鶏口となるも牛後となるなかれとは
鶏口となるも牛後となるなかれ
けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ
言葉 | 鶏口となるも牛後となるなかれ |
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読み方 | けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ |
意味 | たとえ小さな集団でもその頭になるほうが、大きな集団で人の尻についているよりもよいというたとえ。
「鶏口」は、鶏の口のことで小さな集団の長のたとえ。 「牛後」は、牛の尻のことで強大な者につき従って使われる者のたとえ。 略して「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」ともいう。 |
出典 | 『史記』蘇秦 |
類句 | 芋頭でも頭は頭(いもがしらでもかしらはかしら) |
使用語彙 | 鶏口 |
使用漢字 | 鶏 / 口 / 牛 / 後 |
「鶏」を含むことわざ
- 群鶏の一鶴(ぐんけいのいっかく)
- 鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)
- 鶏冠に来る(とさかにくる)
- どこの鶏も裸足(どこのとりもはだし)
- 鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん(にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん)
- 牝鶏晨す(ひんけいあしたす)
- 雌鶏歌えば家亡ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
- 雌鶏歌えば家滅ぶ(めんどりうたえばいえほろぶ)
- 雌鶏の晨する(めんどりのあしたする)
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- お猪口になる(おちょこになる)
- 蛙は口から呑まるる(かえるはくちからのまるる)
- 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
- 陰口を利く(かげぐちをきく)
- 陰口を叩く(かげぐちをたたく)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽口を叩く(かるくちをたたく)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 堪忍袋の口を開ける(かんにんぶくろのくちをあける)
- 傷口に塩(きずぐちにしお)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 口あれば京に上る(くちあればきょうにのぼる)
- 口裏を合わせる(くちうらをあわせる)
- 口数が多い(くちかずがおおい)
- 口から先に生まれる(くちからさきにうまれる)
- 口から出れば世間(くちからでればせけん)
- 口が動けば手が止む(くちがうごけばてがやむ)
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)
- 女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 蝸牛、角上の争い(かぎゅう、かくじょうのあらそい)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
- 食ってすぐ寝ると牛になる(くってすぐねるとうしになる)
- 暗がりから牛(くらがりからうし)
- 暗がりから牛を引き出す(くらがりからうしをひきだす)
- 暗がりの牛(くらがりのうし)
- 暗闇から牛を引き出す(くらやみからうしをひきだす)
- 呉牛、月に喘ぐ(ごぎゅう、つきにあえぐ)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 食牛の気(しょくぎゅうのき)
「後」を含むことわざ
- 明後日の方(あさってのほう)
- 後足で砂をかける(あとあしですなをかける)
- 後味が悪い(あとあじがわるい)
- 後押しをする(あとおしをする)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 後がない(あとがない)
- 後釜に据える(あとがまにすえる)
- 後釜に座る(あとがまにすわる)
- 後釜に据わる(あとがまにすわる)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 後先になる(あとさきになる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 後に引けない(あとにひけない)
- 後にも先にも(あとにもさきにも)
- 後の雁が先になる(あとのかりがさきになる)
- 後の雁が先になる(あとのがんがさきになる)
- 後の喧嘩、先でする(あとのけんか、さきでする)
- 後の祭り(あとのまつり)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 後腹が病める(あとばらがやめる)
- 後へ引かない(あとへひかない)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 後棒を担ぐ(あとぼうをかつぐ)
- 後を引く(あとをひく)
- いい後は悪い(いいあとはわるい)
- 鼬の最後っ屁(いたちのさいごっぺ)
- 今の情けは後の仇(いまのなさけはのちのあだ)
- 雨後の筍(うごのたけのこ)
- 後ろ髪を引かれる(うしろがみをひかれる)