甲羅を経るとは
甲羅を経る
こうらをへる
言葉 | 甲羅を経る |
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読み方 | こうらをへる |
意味 | 年功を積むこと。また、世間ずれして厚かましくなること。「甲羅」の「甲」は、功・劫に掛けて年の功の意。「ら」は、接尾語。 |
類句 | 亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう) |
松かさより年かさ(まつかさよりとしかさ) | |
使用語彙 | 甲羅 / 甲 |
使用漢字 | 甲 / 羅 / 経 |
「甲」を含むことわざ
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 烏賊の甲より年の劫(いかのこうよりとしのこう)
- 甲斐性が無い(かいしょうがない)
- 甲斐性なし(かいしょうなし)
- 甲斐なき星が夜を明かす(かいなきほしがよをあかす)
- 華甲(かこう)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)
- 亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう)
- 甲の薬は乙の毒(こうのくすりはおつのどく)
- 甲張り強くして家押し倒す(こうばりつよくしていえおしたおす)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 甲羅を干す(こうらをほす)
- 年甲斐もない(としがいもない)
「羅」を含むことわざ
- 一張羅(いっちょうら)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 綺羅星の如し(きらぼしのごとし)
- 甲羅を干す(こうらをほす)
- 修羅場(しゅらじょう)
- 修羅場(しゅらじょう)
- 門前雀羅を張る(もんぜんじゃくらをはる)
「経」を含むことわざ
- 経験は愚か者の師(けいけんはおろかもののし)
- 経験は知恵の父記憶の母(けいけんはちえのちちきおくのはは)
- 心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
- 乞食の子も三年経てば三つになる(こじきのこもさんねんたてばみっつになる)
- 三年経てば三つになる(さんねんたてばみっつになる)
- 神経が高ぶる(しんけいがたかぶる)
- 神経が太い(しんけいがふとい)
- 神経に触る(しんけいにさわる)
- 神経を使う(しんけいをつかう)
- 滑り道とお経は早い方がよい(すべりみちとおきょうははやいほうがよい)
- 滑り道と観音経は早い方がよい(すべりみちとかんのんきょうははやいほうがよい)
- 冬至十日経てば阿呆でも知る(とうじとおかたてばあほうでもしる)
- 堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ)
- 習わぬ経は読めぬ(ならわぬきょうはよめぬ)
- 人の頼まぬ経を読む(ひとのたのまぬきょうをよむ)
- 布施だけの経を読む(ふせだけのきょうをよむ)
- 布施ない経に袈裟を落とす(ふせないきょうにけさをおとす)
- 布施ない経は読まぬ(ふせないきょうはよまぬ)
- 布施見て経を読む(ふせみてきょうをよむ)
- 豚に念仏、猫に経(ぶたにねんぶつ、ねこにきょう)
- 待たぬ月日は経ちやすい(またぬつきひはたちやすい)
- 門前の小僧、習わぬ経を読む(もんぜんのこぞう、ならわぬきょうをよむ)
- 禍も三年経てば用に立つ(わざわいもさんねんたてばようにたつ)