高きに登るには低きよりすとは
高きに登るには低きよりす
たかきにのぼるにはひくきよりす
言葉 | 高きに登るには低きよりす |
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読み方 | たかきにのぼるにはひくきよりす |
意味 | 物事には順序があり、手近なところから確実に始めるべきだということ。 |
出典 | 『中庸』 |
類句 | 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから) |
千里の行も足下より始まる | |
使用語彙 | より |
使用漢字 | 高 / 登 / 低 |
「高」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 空樽は音が高い(あきだるはおとがたかい)
- お高くとまる(おたかくとまる)
- お高く止まる(おたかくとまる)
- お高く留まる(おたかくとまる)
- 隠密の沙汰は高く言え(おんみつのさたはたかくいえ)
- 勘定高い(かんじょうだかい)
- 気位が高い(きぐらいがたかい)
- 食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
- 計算高い(けいさんだかい)
- 桂馬の高上がり(けいまのたかあがり)
- 高閣に束ねる(こうかくにつかねる)
- 高山の巓には美木なし(こうざんのいただきにはびぼくなし)
- 高木は風に折らる(こうぼくはかぜにおらる)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 後光より台座が高くつく(ごこうよりだいざがたかくつく)
- 敷居が高い(しきいがたかい)
- 春秋高し(しゅんじゅうたかし)
- 神経が高ぶる(しんけいがたかぶる)
- 自慢高慢、馬鹿のうち(じまんこうまん、ばかのうち)
- 自慢高慢酒の燗(じまんこうまんさけのかん)
- 頭が高い(ずがたかい)
- 世間知らずの高枕(せけんしらずのたかまくら)
- 先祖に討ち死にさせて高枕(せんぞにうちじにさせてたかまくら)
- 算盤高い(そろばんだかい)
- 高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
- 高かろう良かろう、安かろう悪かろう(たかかろうよかろう、やすかろうわるかろう)
- 高が知れる(たかがしれる)
- 高く買う(たかくかう)
「登」を含むことわざ
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 鰻登り(うなぎのぼり)
- 及ばぬ鯉の滝登り(およばぬこいのたきのぼり)
- 木登りは木で果てる(きのぼりはきではてる)
- 鯉の滝登り(こいのたきのぼり)
- 猿に木登り(さるにきのぼり)
- 猿の水練、魚の木登り(さるのすいれん、うおのきのぼり)
- 船頭多くして、船、山へ登る(せんどうおおくして、ふね、やまへのぼる)
- 頼むと頼まれては犬も木へ登る(たのむとたのまれてはいぬもきへのぼる)
- 登竜門(とうりゅうもん)
- 百丈の木に登って一丈の枝より落つる(ひゃくじょうのきにのぼっていちじょうのえだよりおつる)
- 豚もおだてりゃ木に登る(ぶたもおだてりゃきにのぼる)
- 柚の木に裸で登る(ゆずのきにはだかでのぼる)
「低」を含むことわざ
- 頭が低い(あたまがひくい)
- 腰が低い(こしがひくい)
- 辞を低くする(じをひくくする)
- 高きに登るには低きよりす(たかきにのぼるにはひくきよりす)
- 低き所に水溜まる(ひくきところにみずたまる)
- 水の低きに就くが如し(みずのひくきにつくがごとし)