槌で庭掃くとは
槌で庭掃く
つちでにわはく
言葉 | 槌で庭掃く |
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読み方 | つちでにわはく |
意味 | 急な来客にあわてふためきながらも手厚くもてなそうとすることのたとえ。
「横槌で庭掃く」「才槌で庭掃く」ともいう。 |
異形 | 横槌で庭掃く(よこづちでにわはく) |
才槌で庭掃く(さいづちでにわはく) | |
使用語彙 | 掃く / 横 / 才槌 |
使用漢字 | 槌 / 庭 / 掃 / 横 / 才 |
「槌」を含むことわざ
- 相槌を打つ(あいづちをうつ)
- 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
- 下種は槌で使え(げすはつちでつかえ)
- 大地に槌(だいちにつち)
- 地を打つ槌(ちをうつつち)
- 槌で大地を叩く(つちでだいちをたたく)
- 鉄槌を下す(てっついをくだす)
- 鑿と言えば槌(のみといえばつち)
「庭」を含むことわざ
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 植木屋の庭で気が多い(うえきやのにわできがおおい)
- 女房は庭から取れ(にょうぼうはにわからとれ)
- 婿は座敷から貰え、嫁は庭から貰え(むこはざしきからもらえ、よめはにわからもらえ)
「掃」を含むことわざ
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 憂いを掃う玉箒(うれいをはらうたまははき)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 地を掃う(ちをはらう)
- 女房は掃き溜めから拾え(にょうぼうははきだめからひろえ)
- 掃き溜めと金持ちは溜まるほど汚い(はきだめとかねもちはたまるほどきたない)
- 掃き溜めに鶴(はきだめにつる)
「横」を含むことわざ
- 蟹の横這い(かにのよこばい)
- 首を横に振る(くびをよこにふる)
- 正直貧乏、横着栄耀(しょうじきびんぼう、おうちゃくえよう)
- 縦の物を横にもしない(たてのものをよこにもしない)
- 下手の横好き(へたのよこずき)
- 横板に雨垂れ(よこいたにあまだれ)
- 横紙破り(よこがみやぶり)
- 横車を押す(よこぐるまをおす)
- 横手を打つ(よこでをうつ)
- 横になる(よこになる)
- 横の物を縦にもしない(よこのものをたてにもしない)
- 横目を使う(よこめをつかう)
- 横槍を入れる(よこやりをいれる)
- 横を向く(よこをむく)
「才」を含むことわざ
- 青二才(あおにさい)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 螻蛄才(けらざい)
- 才余りありて識足らず(さいあまりありてしきたらず)
- 才子、才に倒れる(さいし、さいにたおれる)
- 才に走る(さいにはしる)
- 七歩の才(しちほのさい)
- 如才がない(じょさいがない)
- 如才ない(じょさいない)
- 天才とは一パーセントの霊感と九十九パーセントの汗である(てんさいとはいちぱーせんとのれいかんときゅうじゅうきゅうぱーせんとのあせである)
- 十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人(とおでしんどう、じゅうごでさいし、はたちすぎればただのひと)
- 柳絮の才(りゅうじょのさい)