聞くと見るとは大違いとは
聞くと見るとは大違い
きくとみるとはおおちがい
言葉 | 聞くと見るとは大違い |
---|---|
読み方 | きくとみるとはおおちがい |
意味 | 人から聞いたのと実際に見るのとでは大きな違いがあるということ。 |
類句 | 見ると聞くとは大違い(みるときくとはおおちがい) |
聞いてびっくり、見てびっくり(きいてびっくり、みてびっくり) | |
聞いて千金見て一文 | |
聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく) | |
見ての極楽、住んでの地獄(みてのごくらく、すんでのじごく) | |
使用漢字 | 聞 / 見 / 大 / 違 |
「聞」を含むことわざ
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 言わぬことは聞こえぬ(いわぬことはきこえぬ)
- 謂われを聞けば有難や(いわれをきけばありがたや)
- 音に聞く(おとにきく)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 聞いた事は聞き捨て(きいたことはききすて)
- 聞いた百文より見た一文(きいたひゃくもんよりみたいちもん)
- 聞いて呆れる(きいてあきれる)
- 聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく)
- 聞いてびっくり、見てびっくり(きいてびっくり、みてびっくり)
- 聞かぬ事は後学にならず(きかぬことはこうがくにならず)
- 聞きしに勝る(ききしにまさる)
- 聞き上手の話し下手(ききじょうずのはなしべた)
- 聞き捨てならない(ききずてならない)
- 聞き耳を立てる(ききみみをたてる)
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
- 聞けば聞き腹(きけばききばら)
- 聞けば気の毒、見れば目の毒(きけばきのどく、みればめのどく)
- 聞こえよがし(きこえよがし)
- 空吹く風と聞き流す(そらふくかぜとききながす)
- 他聞を憚る(たぶんをはばかる)
- 月夜に提灯も外聞(つきよにちょうちんもがいぶん)
- 鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)
- 仲人口は半分に聞け(なこうどぐちははんぶんにきけ)
- 二度聞いて一度物言え(にどきいていちどものいえ)
- 始めを言わねば末が聞こえぬ(はじめをいわねばすえがきこえぬ)
- 恥を言わねば理が聞こえぬ(はじをいわねばりがきこえぬ)
- 話上手の聞き下手(はなしじょうずのききべた)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 甘く見る(あまくみる)
- いい目を見る(いいめをみる)
- 戦を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
- 軍を見て矢を矧ぐ(いくさをみてやをはぐ)
- 意見と餅はつくほど練れる(いけんともちはつくほどねれる)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 痛い目を見る(いたいめをみる)
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
- 一斑を見て全豹を知る(いっぱんをみてぜんぴょうをしる)
- 一斑を見て全豹を評す(いっぱんをみてぜんぴょうをひょうす)
- 一斑を見て全豹を卜す(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
- 色眼鏡で見る(いろめがねでみる)
- 上見ぬ鷲(うえみぬわし)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- 魚の目に水見えず(うおのめにみずみえず)
- 憂き目を見る(うきめをみる)
- 兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)
- 後ろを見せる(うしろをみせる)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 大見得を切る(おおみえをきる)
- 大目に見る(おおめにみる)
- おじを見ると荷が重い(おじをみるとにがおもい)
- 鬼の目にも見残し(おにのめにもみのこし)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 親の意見と冷や酒は後で利く(おやのいけんとひやざけはあとできく)
「大」を含むことわざ
- 阿保の大食い(あほのおおぐい)
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 独活の大木柱にならぬ(うどのたいぼくはしらにならぬ)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 大当たりを取る(おおあたりをとる)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- 大男の殿(おおおとこのしんがり)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 大河を手で堰く(おおかわをてでせく)
- 大きい薬缶は沸きが遅い(おおきいやかんはわきがおそい)
- 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
- 大きなお世話(おおきなおせわ)
- 大きな顔(おおきなかお)
- 大きな顔をする(おおきなかおをする)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- 大阪の食い倒れ(おおさかのくいだおれ)
「違」を含むことわざ
- 案に相違する(あんにそういする)
- 案に違う(あんにたがう)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- お門が違う(おかどがちがう)
- お門違い(おかどちがい)
- 勝手が違う(かってがちがう)
- 桁が違う(けたがちがう)
- 酒飲み、本性違わず(さけのみ、ほんしょうたがわず)
- 上戸、本性違わず(じょうご、ほんしょうたがわず)
- 筋が違う(すじがちがう)
- 寸分違わず(すんぶんたがわず)
- 生酔い、本性違わず(なまよい、ほんしょうたがわず)
- 生る木は花から違う(なるきははなからちがう)
- 畑違い(はたけちがい)
- 話が違う(はなしがちがう)
- 一つ間違えば(ひとつまちがえば)
- 一時違えば三里の遅れ(ひとときちがえばさんりのおくれ)
- ボタンを掛け違える(ぼたんをかけちがえる)
- 見ると聞くとは大違い(みるときくとはおおちがい)
- 鑢と薬の飲み違い(やすりとくすりののみちがい)