灯台下暗しとは
灯台下暗し
とうだいもとくらし
言葉 | 灯台下暗し |
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読み方 | とうだいもとくらし |
意味 | 身近なことはかえってわかりにくいたとえ。「灯台」は、燭台のこと。まわりを明るくてらすが燭台のすぐ下は陰になって暗いことから。 |
類句 | 近くて見えぬは睫(ちかくてみえぬはまつげ) |
使用語彙 | 灯台 |
使用漢字 | 灯 / 台 / 下 / 暗 |
「灯」を含むことわざ
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 傘と提灯は戻らぬつもりで貸せ(かさとちょうちんはもどらぬつもりでかせ)
- 暮れぬ先の提灯(くれぬさきのちょうちん)
- 紅灯の巷(こうとうのちまた)
- 長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)
- 提灯で餅を搗く(ちょうちんでもちをつく)
- 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
- 提灯持ち(ちょうちんもち)
- 提灯持ち川へはまる(ちょうちんもちかわへはまる)
- 提灯持ちは先に立て(ちょうちんもちはさきにたて)
- 提灯を持つ(ちょうちんをもつ)
- 月の前の灯(つきのまえのともしび)
- 月夜に提灯(つきよにちょうちん)
- 月夜に提灯も外聞(つきよにちょうちんもがいぶん)
- 灯火親しむべし(とうかしたしむべし)
- 灯心で竹の根を掘る(とうしんでたけのねをほる)
- 灯明で尻を焙る(とうみょうでしりをあぶる)
- 灯滅せんとして光を増す(とうめっせんとしてひかりをます)
- 盗人の提灯持ち(ぬすびとのちょうちんもち)
- 貧者の一灯(ひんじゃのいっとう)
- 風前の灯(ふうぜんのともしび)
- 風前の灯火(ふうぜんのともしび)
- 闇夜の提灯(やみよのちょうちん)
- 闇夜の灯火(やみよのともしび)
「台」を含むことわざ
- 大台に乗る(おおだいにのる)
- 笠の台が飛ぶ(かさのだいがとぶ)
- 清水の舞台から飛び下りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 後光より台座が高くつく(ごこうよりだいざがたかくつく)
- 台風の目(たいふうのめ)
- 台所を預かる(だいどころをあずかる)
- 女房は台所から貰え(にょうぼうはだいどころからもらえ)
- 踏み台にする(ふみだいにする)
- 屋台が傾く(やたいがかたむく)
「下」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足下につけ込む(あしもとにつけこむ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足下にも及ばない(あしもとにもおよばない)
- 足下にも寄りつけない(あしもとにもよりつけない)
- 足下の明るいうち(あしもとのあかるいうち)
- 足下へも寄り付けない(あしもとへもよりつけない)
- 足下を固める(あしもとをかためる)
- 足下を見る(あしもとをみる)
- 頭が下がる(あたまがさがる)
- 頭を下げる(あたまをさげる)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- いつも柳の下に泥鰌はいない(いつもやなぎのしたにどじょうはいない)
- 上を下へ(うえをしたへ)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 屋下に屋を架す(おくかにおくをかす)
- 男を下げる(おとこをさげる)
- 重荷を下ろす(おもにをおろす)
- 嬶天下にからっ風(かかあでんかにからっかぜ)
- 頭を下ろす(かしらをおろす)
- 肩の荷が下りる(かたのにがおりる)
「暗」を含むことわざ
- 暗影を投じる(あんえいをとうじる)
- 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
- 暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 暗夜の礫(あんやのつぶて)
- お先真っ暗(おさきまっくら)
- 疑心、暗鬼を生ず(ぎしん、あんきをしょうず)
- 暗がりから牛(くらがりからうし)
- 暗がりから牛を引き出す(くらがりからうしをひきだす)
- 暗がりの牛(くらがりのうし)
- 暗がりの渋面(くらがりのじゅうめん)
- 暗闇から牛を引き出す(くらやみからうしをひきだす)
- 暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)
- 馬鹿と暗闇おっかない(ばかとくらやみおっかない)
- 明暗を分ける(めいあんをわける)
- 目の前が暗くなる(めのまえがくらくなる)
- 目の前が真っ暗になる(めのまえがまっくらになる)
- 夜明け前が一番暗い(よあけまえがいちばんくらい)