難波の葦は伊勢の浜荻とは
難波の葦は伊勢の浜荻
なにわのあしはいせのはまおぎ
言葉 | 難波の葦は伊勢の浜荻 |
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読み方 | なにわのあしはいせのはまおぎ |
意味 | 物の呼び名、風俗、習慣などは、地方によって異なるというたとえ。
難波では「葦(あし)」と呼んでいる植物を、伊勢では「浜荻(はまおぎ)」と呼ぶとの意から。 |
類句 | 所変われば品変わる(ところかわればしなかわる) |
使用漢字 | 難 / 波 / 葦 / 伊 / 勢 / 浜 / 荻 |
「難」を含むことわざ
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)
- 色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)
- 曰く言い難し(いわくいいがたし)
- 謂われを聞けば有難や(いわれをきけばありがたや)
- 縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)
- 難きを先にし、獲るを後にす(かたきをさきにし、うるをのちにす)
- 噛み合う犬は呼び難し(かみあういぬはよびがたし)
- 艱難、汝を玉にす(かんなん、なんじをたまにす)
- 兄たり難く、弟たり難し(けいたりがたく、ていたりがたし)
- 故郷忘じ難し(こきょうぼうじがたし)
- 孤掌鳴らし難し(こしょうならしがたし)
- 災難なら畳の上でも死ぬ(さいなんならたたみのうえでもしぬ)
- 災難の先触れはない(さいなんのさきぶれはない)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 材、大なれば用を為し難し(ざい、だいなればようをなしがたし)
- 至難の業(しなんのわざ)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 師走女房難つけな(しわすにょうぼうなんつけな)
- 女子と小人とは養い難し(じょしとしょうじんとはやしないがたし)
- 女子と小人は養い難し(じょしとしょうじんはやしないがたし)
- 人生行路難し(じんせいこうろかたし)
- 生は難く、死は易し(せいはかたく、しはやすし)
- 創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
- 時は得難くして失い易し(ときはえがたくしてうしないやすし)
- 難癖を付ける(なんくせをつける)
- 難産、色に懲りず(なんざん、いろにこりず)
- 難色を示す(なんしょくをしめす)
「波」を含むことわざ
- 浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
- 浅瀬に徒波(あさせにあだなみ)
- 荒波に揉まれる(あらなみにもまれる)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
- 秋波(しゅうは)
- 秋波を送る(しゅうはをおくる)
- 白波(しらなみ)
- 弖爾波が合わない(てにはがあわない)
- 弖爾乎波が合わない(てにをはがあわない)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
- 波風が絶えない(なみかぜがたえない)
- 波風が立つ(なみかぜがたつ)
- 波に千鳥(なみにちどり)
- 波に乗る(なみにのる)
- 平地に波瀾を起こす(へいちにはらんをおこす)
- ぽつぽつ三年、波八年(ぽつぽつさんねん、なみはちねん)
- 寄る年波には勝てぬ(よるとしなみにはかてぬ)
「葦」を含むことわざ
- 葦を啣む雁(あしをふくむかり)
- 考える葦(かんがえるあし)
- 難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
- 人間は考える葦である(にんげんはかんがえるあしである)
- 葦の髄から天井を覗く(よしのずいからてんじょうをのぞく)
「伊」を含むことわざ
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 遠慮ひだるし伊達寒し(えんりょひだるしだてさむし)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 賢者ひだるし、伊達寒し(けんじゃひだるし、だてさむし)
- 伊達の薄着(だてのうすぎ)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 伊達の素足も貧から起こる(だてのすあしもひんからおこる)
「勢」を含むことわざ
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 騎虎の勢い(きこのいきおい)
- 旭日昇天の勢い(きょくじつしょうてんのいきおい)
- 虚勢を張る(きょせいをはる)
- 決河の勢い(けっかのいきおい)
- 姿勢を正す(しせいをただす)
- 多勢に無勢(たぜいにぶぜい)
- 脱兎の勢い(だっとのいきおい)
- 飛ぶ鳥を落とす勢い(とぶとりをおとすいきおい)
- 破竹の勢い(はちくのいきおい)
- 日の出の勢い(ひのでのいきおい)
- 余勢を駆る(よせいをかる)
「浜」を含むことわざ
- 率土の浜(そっとのひん)
- 難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)
- 浜の真砂(はまのまさご)
- 普天の下、率土の浜(ふてんのもと、そっとのひん)
「荻」を含むことわざ
- 難波の葦は伊勢の浜荻(なにわのあしはいせのはまおぎ)