能書筆を択ばずとは
能書筆を択ばず
のうしょふでをえらばず
言葉 | 能書筆を択ばず |
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読み方 | のうしょふでをえらばず |
意味 | 書にすぐれた人は筆のよしあしに関係なく、どんな筆を使ってもすぐれた字を書くということ。 |
類句 | 弘法筆を択ばず |
良工は材を択ばず(りょうこうはざいをえらばず) | |
使用語彙 | 能書 |
使用漢字 | 能 / 書 / 筆 / 択 |
「能」を含むことわざ
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 効能書きの読めぬ所に効能あり(こうのうがきのよめぬところにこうのうあり)
- 駟馬も追う能ず(しばもおうあたわず)
- 敵は本能寺にあり(てきはほんのうじにあり)
- 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)
- 能書きの読めぬ所に効き目あり(のうがきのよめぬところにききめあり)
- 能書きを垂れる(のうがきをたれる)
- 能書きを並べる(のうがきをならべる)
- 能事畢る(のうじおわる)
- 能なし犬は昼吠える(のうなしいぬはひるほえる)
- 能なしの口叩き(のうなしのくちたたき)
- 不可能という言葉は我が辞書にはない(ふかのうということばはわがじしょにはない)
- 学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)
- 余の辞書には不可能という言葉はない(よのじしょにはふかのうということばはない)
「書」を含むことわざ
- 頭搔くか字を書くか(あたまかくかじをかくか)
- 急ぎの文は静かに書け(いそぎのふみはしずかにかけ)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 書いた物が物を言う(かいたものがものをいう)
- 顔に書いてある(かおにかいてある)
- 家書万金に抵る(かしょばんきんにあたる)
- 雁書(がんしょ)
- 効能書きの読めぬ所に効能あり(こうのうがきのよめぬところにこうのうあり)
- 尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず)
- 尽く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
- 手書きあれども文書きなし(てかきあれどもふみかきなし)
- 唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
- 読書百遍、意、自ずから通ず(どくしょひゃっぺん、い、おのずからつうず)
- 読書百遍、義、自ずから見る(どくしょひゃっぺん、ぎ、おのずからあらわる)
- 能書きの読めぬ所に効き目あり(のうがきのよめぬところにききめあり)
- 能書きを垂れる(のうがきをたれる)
- 能書きを並べる(のうがきをならべる)
- 白面の書生(はくめんのしょせい)
- 恥の上書き(はじのうわがき)
- 不可能という言葉は我が辞書にはない(ふかのうということばはわがじしょにはない)
- 文は遣りたし書く手は持たず(ふみはやりたしかくてはもたず)
- 文は遣りたし書く手は持たぬ(ふみはやりたしかくてはもたぬ)
- 学ぶ門に書来る(まなぶかどにふみきたる)
- 余の辞書には不可能という言葉はない(よのじしょにはふかのうということばはない)
「筆」を含むことわざ
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
- 一筆入れる(いっぴついれる)
- 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)
- 弘法筆を択ばず(こうぼうふでをえらばず)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)
- 朱筆を入れる(しゅひつをいれる)
- 春秋の筆法(しゅんじゅうのひっぽう)
- 墨は餓鬼に磨らせ筆は鬼にとらせよ(すみはがきにすらせふではおににとらせよ)
- 椽大の筆(てんだいのふで)
- 禿筆を呵す(とくひつをかす)
- 筆舌に尽くし難い(ひつぜつにつくしがたい)
- 筆が立つ(ふでがたつ)
- 筆に任せる(ふでにまかせる)
- 筆を入れる(ふでをいれる)
- 筆を擱く(ふでをおく)
- 筆を起こす(ふでをおこす)
- 筆を折る(ふでをおる)
- 筆を加える(ふでをくわえる)
- 筆を染める(ふでをそめる)
- 筆を執る(ふでをとる)
- 筆を揮う(ふでをふるう)