酸いも甘いも噛み分けるとは
酸いも甘いも噛み分ける
すいもあまいもかみわける
言葉 | 酸いも甘いも噛み分ける |
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読み方 | すいもあまいもかみわける |
意味 | 経験が豊かで、世間の事情も人の心の繊細さも知り尽くしていること。
酸っぱい物と甘い物を区別して味わい、いい点と悪い点をよく知っているとの意から。 「酸いも甘いも知っている」「酸いも甘いも知り抜く」ともいう。 |
異形 | 酸いも甘いも知っている(すいもあまいもしっている) |
酸いも甘いも知り抜く(すいもあまいもしりぬく) | |
使用語彙 | 甘い |
使用漢字 | 酸 / 甘 / 噛 / 分 / 知 / 抜 |
「酸」を含むことわざ
「甘」を含むことわざ
- 甘い汁を吸う(あまいしるをすう)
- 甘い物に蟻がつく(あまいものにありがつく)
- 甘く見る(あまくみる)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 親の甘茶が毒となる(おやのあまちゃがどくとなる)
- 言葉に甘える(ことばにあまえる)
- 毒薬変じて甘露となる(どくやくへんじてかんろとなる)
- 待てば甘露(まてばかんろ)
- 待てば甘露の日和あり(まてばかんろのひよりあり)
- 娘に甘いは親父の習い(むすめにあまいはおやじのならい)
- 酔い醒めの水は甘露の味(よいざめのみずはかんろのあじ)
- 我が口に甘ければ人の口にも甘し(わがくちにあまければひとのくちにもあまし)
- 我が口に甘ければ人の口にも甘し(わがくちにあまければひとのくちにもうまし)
- 脇が甘い(わきがあまい)
「噛」を含むことわざ
- 一枚噛む(いちまいかむ)
- 兎も七日なぶれば噛みつく(うさぎもなぬかなぶればかみつく)
- 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)
- 噛み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
- 噛む馬はしまいまで噛む(かむうまはしまいまでかむ)
- 窮鼠、猫を噛む(きゅうそ、ねこをかむ)
- 苦虫を噛み潰したよう(にがむしをかみつぶしたよう)
- 人噛み馬にも合い口(ひとかみうまにもあいくち)
- 蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)
- 吠える犬はめったに噛みつかない(ほえるいぬはめったにかみつかない)
- 臍を噛む(ほぞをかむ)
「分」を含むことわざ
- 預かり半分(あずかりはんぶん)
- 預かり半分の主(あずかりはんぶんのぬし)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 預かる物は半分の主(あずかるものははんぶんのぬし)
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 鎹分別(かすがいふんべつ)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
- 楠の木分限、梅の木分限(くすのきぶげん、うめのきぶげん)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 孝行のしたい時分に親はなし(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
- 事を分ける(ことをわける)
- 御多分に漏れず(ごたぶんにもれず)
- 獅子の分け前(ししのわけまえ)
- 知らずば半分値(しらずばはんぶんね)
- 自分の盆の窪は見えず(じぶんのぼんのくぼはみえず)
- 十分はこぼれる(じゅうぶんはこぼれる)
- 寸分違わず(すんぶんたがわず)
- 世界半分自惚れしっかり(せかいはんぶんうぬぼれしっかり)
- 袖を分かつ(そでをわかつ)
- 袂を分かつ(たもとをわかつ)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 昼夜を分かたず(ちゅうやをわかたず)
- 血を分ける(ちをわける)
- 天下分け目(てんかわけめ)
- 天下分け目の戦い(てんかわけめのたたかい)
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一を識りて二を知らず(いちをしりてにをしらず)
- 一丁字を知らず(いっていじをしらず)
- 一斑を見て全豹を知る(いっぱんをみてぜんぴょうをしる)
- 命知らず (いのちしらず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 言わずと知れた(いわずとしれた)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 得体が知れない(えたいがしれない)
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 推して知るべし(おしてしるべし)
- お釈迦様でも御存知あるまい(おしゃかさまでもごぞんじあるまい)
- おっと合点承知之助(おっとがってんしょうちのすけ)
- 親の心、子知らず(おやのこころ、こしらず)
- 親の十七、子は知らぬ(おやのじゅうしち、こはしらぬ)
- 女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)
「抜」を含むことわざ
- 垢が抜ける(あかがぬける)
- 垢抜ける(あかぬける)
- 灰汁が抜ける(あくがぬける)
- 足を抜く(あしをぬく)
- 荒肝を抜く(あらぎもをぬく)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
- 生き胆を抜く(いきぎもをぬく)
- 息抜きをする(いきぬきをする)
- 息を抜く(いきをぬく)
- 一頭地を抜く(いっとうちをぬく)
- 嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる(うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる)
- 現を抜かす(うつつをぬかす)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
- 気が利きすぎて間が抜ける(きがききすぎてまがぬける)
- 気が抜ける(きがぬける)
- 気を抜く(きをぬく)
- 群を抜く(ぐんをぬく)
- 腰が抜ける(こしがぬける)
- 腰を抜かす(こしをぬかす)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 三寸俎板を見抜く(さんずんまないたをみぬく)
- 尻から抜ける(しりからぬける)
- 尻毛を抜く(しりげをぬく)
- 尻の毛まで抜かれる(しりのけまでぬかれる)
- すっぱ抜く(すっぱぬく)
- 図抜ける(ずぬける)
- ずば抜ける(ずばぬける)