誰か烏の雌雄を知らんやとは
誰か烏の雌雄を知らんや
たれかからすのしゆうをしらんや
言葉 | 誰か烏の雌雄を知らんや |
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読み方 | たれかからすのしゆうをしらんや |
意味 | 外見だけでは物事の善悪や優劣がつけにくいことのたとえ。また、よく似ていて区別しにくいことのたとえ。
誰が真っ黒な烏の雌と雄を見分けることができるだろうかの意から。 単に「烏の雌雄」ともいう。 |
異形 | 烏の雌雄(からすのしゆう) |
使用語彙 | 雌雄 |
使用漢字 | 誰 / 烏 / 雌 / 雄 / 知 |
「誰」を含むことわざ
- 今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)
- 誰か烏の雌雄を知らんや(たれかからすのしゆうをしらんや)
- 誰が猫に鈴をつけるというのか(だれがねこにすずをつけるというのか)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 誰とはなしに(だれとはなしに)
- 誰に見しょとて紅鉄漿つける(だれにみしょとてべにかねつける)
「烏」を含むことわざ
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今鳴いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 烏合の衆(うごうのしゅう)
- 烏鵲の智(うじゃくのち)
- 鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)
- 鵜の真似をする烏水に溺れる(うのまねをするからすみずにおぼれる)
- 鵜の真似をする烏水を呑む(うのまねをするからすみずをのむ)
- 烏有に帰す(うゆうにきす)
- 烏鷺の争い(うろのあらそい)
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 屋烏の愛(おくうのあい)
- 烏が鵜の真似(からすがうのまね)
- 烏に反哺の孝あり(からすにはんぽのこうあり)
- 烏の頭の白くなるまで(からすのあたまのしろくなるまで)
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 烏の鳴かない日はあっても(からすのなかないひはあっても)
- 烏の濡れ羽色(からすのぬればいろ)
- 烏を鵜に使う(からすをうにつかう)
- 烏を鷺(からすをさぎ)
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 鷺と烏(さぎとからす)
- 鷺を烏(さぎをからす)
- 鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)
- 猿に烏帽子(さるにえぼし)
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)
- 亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし)
「雌」を含むことわざ
- 雌伏(しふく)
- 雌雄を決する(しゆうをけっする)
- 雌鳥うたえば家滅ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
- 雌鶏歌えば家亡ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
- 雌鶏歌えば家滅ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
- 雌鳥につつかれて時をうたう(めんどりにつつかれてときをうたう)
- 雌鶏の晨する(めんどりのあしたする)
「雄」を含むことわざ
- 英雄、色を好む(えいゆう、いろをこのむ)
- 英雄、閑日月あり(えいゆう、かんじつげつあり)
- 英雄、人を欺く(えいゆう、ひとをあざむく)
- 雌雄を決する(しゆうをけっする)
- 沈黙は金、雄弁は銀(ちんもくはきん、ゆうべんはぎん)
- 雄弁は銀、沈黙は金(ゆうべんはぎん、ちんもくはきん)
- 乱世の英雄(らんせのえいゆう)
- 両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず)
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一を識りて二を知らず(いちをしりてにをしらず)
- 一丁字を知らず(いっていじをしらず)
- 一斑を見て全豹を知る(いっぱんをみてぜんぴょうをしる)
- 命知らず (いのちしらず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 言わずと知れた(いわずとしれた)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 得体が知れない(えたいがしれない)
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 推して知るべし(おしてしるべし)
- お釈迦様でも御存知あるまい(おしゃかさまでもごぞんじあるまい)
- おっと合点承知之助(おっとがってんしょうちのすけ)
- 親の心、子知らず(おやのこころ、こしらず)
- 親の十七、子は知らぬ(おやのじゅうしち、こはしらぬ)
- 女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)