薪を抱きて火を救うとは
薪を抱きて火を救う
たきぎをいだきてひをすくう
言葉 | 薪を抱きて火を救う |
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読み方 | たきぎをいだきてひをすくう |
意味 | 害を除こうとして、かえって害を大きくしてしまうことのたとえ。火を消そうとして薪を抱えて火元に近づき、逆に火の勢いを強めてしまうということから。 |
出典 | 『戦国策』魏策 |
使用漢字 | 薪 / 抱 / 火 / 救 |
「薪」を含むことわざ
- 采薪の憂い(さいしんのうれい)
- 薪水の労(しんすいのろう)
- 薪に花(たきぎにはな)
- 薪を抱きて火を救う(たきぎをいだきてひをすくう)
「抱」を含むことわざ
- 頭を抱える(あたまをかかえる)
- 石を抱きて淵に入る(いしをいだきてふちにいる)
- 痛いのは辛抱しても痒いのは辛抱できぬ(いたいのはしんぼうしてもかゆいのはしんぼうできぬ)
- 生んだ子より抱いた子(うんだこよりだいたこ)
- 負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ)
- 負ぶえば抱かりょう(おぶえばだかりょう)
- 負ぶえば抱かろう(おぶえばだかろう)
- 負んぶすれば抱っこ(おんぶすればだっこ)
- おんぶに抱っこ(おんぶにだっこ)
- 少年よ、大志を抱け(しょうねんよ、たいしをいだけ)
- 辛抱する木に金がなる(しんぼうするきにかねがなる)
- 辛抱に追い付く貧乏無し(しんぼうにおいつくびんぼうなし)
- 抱いた子の塵を食うを知らぬ(だいたこのちりをくうをしらぬ)
- 抱かさせば負ぶさる(だかさせばおぶさる)
- 抱けばおんぶ(だけばおんぶ)
- ない時の辛抱、ある時の倹約(ないときのしんぼう、あるときのけんやく)
- 腹を抱える(はらをかかえる)
- 人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする)
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 顔から火が出る(かおからひがでる)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
- 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
- 口火を切る(くちびをきる)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 子供は風の子、大人は火の子(こどもはかぜのこ、おとなはひのこ)
- 三界の火宅(さんがいのかたく)
- 三度の火事より一度の後家(さんどのかじよりいちどのごけ)
- 心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)
「救」を含むことわざ
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 薪を抱きて火を救う(たきぎをいだきてひをすくう)
- 同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
- 火を以て火を救う(ひをもってひをすくう)