光を和らげ塵に同ずとは
光を和らげ塵に同ず
ひかりをやわらげちりにどうず
言葉 | 光を和らげ塵に同ず |
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読み方 | ひかりをやわらげちりにどうず |
意味 | 才能や学徳を隠して、俗世で目立たないように暮らすこと。また、仏や菩薩が衆生を救うために、本来の姿を隠して、塵のような俗世に現れること。
「和光同塵」ともいう。 |
出典 | 『老子』 |
使用語彙 | 塵 |
使用漢字 | 光 / 和 / 塵 / 同 |
「光」を含むことわざ
- 阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
- 阿弥陀の光も銭次第(あみだのひかりもぜにしだい)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 親の光は七光り(おやのひかりはななひかり)
- 金の光は阿弥陀ほど(かねのひかりはあみだほど)
- 金の光は七光(かねのひかりはななひかり)
- 眼光、紙背に徹す(がんこう、しはいにてっす)
- 眼光紙背に徹る(がんこうしはいにとおる)
- 脚光を浴びる(きゃっこうをあびる)
- 光陰、矢の如し(こういん、やのごとし)
- 光陰に関守なし(こういんにせきもりなし)
- 光陰人を待たず(こういんひとをまたず)
- 光彩を放つ(こうさいをはなつ)
- 後光より台座が高くつく(ごこうよりだいざがたかくつく)
- 曙光を見出す(しょこうをみいだす)
- 玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)
- 使っている鍬は光る(つかっているくわはひかる)
- 灯滅せんとして光を増す(とうめっせんとしてひかりをます)
- 七光(ななひかり)
- 七光り(ななひかり)
- 日光を見ずして結構と言うな(にっこうをみずしてけっこうというな)
- 光るほど鳴らぬ(ひかるほどならぬ)
- 仏の光より金の光(ほとけのひかりよりかねのひかり)
- 目が光る(めがひかる)
- 瑠璃も玻璃も照らせば光る(るりもはりもてらせばひかる)
「和」を含むことわざ
- 秋日和半作(あきびよりはんさく)
- 和氏の璧(かしのたま)
- 和氏の璧(かしのへき)
- 金の貸し借りは不和の基(かねのかしかりはふわのもと)
- 金の貸し借り不和の基(かねのかしかりふわのもと)
- 琴瑟相和す(きんしつあいわす)
- 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
- 心安いは不和の基(こころやすいはふわのもと)
- 衣ばかりで和尚はできぬ(ころもばかりでおしょうはできぬ)
- 地の利は人の和に如かず(ちのりはひとのわにしかず)
- 天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず(てんのときはちのりにしかず、ちのりはひとのわにしかず)
- 納所から和尚(なっしょからおしょう)
- 端から和尚はない(はなからおしょうはない)
- 待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)
- 待てば甘露の日和あり(まてばかんろのひよりあり)
- 和して同ぜず(わしてどうぜず)
- 和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)
「塵」を含むことわざ
- 歩く足には塵が付く(あるくあしにはちりがつく)
- お髭の塵を払う(おひげのちりをはらう)
- 風の前の塵(かぜのまえのちり)
- 金と塵は積もるほど汚い(かねとちりはつもるほどきたない)
- 後塵を拝する(こうじんをはいする)
- 大海は塵を択ばず(たいかいはちりをえらばず)
- 抱いた子の塵を食うを知らぬ(だいたこのちりをくうをしらぬ)
- 塵に立つ(ちりにたつ)
- 塵に継ぐ(ちりにつぐ)
- 塵に同ず(ちりにどうず)
- 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
- 塵を出ず(ちりをいず)
- 塵を絶つ(ちりをたつ)
- 塵を望んで拝す(ちりをのぞんではいす)
- 塵を捻る(ちりをひねる)
- 塵を結んでも志(ちりをむすんでもこころざし)
- 微塵もない(みじんもない)
「同」を含むことわざ
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- いとこ同士は鴨の味(いとこどうしはかものあじ)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 落ちれば同じ谷川の水(おちればおなじたにがわのみず)
- 落つれば同じ谷川の水(おつればおなじたにがわのみず)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 同じ穴の狸(おなじあなのたぬき)
- 同じ穴の狐(おなじあなのむじな)
- 同じ穴の貉(おなじあなのむじな)
- 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
- 同じ羽の鳥は集まるものだ(おなじはねのとりはあつまるものだ)
- 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
- 形影相同じ(けいえいあいおなじ)
- 堅白同異の弁(けんぱくどういのべん)
- 下駄も阿弥陀も同じ木の切れ(げたもあみだもおなじきのきれ)
- 下駄も仏も同じ木の切れ(げたもほとけもおなじきのきれ)
- 小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
- 汁を吸うても同罪(しるをすうてもどうざい)
- 人心の同じからざるは其の面の如し(じんしんのおなじからざるはそのおもてのごとし)
- 好いた同士は泣いても連れる(すいたどうしはないてもつれる)
- 田歩くも畔歩くも同じ(たあるくもくろあるくもおなじ)
- 田から行くも畦から行くも同じ事(たからいくもあぜからいくもおなじこと)
- 田を行くも畦を行くも同じ(たをいくもあぜをいくもおなじ)
- 男女七歳にして席を同じゅうせず(だんじょしちさいにしてせきをおなじゅうせず)
- 塵に同ず(ちりにどうず)
- 同気相求む(どうきあいもとむ)
- 同気相求める(どうきあいもとめる)
- 同舟相救う(どうしゅうあいすくう)
- 同日の談ではない(どうじつのだんではない)
- 同日の談にあらず(どうじつのだんにあらず)