快刀、乱麻を断つとは
快刀、乱麻を断つ
かいとう、らんまをたつ
言葉 | 快刀、乱麻を断つ |
---|---|
読み方 | かいとう、らんまをたつ |
意味 | 込み入ってどうにもならない問題などを、鮮やかに解決することのたとえ。
「快刀」はよく切れる刀、「乱麻」はもつれた麻糸のこと。 切れ味のよい刀で、もつれた麻糸をすぱっと切るとの意から。 略して「快刀乱麻」ともいう。 |
使用語彙 | 快刀 / 乱麻 |
使用漢字 | 快 / 刀 / 乱 / 麻 / 断 |
「快」を含むことわざ
- 快哉を叫ぶ(かいさいをさけぶ)
- 快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
「刀」を含むことわざ
- えせ侍の刀弄り(えせざむらいのかたないじり)
- 押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
- 返す刀(かえすかたな)
- 刀折れ矢尽きる(かたなおれやつきる)
- 剃刀の刃渡り(かみそりのはわたり)
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 太刀打ちができない(たちうちができない)
- 太刀打ちできない(たちうちできない)
- 短気は身を亡ぼす腹切り刀(たんきはみをほろぼすはらきりかたな)
- 伝家の宝刀(でんかのほうとう)
- 伝家の宝刀を抜く(でんかのほうとうをぬく)
- 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん)
- 抜かぬ太刀の高名(ぬかぬたちのこうみょう)
- 弁慶に薙刀(べんけいになぎなた)
- 三つ子に剃刀(みつごにかみそり)
- 昔の剣、今の菜刀(むかしのつるぎ、いまのながたな)
- 弓は袋に太刀は鞘(ゆみはふくろにたちはさや)
- 我が刀で首切る(わがかたなでくびきる)
「乱」を含むことわざ
- 一糸乱れず(いっしみだれず)
- 一糸も乱れない(いっしもみだれない)
- 胡乱の沙汰(うろんのさた)
- 鬼の霍乱(おにのかくらん)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 髪結いの乱れ髪(かみゆいのみだれがみ)
- 国乱れて忠臣見る(くにみだれてちゅうしんあらわる)
- 心が乱れる(こころがみだれる)
- 心を乱す(こころをみだす)
- 酒極って乱となる(さけきわまってらんとなる)
- 算を乱す(さんをみだす)
- 治に居て乱を忘れず(ちにいてらんをわすれず)
- 乱世の英雄(らんせのえいゆう)
- 礼に始まり、乱に終わる(れいにはじまり、らんにおわる)
「麻」を含むことわざ
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 麻に連るる蓬(あさにつるるよもぎ)
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
- 胡麻を擂る(ごまをする)
- 麻中の蓬(まちゅうのよもぎ)
「断」を含むことわざ
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
- 餓鬼の断食(がきのだんじき)
- 禁断の木の実(きんだんのこのみ)
- 乞食の断食(こじきのだんじき)
- 断機の戒め(だんきのいましめ)
- 断機の教え(だんきのおしえ)
- 断錦(だんきん)
- 断金(だんきん)
- 断金の契り(だんきんのちぎり)
- 断金の交わり(だんきんのまじわり)
- 断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
- 断腸(だんちょう)
- 断腸の思い(だんちょうのおもい)
- 断末魔(だんまつま)
- 断を下す(だんをくだす)
- 馳走終わらば油断すな(ちそうおわらばゆだんすな)
- ちょっと来いに油断すな(ちょっとこいにゆだんすな)
- 肉を切らせて骨を断つ(にくをきらせてほねをたつ)
- 根を断ちて葉を枯らす(ねをたちてはをからす)
- 根を断つ(ねをたつ)
- 葉を欠いて根を断つ(はをかいてねをたつ)
- 褒める人には油断すな(ほめるひとにはゆだんすな)
- 孟母断機の戒め(もうぼだんきのいましめ)
- 孟母断機の教え(もうぼだんきのおしえ)
- 予断を許さない(よだんをゆるさない)
- 壟断(ろうだん)