恩を仇で返すとは
恩を仇で返す
おんをあだでかえす
言葉 | 恩を仇で返す |
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読み方 | おんをあだでかえす |
意味 | 恩を受けた相手に、感謝するどころか害を与えるようなことをすること。
単に「恩を仇」ともいう。 |
異形 | 恩を仇(おんをあだ) |
類句 | 後足で砂をかける(あとあしですなをかける) |
陰に居て枝を折る(かげにいてえだをおる) | |
使用語彙 | 返す |
使用漢字 | 恩 / 仇 / 返 |
「恩」を含むことわざ
- 仇を恩で報ずる(あだをおんでほうずる)
- 仇を恩で報いる(あだをおんでむくいる)
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 怨みほど恩を思え(うらみほどおんをおもえ)
- 親の恩は子で送る(おやのおんはこでおくる)
- 親の恩より義理の恩(おやのおんよりぎりのおん)
- 恩に着せる(おんにきせる)
- 恩に着る(おんにきる)
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
- 恩を売る(おんをうる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 子を持って知る親の恩(こをもってしるおやのおん)
- 大恩は報せず(たいおんはほうせず)
- 父の恩は山よりも高く、母の恩は海よりも深し(ちちのおんはやまよりもたかく、ははのおんはうみよりもふかし)
- 猫は三年の恩を三日で忘れる(ねこはさんねんのおんをみっかでわすれる)
- 父母の恩は山よりも高く海よりも深し(ふぼのおんはやまよりもたかくうみよりもふかし)
「仇」を含むことわざ
- 浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 仇野の露、鳥辺野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇野の露、鳥部野の煙(あだしののつゆ、とりべののけむり)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 仇を恩で報ずる(あだをおんでほうずる)
- 仇を恩で報いる(あだをおんでむくいる)
- 今の情けは後の仇(いまのなさけはのちのあだ)
- 昨日の情今日の仇(きのうのじょうきょうのあだ)
- 昨日の友は今日の仇(きのうのともはきょうのあだ)
- 芸は身の仇(げいはみのあだ)
- 宝は身の仇(たからはみのあだ)
- 情けが仇(なさけがあだ)
「返」を含むことわざ
- 息を吹き返す(いきをふきかえす)
- 色よい返事(いろよいへんじ)
- 裏を返せば(うらをかえせば)
- 鸚鵡返し(おうむがえし)
- 玩具箱を引っ繰り返したよう(おもちゃばこをひっくりかえしたよう)
- 返す刀(かえすかたな)
- 返す言葉がない(かえすことばがない)
- 借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお)
- 借りを返す(かりをかえす)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
- 踵を返す(きびすをかえす)
- 狂瀾を既倒に返す(きょうらんをとうきにかえす)
- 釘の裏を返す(くぎのうらをかえす)
- 言葉を返す(ことばをかえす)
- 初心に返る(しょしんにかえる)
- 銭あれば木物も面を返す(ぜにあればきぶつもつらをかえす)
- 立つより返事(たつよりへんじ)
- 掌を返す(たなごころをかえす)
- 掌を返すよう(たなごころをかえすよう)
- 手の裏を返す(てのうらをかえす)
- 手の平を返す(てのひらをかえす)
- 手を返す(てをかえす)
- 爾に出ずるものは爾に返る(なんじにいずるずるものはなんじにかえる)
- 寝返りを打つ(ねがえりをうつ)
- 覆水、盆に返らず(ふくすい、ぼんにかえらず)
- 二つ返事で(ふたつへんじで)
- 分別過ぐれば愚に返る(ふんべつすぐればぐにかえる)
- 落花枝に返らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
- 歴史は繰り返す(れきしはくりかえす)