舟は帆任せ、帆は風任せとは
舟は帆任せ、帆は風任せ
ふねはほまかせ、ほはかぜまかせ
言葉 | 舟は帆任せ、帆は風任せ |
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読み方 | ふねはほまかせ、ほはかぜまかせ |
意味 | すべてを成り行きにまかせるしかない状態、また成り行きに任せたほうがうまくいくというたとえ。
帆掛け船は帆任せ、帆は風任せで進むとの意から。 |
使用漢字 | 舟 / 帆 / 任 / 風 |
「舟」を含むことわざ
- 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)
- 車は海へ舟は山(くるまはうみへふねはやま)
- 剣を落として舟を刻む(けんをおとしてふねをきざむ)
- 刻舟(こくしゅう)
- 高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
- 助け舟を出す(たすけぶねをだす)
- 同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
- 呑舟の魚(どんしゅうのうお)
- 舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
- 舟に刻して剣を求む(ふねにこくしてけんをもとむ)
- 舟は船頭に任せよ(ふねはせんどうにまかせよ)
「帆」を含むことわざ
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- 追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
- 順風に帆を上げる(じゅんぷうにほをあげる)
- 船は帆でもつ、帆は船でもつ(ふねはほでもつ、ほはふねでもつ)
- 帆掛け船に艪を押す(ほかけぶねにろをおす)
「任」を含むことわざ
- 足に任せる(あしにまかせる)
- あなた任せ(あなたまかせ)
- 運を天に任せる(うんをてんにまかせる)
- 思うに任せない(おもうにまかせない)
- 口に任せる(くちにまかせる)
- 任重くして道遠し(にんおもくしてみちとおし)
- 筆に任せる(ふでにまかせる)
- 舟は船頭に任せよ(ふねはせんどうにまかせよ)
- 身を任せる(みをまかせる)
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 嬶天下にからっ風(かかあでんかにからっかぜ)
- 風穴を開ける(かざあなをあける)
- 風上に置けない(かざかみにおけない)
- 風上にも置けない(かざかみにもおけない)