怪我の功名とは
怪我の功名
けがのこうみょう
言葉 | 怪我の功名 |
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読み方 | けがのこうみょう |
意味 | 過ちや災難と思われていたことが、偶然にもよい結果になることのたとえ。
「怪我」は、ここでは過ちや災難のこと。 過ちや災難が生んだ手柄との意から。 「過ちの功名」ともいう。 |
異形 | 過ちの功名(あやまちのこうみょう) |
使用語彙 | 怪我 / 功名 / 過ち |
使用漢字 | 怪 / 我 / 功 / 名 / 過 |
「怪」を含むことわざ
- 危ないことは怪我のうち(あぶないことはけがのうち)
- 怪力乱神を語らず(かいりょくらんしんをかたらず)
- 空馬に怪我なし(からうまにけがなし)
- 雲行きが怪しい(くもゆきがあやしい)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 畳の上の怪我(たたみのうえのけが)
- 生兵法は大怪我の基(なまびょうほうはおおけがのもと)
- 勿怪の幸い(もっけのさいわい)
- 酔いどれ怪我せず(よいどれけがせず)
「我」を含むことわざ
- 明日は我が身(あすはわがみ)
- 仇も情けも我が身より出る(あだもなさけもわがみよりでる)
- 危ないことは怪我のうち(あぶないことはけがのうち)
- 空馬に怪我なし(からうまにけがなし)
- 彼も人なり、我も人なり(かれもひとなり、われもひとなり)
- 我が強い(ががつよい)
- 我を折る(がをおる)
- 我を立てる(がをたてる)
- 我を通す(がをとおす)
- 我を張る(がをはる)
- 昨日は人の身、今日は我が身(きのうはひとのみ、きょうはわがみ)
- 今日は人の上、明日は我が身の上(きょうはひとのうえ、あすはわがみのうえ)
- 今日は人の身、明日は我が身(きょうはひとのみ、あすはわがみ)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 舜も人なり我もまた人なり(しゅんもひとなりわれもまたひとなり)
- 地蔵は言わぬが我言うな(じぞうはいわぬがわれいうな)
- 世上物騒我が身息災(せじょうぶっそうわがみそくさい)
- 畳の上の怪我(たたみのうえのけが)
- 天知る地知る我知る人知る(てんしるちしるわれしるひとしる)
- 天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)
- 生兵法は大怪我の基(なまびょうほうはおおけがのもと)
- 錦着ての奉公より襤褸着ての我が世(にしききてのほうこうよりつづれきてのわがよ)
- 人相見の我が身知らず(にんそうみのわがみしらず)
- 盗人を捕らえて見れば我が子なり(ぬすびとをとらえてみればわがこなり)
- 人に七癖、我が身に八癖(ひとにななくせ、わがみにやくせ)
- 人の過ち我が幸せ(ひとのあやまちわがしあわせ)
- 人の一寸、我が一尺(ひとのいっすん、わがいっしゃく)
- 人の噓は我が嘘(ひとのうそはわがうそ)
- 人の事は我の事(ひとのことはわれのこと)
「功」を含むことわざ
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 烏賊の甲より年の功(いかのこうよりとしのこう)
- 一簣の功(いっきのこう)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 勤勉は成功の母(きんべんはせいこうのはは)
- 蛍雪の功(けいせつのこう)
- 功詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
- 功罪相償う(こうざいあいつぐなう)
- 功罪相半ばする(こうざいあいなかばする)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 功成り名を遂げる(こうなりなをとげる)
- 功名を竹帛に垂る(こうみょうをちくはくにたる)
- 失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは)
- 失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと)
- 失敗は成功の因(しっぱいはせいこうのもと)
- 失敗は成功の基(しっぱいはせいこうのもと)
- 大功は拙なるが如し(たいこうはせつなるがごとし)
- 大功を成す者は衆に謀らず(たいこうをなすものはしゅうにはからず)
- 大功を論ずる者は小過を録せず(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)
- 竹帛の功(ちくはくのこう)
- 罪の疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす(つみのうたがわしきはかるくし、こうのうたがわしきはおもくす)
- 罪の疑わしきは軽くせよ、功の疑わしきは重くせよ(つみのうたがわしきはかるくせよ、こうのうたがわしきはおもくせよ)
- 手功より目功(てこうよりめこう)
- 田父の功(でんぷのこう)
- 内助の功(ないじょのこう)
「名」を含むことわざ
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 瓜の皮は大名に剥かせよ、柿の皮は乞食に剥かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 汚名を雪ぐ(おめいをすすぐ)
- 汚名を雪ぐ(おめいをそそぐ)
- 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
- 嫌いは知らぬの唐名(きらいはしらぬのからな)
- 結構は阿呆の唐名(けっこうはあほうのからな)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 功成り名を遂げる(こうなりなをとげる)
- 功名を竹帛に垂る(こうみょうをちくはくにたる)
- 正直は阿呆の異名(しょうじきはあほうのいみょう)
- 好かぬは得せぬの唐名(すかぬはえせぬのからな)
- 住むばかりの名所(すむばかりのめいしょ)
- その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)
- 唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
- 得を取るより名を取れ(とくをとるよりなをとれ)
- 虎は死して皮を留め、人は死して名を留む(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをとどむ)
- 虎は死して皮を留め、人は死して名を残す(とらはししてかわをとどめ、ひとはししてなをのこす)
- ない名は呼ばれず(ないなはよばれず)
- 名が売れる(ながうれる)
- 名が高い(ながたかい)
- 名が立つ(ながたつ)
- 名が通る(ながとおる)
「過」を含むことわざ
- 過ちて改めざる是を過ちと謂う(あやまちてあらためざるこれをあやまちという)
- 過ちては改むるに憚ること勿れ(あやまちてはあらたむるにはばかることなかれ)
- 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ(あやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
- 過ちを改めざる是を過ちと謂う(あやまちをあらためざるこれをあやまちという)
- 過ちを文る(あやまちをかざる)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 一朝の怒りに一生を過つ(いっちょうのいかりにいっしょうをあやまつ)
- 命に過ぎたる宝なし(いのちにすぎたるたからなし)
- 思い半ばに過ぎる(おもいなかばにすぎる)
- 思い半ばに過ぐ(おもいなかばにすぐ)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 口が過ぎる(くちがすぎる)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
- 喧嘩過ぎての空威張り(けんかすぎてのからいばり)
- 喧嘩過ぎての棒乳切り(けんかすぎてのぼうちぎり)
- 喧嘩過ぎての向こう鉢巻(けんかすぎてのむこうはちまき)
- 言葉が過ぎる(ことばがすぎる)
- 子に過ぎたる宝なし(こにすぎたるたからなし)
- 四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 小人の過つや必ず文る(しょうじんのあやまつやかならずかざる)
- 信心過ぎて極楽を通り越す(しんじんすぎてごくらくをとおりこす)
- 過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)
- 千軒あれば共過ぎ(せんげんあればともすぎ)
- 大功を論ずる者は小過を録せず(たいこうをろんずるものはしょうかをろくせず)