追風に帆を揚げるとは
追風に帆を揚げる
おいてにほをあげる
言葉 | 追風に帆を揚げる |
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読み方 | おいてにほをあげる |
意味 | 勢いに乗って物事が順調に進むたとえ。
追い風に帆を揚げれば船は早く進むことから。 「順風に帆を上げる」ともいう。 |
異形 | 順風に帆を上げる(じゅんぷうにほをあげる) |
類句 | 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる) |
流れに棹さす(ながれにさおさす) | |
使用語彙 | 揚げる / 上げる / 順風 |
使用漢字 | 追 / 風 / 帆 / 揚 / 順 / 上 |
「追」を含むことわざ
- 顎で蠅を追う(あごではえをおう)
- 頭の上の蠅も追えない(あたまのうえのはえもおえない)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
- 頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)
- 頭の蠅も追えない(あたまのはえもおえない)
- 跡を追う(あとをおう)
- 追い打ちを掛ける(おいうちをかける)
- 追い討ちを掛ける(おいうちをかける)
- 追い込みを掛ける(おいこみをかける)
- 追いつ追われつ(おいつおわれつ)
- 頤で蠅を追う(おとがいではえをおう)
- 己の頭の蠅を追え(おのれのあたまのはえをおえ)
- 稼ぐに追い付く貧乏無し(かせぐにおいつくびんぼうなし)
- 稼ぐに追い抜く貧乏神(かせぐにおいぬくびんぼうがみ)
- 稼ぐに貧乏追い付かず(かせぐにびんぼうおいつかず)
- 去る者は追わず(さるものはおわず)
- 去る者は追わず、来る者は拒まず(さるものはおわず、きたるものはこばまず)
- 駟馬も追う能ず(しばもおうあたわず)
- 辛抱に追い付く貧乏無し(しんぼうにおいつくびんぼうなし)
- 他の追随を許さない(たのついずいをゆるさない)
- 追従も世渡り(ついしょうもよわたり)
- 年を追う(としをおう)
- 泥棒に追い銭(どろぼうにおいせん)
- 長追いは無益(ながおいはむえき)
- 長追いは無用(ながおいはむよう)
- 二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)
- 盗人に追い銭(ぬすびとにおいせん)
- 猫を追うより皿を引け(ねこをおうよりさらをひけ)
- 人の蠅を追うより己の蠅を追え(ひとのはえをおうよりおのれのはえをおえ)
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 嬶天下にからっ風(かかあでんかにからっかぜ)
- 風穴を開ける(かざあなをあける)
- 風上に置けない(かざかみにおけない)
- 風上にも置けない(かざかみにもおけない)
「帆」を含むことわざ
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- 船は帆でもつ、帆は船でもつ(ふねはほでもつ、ほはふねでもつ)
- 舟は帆任せ、帆は風任せ(ふねはほまかせ、ほはかぜまかせ)
- 帆掛け船に艪を押す(ほかけぶねにろをおす)
「揚」を含むことわざ
- 揚げ足を取る(あげあしをとる)
- アドバルーンを揚げる(あどばるーんをあげる)
- 意気が揚がる(いきがあがる)
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 凱歌を揚げる(がいかをあげる)
- 気炎を揚げる(きえんをあげる)
- 鳶に油揚げを攫われる(とびにあぶらあげをさらわれる)
- 鳶に油揚げを攫われる(とんびにあぶらあげをさらわれる)
- 名を揚げる(なをあげる)
- 旗を揚げる(はたをあげる)
- 一旗揚げる(ひとはたあげる)
- 悠揚迫らず(ゆうようせまらず)
「順」を含むことわざ
- 風に順いて呼ぶ(かぜにしたがいてよぶ)
- 耳順(じじゅん)
- 順風に帆を上げる(じゅんぷうにほをあげる)
「上」を含むことわざ
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 上げ潮に乗る(あげしおにのる)
- 上げ膳据え膳(あげぜんすえぜん)
- 上げ膳に据え膳(あげぜんにすえぜん)
- 上げたり下げたり(あげたりさげたり)
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 梓に上す(あずさにのぼす)
- 頭押さえりゃ尻上がる(あたまおさえりゃしりあがる)
- 頭が上がらない(あたまがあがらない)
- 頭に血が上る(あたまにちがのぼる)
- 頭の上の蠅も追えない(あたまのうえのはえもおえない)
- 頭の上の蠅も追われぬ(あたまのうえのはえもおわれぬ)
- 頭の上の蠅を追え(あたまのうえのはえをおえ)
- アドバルーンを上げる(あどばるーんをあげる)
- 暗礁に乗り上げる(あんしょうにのりあげる)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 痛い上の針(いたいうえのはり)
- 痛む上に塩を塗る(いたむうえにしおをぬる)
- いやが上にも(いやがうえにも)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 上に立つ(うえにたつ)
- 上には上がある(うえにはうえがある)
- 上見ぬ鷲(うえみぬわし)
- 上を下へ(うえをしたへ)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 上を見れば方図がない(うえをみればほうずがない)
- うだつが上がらない(うだつがあがらない)
- うだつが上がらぬ(うだつがあがらぬ)