火事場の馬鹿力とは
火事場の馬鹿力
かじばのばかぢから
言葉 | 火事場の馬鹿力 |
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読み方 | かじばのばかぢから |
意味 | 切迫した状況に置かれると、普段なら考えられないようなすごい力を発揮するということのたとえ。火事の時に、ふつうでは持ち上げることのできないような重い物を動かす力が出ることから。 |
使用語彙 | 火事場 / 馬鹿力 / 馬鹿 |
使用漢字 | 火 / 事 / 場 / 馬 / 鹿 / 力 |
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 顔から火が出る(かおからひがでる)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
- 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
- 口火を切る(くちびをきる)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 子供は風の子、大人は火の子(こどもはかぜのこ、おとなはひのこ)
- 三界の火宅(さんがいのかたく)
- 三度の火事より一度の後家(さんどのかじよりいちどのごけ)
- 心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
- 言うに事欠いて(いうにことかいて)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 色よい返事(いろよいへんじ)
- 旨い事は二度考えよ(うまいことはにどかんがえよ)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 思う事一つ叶えばまた一つ(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
- 陰では王様の事も言う(かげではおうさまのこともいう)
- 陰では殿の事も言う(かげではとののこともいう)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 癇癪持ちの事破り(かんしゃくもちのことやぶり)
「場」を含むことわざ
- 足の踏み場もない(あしのふみばもない)
- 足場を失う(あしばをうしなう)
- 足場を固める(あしばをかためる)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 乞食も場所(こじきもばしょ)
- 修羅場(しゅらじょう)
- 修羅場(しゅらじょう)
- 尻の持って行き場がない(しりのもっていきばがない)
- 相場が決まっている(そうばがきまっている)
- 立場が無い(たちばがない)
- 場数を踏む(ばかずをふむ)
- 博打と相場は死ぬまで止まぬ(ばくちとそうばはしぬまでやまぬ)
- 山場を迎える(やまばをむかえる)
- 揺り籠から墓場まで(ゆりかごからはかばまで)
- 矮子の観場(わいしのかんじょう)
「馬」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 馬が合う(うまがあう)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
- 馬の足(うまのあし)
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 馬の骨(うまのほね)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 馬は飼い殺せ、子供は教え殺せ(うまはかいころせ、こどもはおしえころせ)
- 馬も買わずに鞍買う(うまもかわずにくらかう)
- 馬持たずに馬貸すな(うまもたずにうまかすな)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
「鹿」を含むことわざ
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
- 鹿島立ち(かしまだち)
- 金があれば馬鹿も旦那(かねがあればばかもだんな)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
- 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(さくらきるばか、うめきらぬばか)
- 鹿の角を蜂が刺す(しかのつのをはちがさす)
- 鹿を馬(しかをうま)
- 鹿を逐う(しかをおう)
- 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
- 鹿を指して馬と言う(しかをさしてうまという)
- 鹿を指して馬となす(しかをさしてうまとなす)
- 正直者が馬鹿を見る(しょうじきものがばかをみる)
- 自慢高慢、馬鹿のうち(じまんこうまん、ばかのうち)
- 先生と言われるほどの馬鹿でなし(せんせいといわれるほどのばかでなし)
- 逐鹿(ちくろく)
- 中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
- 釣りする馬鹿に見る阿呆(つりするばかにみるあほう)
- 馬鹿があればこそ利口が引き立つ(ばかがあればこそりこうがひきたつ)
- 馬鹿と暗闇おっかない(ばかとくらやみおっかない)
- 馬鹿と煙は高いところへ上る(ばかとけむりはたかいところへのぼる)
- 馬鹿と子供には勝てぬ(ばかとこどもにはかてぬ)
- 馬鹿と鋏は使いよう(ばかとはさみはつかいよう)
- 馬鹿な子ほど可愛い(ばかなこほどかわいい)
- 馬鹿にする(ばかにする)
「力」を含むことわざ
- 与って力がある(あずかってちからがある)
- 圧力を掛ける(あつりょくをかける)
- 一臂の力を仮す(いっぴのちからをかす)
- 色男、金と力はなかりけり(いろおとこ、かねとちからはなかりけり)
- 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 思う念力、岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす)
- 思う念力、岩をも通す(おもうねんりき、いわをもとおす)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 継続は力なり(けいぞくはちからなり)
- 獅子は兎を撃つに全力を用う(ししはうさぎをうつにぜんりょくをもちう)
- 十七八は藪力(じゅうしちはちはやぶぢから)
- 臍下丹田に力を入れる(せいかたんでんにちからをいれる)
- 団結は力なり(だんけつはちからなり)
- 弾力に富む(だんりょくにとむ)
- 知恵と力は重荷にならぬ(ちえとちからはおもににならぬ)
- 力及ばず(ちからおよばず)
- 力瘤を入れる(ちからこぶをいれる)
- 力に余る(ちからにあまる)
- 力にする(ちからにする)
- 力になる(ちからになる)
- 力は正義なり(ちからはせいぎなり)
- 力山を抜き、気は世を蓋う(ちからやまをぬき、きはよをおおう)
- 力を入れる(ちからをいれる)
- 力を得る(ちからをえる)
- 力を落とす(ちからをおとす)
- 力を貸す(ちからをかす)
- 力を付ける(ちからをつける)
- 知識は力なり(ちしきはちからなり)