帯に短し、襷に長しとは
帯に短し、襷に長し
おびにみじかし、たすきにながし
言葉 | 帯に短し、襷に長し |
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読み方 | おびにみじかし、たすきにながし |
意味 | 中途半端で役に立たない物事のたとえ。
帯にするには短く、襷にするには長すぎて結局は使えないことから。 |
類句 | 次郎にも太郎にも足りぬ(じろうにもたろうにもたりぬ) |
使用漢字 | 帯 / 短 / 襷 / 長 |
「帯」を含むことわざ
- 帯に短し、襷に長し(おびにみじかし、たすきにながし)
- 五両で帯買うて三両で絎ける(ごりょうでおびこうてさんりょうでくける)
- 所帯を畳む(しょたいをたたむ)
- 所帯を持つ(しょたいをもつ)
- 熱気を帯びる(ねっきをおびる)
「短」を含むことわざ
- 芥子は気短に搔かせろ(からしはきみじかにかかせろ)
- 気が短い(きがみじかい)
- 芸術は長く、人生は短し(げいじゅつはながく、じんせいはみじかし)
- 尺も短き所あり、寸も長き所あり(しゃくもみじかきところあり、すんもながきところあり)
- 短気は損気(たんきはそんき)
- 短気は未練の初め(たんきはみれんのはじめ)
- 短気は未練の元(たんきはみれんのもと)
- 短気は身を亡ぼす腹切り刀(たんきはみをほろぼすはらきりかたな)
- 短兵急(たんぺいきゅう)
- 短を捨てて長を取る(たんをすててちょうをとる)
- 長所は短所(ちょうしょはたんしょ)
- 長い浮き世に短い命(ながいうきよにみじかいいのち)
- 長い月日に短い命(ながいつきひにみじかいいのち)
- 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
- 太く短く(ふとくみじかく)
「襷」を含むことわざ
- 帯に短し、襷に長し(おびにみじかし、たすきにながし)
「長」を含むことわざ
- 息が長い(いきがながい)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 命長ければ辱多し(いのちながければはじおおし)
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 風邪は百病の長(かぜはひゃくびょうのおさ)
- 奸知に長ける(かんちにたける)
- 気が長い(きがながい)
- 首を長くする(くびをながくする)
- 芸術は長く、人生は短し(げいじゅつはながく、じんせいはみじかし)
- 酒は百毒の長(さけはひゃくどくのちょう)
- 酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
- 渋柿の長持ち(しぶがきのながもち)
- 尺も短き所あり、寸も長き所あり(しゃくもみじかきところあり、すんもながきところあり)
- 沙弥から長老(しゃみからちょうろう)
- 沙弥から長老にはなれぬ(しゃみからちょうろうにはなれぬ)
- 尻が長い(しりがながい)
- 死んでの長者より生きての貧乏(しんでのちょうじゃよりいきてのびんぼう)
- 助長(じょちょう)
- 助長(じょちょう)
- せかせか貧乏、ゆっくり長者(せかせかびんぼう、ゆっくりちょうじゃ)
- 世故に長ける(せこにたける)
- 短を捨てて長を取る(たんをすててちょうをとる)
- 長広舌を振るう(ちょうこうぜつをふるう)
- 長広舌を揮う(ちょうこうぜつをふるう)
- 長袖よく舞い、多銭よく商う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくあきなう)
- 長袖よく舞い、多銭よく賈う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくかう)