非学者、論に負けずとは
非学者、論に負けず
ひがくしゃ、ろんにまけず
言葉 | 非学者、論に負けず |
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読み方 | ひがくしゃ、ろんにまけず |
意味 | 無学な者は道理を知らず、がむしゃらに自分の説を主張してなかなか議論に負けない。だから道理のわからない者を相手に議論しても意味がないということ。 |
使用語彙 | 学者 / 負け |
使用漢字 | 非 / 学 / 者 / 論 / 負 |
「非」を含むことわざ
- 神は非礼を享けず(かみはひれいをうけず)
- 神は非礼を受けず(かみはひれいをうけず)
- 千金の裘は一狐の腋に非ず(せんきんのきゅうはいっこのえきにあらず)
- 是が非でも(ぜがひでも)
- 是非に及ばず(ぜひにおよばず)
- 是非は道によって賢し(ぜひはみちによってかしこし)
- 是非も無い(ぜひもない)
- 大廈の倒れんとするは一木の支うる所に非ず(たいかのたおれんとするはいちぼくのささうるところにあらず)
- 天勾践を空しゅうすること莫れ、時に范蠡なきにしも非ず(てんこうせんをむなしゅうすることなかれ、ときにはんれいなきにしもあらず)
- 天道、是か非か(てんどう、ぜかひか)
- 無きにしも非ず(なきにしもあらず)
- 似て非なり(にてひなり)
- 似て非なる(にてひなる)
- 似て非なるもの(にてひなるもの)
- 白馬馬に非ず(はくばうまにあらず)
- 白馬は馬に非ず(はくばはうまにあらず)
- 白馬非馬論(はくばひばろん)
- 人、木石に非ず(ひと、ぼくせきにあらず)
- 百戦百勝は善の善なる者に非ず(ひゃくせんひゃくしょうはぜんのぜんなるものにあらず)
- 非力十倍、欲力五倍(ひりきじゅうばい、よくりきごばい)
- 理が非でも(りがひでも)
- 理が非になる(りがひになる)
- 理に勝って非に落ちる(りにかってひにおちる)
- 我が心石に非ず、転ずべからず(わがこころいしにあらず、てんずべからず)
- 我が心石に非ず、転ずべからず(わがこころいしにあらず、まろばずべからず)
- 我を非として当う者は吾が師なり(われをひとしてむかうものはわがしなり)
「学」を含むことわざ
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 教うるは学ぶの半ば(おしうるはまなぶのなかば)
- 勧学院の雀は蒙求を囀る(かんがくいんのすずめはもうぎゅうをさえずる)
- 学者の取った天下なし(がくしゃのとったてんかなし)
- 学者むしゃくしゃ(がくしゃむしゃくしゃ)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 学を好むは、知に近し(がくをこのむは、ちにちかし)
- 幾何学に王道なし(きかがくにおうどうなし)
- 聞かぬ事は後学にならず(きかぬことはこうがくにならず)
- 口耳の学(こうじのがく)
- 志学(しがく)
- 芝居は一日の早学問(しばいはいちにちのはやがくもん)
- 芝居は無筆の早学問(しばいはむひつのはやがくもん)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 顰みを学ぶ(ひそみをまなぶ)
- 学びて思わざれば則ち罔し(まなびておもわざればすなわちくらし)
- 学びて時に之を習う亦説ばしからずや(まなびてときにこれをならうまたよろこばしからずや)
- 学ぶ門に書来る(まなぶかどにふみきたる)
- 学ぶに暇あらずと謂う者は暇ありと雖も亦学ぶ能わず(まなぶにいとまあらずというものはいとまありといえどもまたまなぶあたわず)
- 学ぶのに年をとり過ぎたということはない(まなぶのにとしをとりすぎたということはない)
- 耳学問(みみがくもん)
- よく学べよく遊べ(よくまなべよくあそべ)
「者」を含むことわざ
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- 医者の薬も匙加減(いしゃのくすりもさじかげん)
- 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
- 医者の只今(いしゃのただいま)
- 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
- 医者よ自らを癒せ(いしゃよみずからをいやせ)
- 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
- 居ない者貧乏(いないものびんぼう)
- 色気と痔の気のない者はない(いろけとじのけのないものはない)
- 自惚れと瘡気のない者はない(うぬぼれとかさけのないものはない)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- えせ者の空笑い(えせもののそらわらい)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 奢る者は心常に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- 愚か者に福あり(おろかものにふくあり)
- 女は己を説ぶ者のために容づくる(おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
「論」を含むことわざ
- 犬に論語(いぬにろんご)
- 机上の空論(きじょうのくうろん)
- 大功を論ずる者は小過を録せず(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)
- 同日の論ではない(どうじつのろんではない)
- 同日の論にあらず(どうじつのろんにあらず)
- 白馬非馬論(はくばひばろん)
- 百年論定まる(ひゃくねんろんさだまる)
- 論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず)
- 論陣を張る(ろんじんをはる)
- 論に負けても実に勝つ(ろんにまけてもじつにかつ)
- 論に負けても理に勝つ(ろんにまけてもりにかつ)
- 論より証拠(ろんよりしょうこ)
- 論を俟たない(ろんをまたない)
「負」を含むことわざ
- 負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
- 負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ)
- 負うた子を三年捜す(おうたこをさんねんさがす)
- 負うた子を三年探す(おうたこをさんねんさがす)
- 負ぶえば抱かりょう(おぶえばだかりょう)
- 負ぶえば抱かろう(おぶえばだかろう)
- 負わず借らずに子三人(おわずからずにこさんにん)
- 負んぶすれば抱っこ(おんぶすればだっこ)
- 勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
- 勝つも負けるも運次第(かつもまけるもうんしだい)
- 勝つも負けるも時の運(かつもまけるもときのうん)
- 勝てば官軍、負ければ賊軍(かてばかんぐん、まければぞくぐん)
- 鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
- 笈を負う(きゅうをおう)
- 喧嘩に負けて妻の面を張る(けんかにまけてつまのつらをはる)
- 碁で負けたら将棋で勝て(ごでまけたらしょうぎでかて)
- 皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう)
- 師匠のはな負け(ししょうのはなまけ)
- 始末に負えない(しまつにおえない)
- 背負い投げを食う(しょいなげをくう)
- 勝負は時の運(しょうぶはときのうん)
- 勝負は時のはずみ(しょうぶはときのはずみ)
- 背負って立つ(しょってたつ)
- 相撲に勝って勝負に負ける(すもうにかってしょうぶにまける)
- 相撲に負けて妻の面張る(すもうにまけてつまのつらはる)
- 背負い投げを食う(せおいなげをくう)
- 責めを負う(せめをおう)
- 抱かさせば負ぶさる(だかさせばおぶさる)
- 手に負えない(てにおえない)