逢うた時に笠を脱げとは
逢うた時に笠を脱げ
おうたときにかさをぬげ
言葉 | 逢うた時に笠を脱げ |
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読み方 | おうたときにかさをぬげ |
意味 | 知り合いに会った時は、まず挨拶をしなさいということ。
礼儀の大切さを説いた教え。 |
異形 | 会うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ) |
会った時は笠を脱げ(あったときはかさをぬげ) | |
類句 | 門に入らば笠を脱げ(もんにいらばかさをぬげ) |
使用漢字 | 逢 / 時 / 笠 / 脱 / 会 |
「逢」を含むことわざ
- 逢い戻りは鴨の味(あいもどりはかものあじ)
- 逢うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 逢うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
「時」を含むことわざ
- 挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- ある時は米の飯(あるときはこめのめし)
- ある時払いの催促なし(あるときばらいのさいそくなし)
- いざという時(いざというとき)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 何時にない(いつにない)
- 今を時めく(いまをときめく)
- 飢えたる時は食を択ばず(うえたるときはしょくをえらばず)
- 往時渺茫としてすべて夢に似たり(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
- 蛙の目借り時(かえるのめかりどき)
- 勝つも負けるも時の運(かつもまけるもときのうん)
- 悲しい時は身一つ(かなしいときはみひとつ)
- 叶わぬ時には親を出せ(かなわぬときにはおやをだせ)
- 叶わぬ時の神頼み(かなわぬときのかみだのみ)
- 借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお)
- 借りる時の地蔵顔、済す時の閻魔顔(かりるときのじぞうがお、なすときのえんまがお)
- 彼も一時、此れも一時(かれもいちじ、これもいちじ)
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
- 気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
- 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
- 草木も眠る丑三つ時(くさきもねむるうしみつどき)
- 苦しい時には親を出せ(くるしいときにはおやをだせ)
- 苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)
- 苦しい時は鼻をも削ぐ(くるしいときははなをもそぐ)
「笠」を含むことわざ
- 姉は菅笠、妹とは日傘(あねはすげがさ、いもとはひがさ)
- 雨晴れて笠を忘る(あめはれてかさをわする)
- 雨晴れて笠を忘れる(あめはれてかさをわすれる)
- 笠に着る(かさにきる)
- 笠の台が飛ぶ(かさのだいがとぶ)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさひとがい)
- 月に雨笠日笠なし(つきにあまがさひがさなし)
- 遠目、山越し、笠の内(とおめ、やまごし、かさのうち)
- 冬編笠に夏頭巾(ふゆあみがさになつずきん)
- 門に入らば笠を脱げ(もんにいらばかさをぬげ)
- 夜目、遠目、笠の内(よめ、とおめ、かさのうち)
- 若木の下で笠を脱げ(わかぎのしたでかさをぬげ)
- 我が物と思えば軽し笠の雪(わがものとおもえばかるしかさのゆき)
「脱」を含むことわざ
- 穎脱(えいだつ)
- 片肌脱ぐ(かたはだぬぐ)
- 兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)
- 冑を脱ぐ(かぶとをぬぐ)
- 裃を脱ぐ(かみしもをぬぐ)
- 旧套を脱する(きゅうとうをだっする)
- 虎口を脱する(ここうをだっする)
- シャッポを脱ぐ(しゃっぽをぬぐ)
- 手套を脱す(しゅとうをだっす)
- 脱兎の勢い(だっとのいきおい)
- 脱兎の如し(だっとのごとし)
- 始めは処女の如く後は脱兎の如し(はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし)
- 一肌脱ぐ(ひとはだぬぐ)
- 諸肌を脱ぐ(もろはだをぬぐ)
- 門に入らば笠を脱げ(もんにいらばかさをぬげ)
- 若木の下で笠を脱げ(わかぎのしたでかさをぬげ)
- 草鞋を脱ぐ(わらじをぬぐ)
「会」を含むことわざ
- 会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
- 会わす顔がない(あわすかおがない)
- 会わせる顔がない(あわせるかおがない)
- 一堂に会する(いちどうにかいする)
- 遠慮会釈なく(えんりょえしゃくなく)
- 遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
- 会稽の恥(かいけいのはじ)
- 会稽の恥を雪ぐ(かいけいのはじをすすぐ)
- 会心の笑みをもらす(かいしんのえみをもらす)
- 今度と化け物には行き会った事がない(こんどとばけものにはいきあったことがない)
- 碁打ち親の死に目に会わぬ(ごうちおやのしにめにあわぬ)
- 社会の木鐸(しゃかいのぼくたく)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 地獄で仏に会う(じごくでほとけにあう)
- 地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)
- 千里の馬も伯楽に会わず(せんりのうまもはくらくにあわず)