語彙 | 果てる |
使用漢字 | 頼 / 綱 / 切 / 果 |
「頼」を含むことわざ
- 鬼も頼めば人食わず(おにもたのめばひとくわず)
- 数を頼む(かずをたのむ)
- 叶わぬ時の神頼み(かなわぬときのかみだのみ)
- 苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)
- 衆を頼む(しゅうをたのむ)
- 数を頼む(すうをたのむ)
- 頼みの綱(たのみのつな)
- 頼む木陰に雨が漏る(たのむこかげにあめがもる)
- 頼む木の下に雨漏る(たのむこのもとにあめもる)
- 頼むと頼まれては犬も木へ登る(たのむとたのまれてはいぬもきへのぼる)
- 頼めば越後から米搗きにも来る(たのめばえちごからこめつきにもくる)
- 頼めば鬼も人食わず(たのめばおにもひとくわず)
- 杖とも柱とも頼む(つえともはしらともたのむ)
- 成らぬうちが頼み(ならぬうちがたのみ)
- 人の頼まぬ経を読む(ひとのたのまぬきょうをよむ)
「綱」を含むことわざ
- 命の綱(いのちのつな)
- 心の駒に手綱許すな(こころのこまにたづなゆるすな)
- 手綱を締める(たづなをしめる)
- 頼みの綱(たのみのつな)
- 綱渡りより世渡り(つなわたりよりよわたり)
- 綱渡りをする(つなわたりをする)
- 綱を張る(つなをはる)
「切」を含むことわざ
- 頭が切れる(あたまがきれる)
- 頭を切り換える(あたまをきりかえる)
- 頭を切り替える(あたまをきりかえる)
- 油が切れる(あぶらがきれる)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 息が切れる(いきがきれる)
- 息切れがする(いきぎれがする)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 鼬の道が切れる(いたちのみちがきれる)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 鼬の道を切る(いたちのみちをきる)
- 縁の切れ目は子で繋ぐ(えんのきれめはこでつなぐ)
- 縁を切る(えんをきる)
- 大見得を切る(おおみえをきる)
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
- 風を切る(かぜをきる)
- 肩で風を切る(かたでかぜをきる)
- 金鎖も引けば切れる(かなぐさりもひけばきれる)
- 金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ)
- 金を貸したのが円の切れ目(かねをかしたのがえんのきれめ)
- 皮切りの一灸(かわきりのひとひ)
- 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る(かわをきらせてにくをきり、にくをきらせてほねをきる)
- 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
- 堪忍袋の緒を切らす(かんにんぶくろのおをきらす)
- ガソリンが切れる(がそりんがきれる)
- 切った張った(きったはった)
- 切っても切れない(きってもきれない)
- 久離を切る(きゅうりをきる)
- 切り札を出す(きりふだをだす)
「果」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 挙げ句の果て(あげくのはて)
- 挙句の果て(あげくのはて)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 因果を含める(いんがをふくめる)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
- 川立ちは川で果てる(かわだちはかわではてる)
- 木登りは木で果てる(きのぼりはきではてる)
- 寒さの果ても涅槃まで(さむさのはてもねはんまで)
- 成れの果て(なれのはて)
- 話は下で果てる(はなしはしもではてる)
- 振られて帰る果報者(ふられてかえるかほうもの)
- 箆増しは果報持ち(へらましはかほうもち)
- 惚れたが因果(ほれたがいんが)
- 身に過ぎた果報は災いの基(みにすぎたかほうはわざわいのもと)
- 見果てぬ夢(みはてぬゆめ)
- 見目は果報の基(みめはかほうのもとい)
- 山師山で果てる(やましやまではてる)