脛に疵持てば笹原走るとは
脛に疵持てば笹原走る
すねにきずもてばささはらはしる
言葉 | 脛に疵持てば笹原走る |
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読み方 | すねにきずもてばささはらはしる |
意味 | 自分の身にやましいところのある者は、落ち着いて生活することができないということ。
脛に傷のある者は笹が傷にふれると痛いので笹原を走り抜ける、または後ろめたいことがある者は笹の葉のそよぐ音にもおびえて走り出すとの意から。 |
類句 | 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず) |
使用語彙 | 疵 / 笹原 / 走る |
使用漢字 | 脛 / 疵 / 持 / 笹 / 原 / 走 |
「脛」を含むことわざ
- 親の脛を齧る(おやのすねをかじる)
- 子宝、脛が細る(こだから、すねがほそる)
- 脛一本、腕一本(すねいっぽん、うでいっぽん)
- 脛に疵持つ(すねにきずもつ)
- 脛に疵持てば笹原走る(すねにきずもてばささはらはしる)
- 鶴の脛も切るべからず(つるのはぎもきるべからず)
「疵」を含むことわざ
- 毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ)
- 脛に疵持つ(すねにきずもつ)
- 脛に疵持てば笹原走る(すねにきずもてばささはらはしる)
- 生兵法は大疵の基(なまびょうほうはおおきずのもと)
「持」を含むことわざ
- 浮世は回り持ち(うきよはまわりもち)
- 馬持たずに馬貸すな(うまもたずにうまかすな)
- 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
- 大船に乗った気持ち(おおぶねにのったきもち)
- 置き酌失礼、持たぬが不調法(おきじゃくしつれい、もたぬがぶちょうほう)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 肩を持つ(かたをもつ)
- 金は天下の回り持ち(かねはてんかのまわりもち)
- 金持ち、金使わず(かねもち、かねつかわず)
- 金持ち喧嘩せず(かねもちけんかせず)
- 金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
- 癇癪持ちの事破り(かんしゃくもちのことやぶり)
- 気持ちが傾く(きもちがかたむく)
- 気持ちを汲む(きもちをくむ)
- 気を確かに持つ(きをたしかにもつ)
- 気を持たせる(きをもたせる)
- 金銀は回り持ち(きんぎんはまわりもち)
- 食うた餅より心持ち(くうたもちよりこころもち)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 子を持って知る親の恩(こをもってしるおやのおん)
- 三人子持ちは笑うて暮らす(さんにんこもちはわろうてくらす)
- 座を取り持つ(ざをとりもつ)
- 渋柿の長持ち(しぶがきのながもち)
- 所帯を持つ(しょたいをもつ)
- 尻の持って行き場がない(しりのもっていきばがない)
- 尻を持ち込む(しりをもちこむ)
- 述懐奉公身を持たず(じゅっかいぼうこうみをもたず)
- 脛に疵持つ(すねにきずもつ)
- 太鼓を持つ(たいこをもつ)
「笹」を含むことわざ
- 笹の葉に鈴(ささのはにすず)
- 脛に疵持てば笹原走る(すねにきずもてばささはらはしる)
「原」を含むことわざ
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 脛に疵持てば笹原走る(すねにきずもてばささはらはしる)
- 関ヶ原(せきがはら)
- 中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
- 燎原の火(りょうげんのひ)
「走」を含むことわざ
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 韋駄天走り(いだてんばしり)
- 狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
- 駒の朝走り(こまのあさばしり)
- 才に走る(さいにはしる)
- 鞘走りより口走り(さやばしりよりくちばしり)
- 死せる孔明、生ける仲達を走らす(しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす)
- 枝葉に走る(しようにはしる)
- 師走女房難つけな(しわすにょうぼうなんつけな)
- 銭は足なくして走る(ぜにはあしなくしてはしる)
- 馳走終わらば油断すな(ちそうおわらばゆだんすな)
- 二月は逃げて走る(にがつはにげてはしる)
- 走り馬にも鞭(はしりうまにもむち)
- 走る馬に鞭(はしるうまにむち)
- 走れば躓く(はしればつまずく)
- 虫酸が走る(むしずがはしる)
- 利に走る(りにはしる)
- 我が事と下り坂に走らぬ者なし(わがこととくだりざかにはしらぬものなし)