吝ん坊の柿の種とは
吝ん坊の柿の種
しわんぼうのかきのたね
言葉 | 吝ん坊の柿の種 |
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読み方 | しわんぼうのかきのたね |
意味 | けちな人は、どんなつまらない物でも惜しがって手離さないことのたとえ。
「吝ん坊」は、けちん坊。けちん坊は何の値打ちも無い柿の種さえも惜しがるとの意から。 |
使用語彙 | 柿 |
使用漢字 | 吝 / 坊 / 柿 / 種 |
「吝」を含むことわざ
- 倹約と吝嗇は水仙と葱(けんやくとけちはすいせんとねぎ)
- 吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
「坊」を含むことわざ
- 朝寝坊の宵っ張り(あさねぼうのよいっぱり)
- 洗い髪にはおじ坊主が惚れる(あらいがみにはおじぼうずがほれる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
- しつこい坊主に檀那がない(しつこいぼうずにだんながない)
- 吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
- 譬えに嘘なし坊主に毛なし(たとえにうそなしぼうずにけなし)
- 寺から出れば坊主(てらからでればぼうず)
- 木偶の坊(でくのぼう)
- 坊主捨て置け医者大事(ぼうずすておけいしゃだいじ)
- 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)
- 坊主の鉢巻き(ぼうずのはちまき)
- 坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし)
- 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)
- 坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)
- 病め医者死ね坊主(やめいしゃしねぼうず)
- 湯上りにはおじ坊主が惚れる(ゆあがりにはおじぼうずがほれる)
- 宵っ張りの朝寝坊(よいっぱりのあさねぼう)
「柿」を含むことわざ
- 青柿が熟柿弔う(あおがきがじゅくしとむらう)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
- 渋柿の長持ち(しぶがきのながもち)
- 貧乏柿の核沢山(びんぼうがきのさねだくさん)
- 桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)
「種」を含むことわざ
- 商いは草の種(あきないはくさのたね)
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- 嘘にも種が要る(うそにもたねがいる)
- 王侯将相寧んぞ種あらんや(おうこうしょうしょういずくんぞしゅあらんや)
- 苦は楽の種(くはらくのたね)
- けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
- 下種の後思案(げすのあとじあん)
- 下種の後知恵(げすのあとぢえ)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 下種の勘ぐり(げすのかんぐり)
- 下種の口に戸は立てられぬ(げすのくちにとはたてられぬ)
- 下種の逆恨み(げすのさかうらみ)
- 下種の謗り食い(げすのそしりぐい)
- 下種は槌で使え(げすはつちでつかえ)
- 権兵衛が種蒔きゃ烏がほじくる(ごんべえがたねまきゃからすがほじくる)
- 癪の種(しゃくのたね)
- 商売は草の種(しょうばいはくさのたね)
- 頭痛の種(ずつうのたね)
- 種が割れる(たねがわれる)
- 種を明かす(たねをあかす)
- 種を蒔く(たねをまく)
- 種を宿す(たねをやどす)
- 長口上は欠伸の種(ながこうじょうはあくびのたね)
- 生業は草の種(なりわいはくさのたね)
- 夫婦喧嘩は貧乏の種蒔き(ふうふげんかはびんぼうのたねまき)
- 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
- 身過ぎは草の種(みすぎはくさのたね)
- 世渡りは草の種(よわたりはくさのたね)
- 楽は苦の種、苦は楽の種(らくはくのたね、くはらくのたね)