飛んで火に入る夏の虫とは
飛んで火に入る夏の虫
とんでひにいるなつのむし
言葉 | 飛んで火に入る夏の虫 |
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読み方 | とんでひにいるなつのむし |
意味 | 自分から進んで危険や災難の中に飛び込んでいくことのたとえ。
灯火の明るさに引き寄せられて飛んできた夏の虫が、火に飛び込んで焼け死んでしまうとの意から。 |
使用語彙 | 入る |
使用漢字 | 飛 / 火 / 入 / 夏 / 虫 |
「飛」を含むことわざ
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 一足飛び(いっそくとび)
- 羽觴を飛ばす(うしょうをとばす)
- 蛙が飛べば石亀も地団駄(かえるがとべばいしがめもじだんだ)
- 笠の台が飛ぶ(かさのだいがとぶ)
- 金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる(かねさえあればとぶとりもおちる)
- 雁が飛べば石亀も地団駄(がんがとべばいしがめもじだんだ)
- 眼を飛ばす(がんをとばす)
- 清水の舞台から飛び下りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 首が飛ぶ(くびがとぶ)
- 檄を飛ばす(げきをとばす)
- 口角、泡を飛ばす(こうかく、あわをとばす)
- 三年、飛ばず鳴かず(さんねん、とばずなかず)
- 地獄の上の一足飛び(じごくのうえのいっそくとび)
- 鷹が飛べば石亀も地団駄(たかがとべばいしがめもじだんだ)
- 高飛車に出る(たかびしゃにでる)
- 宙を飛ぶ(ちゅうをとぶ)
- 天狗の飛び損ない(てんぐのとびそこない)
- デマを飛ばす(でまをとばす)
- 飛ぶ鳥、跡を濁さず(とぶとり、あとをにごさず)
- 飛ぶ鳥の献立(とぶとりのこんだて)
- 飛ぶ鳥懐に入る時は狩人も助く(とぶとりふところにいるときはかりゅうどもたすく)
- 飛ぶ鳥を落とす(とぶとりをおとす)
- 飛ぶ鳥を落とす勢い(とぶとりをおとすいきおい)
- 鳴かず飛ばず(なかずとばず)
- 飛脚に三里の灸(ひきゃくにさんりのきゅう)
- 吹けば飛ぶよう(ふけばとぶよう)
- 目が飛び出る(めがとびでる)
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
- 遠水、近火を救わず(えんすい、きんかをすくわず)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 顔から火が出る(かおからひがでる)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 楽屋から火を出す(がくやからひをだす)
- 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
- 口火を切る(くちびをきる)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 子供は風の子、大人は火の子(こどもはかぜのこ、おとなはひのこ)
- 三界の火宅(さんがいのかたく)
- 三度の火事より一度の後家(さんどのかじよりいちどのごけ)
- 心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)
「入」を含むことわざ
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤を入れる(あかをいれる)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 足を入れる(あしをいれる)
- 足を踏み入れる(あしをふみいれる)
- 頭に入れる(あたまにいれる)
- 新しき葡萄酒は新しき革袋に入れよ(あたらしきぶどうしゅはあたらしきかわぶくろにいれよ)
- 穴があったら入りたい(あながあったらはいりたい)
- 穴を掘って言い入れる(あなをほっていいいれる)
- 慌てる蟹は穴へ入れぬ(あわてるかにはあなへはいれぬ)
- 鋳型に入れたよう(いがたにいれたよう)
- 石を抱きて淵に入る(いしをいだきてふちにいる)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一札入れる(いっさついれる)
- 一札を入れる(いっさつをいれる)
- 一升徳利に二升は入らぬ(いっしょうどっくりににしょうははいらぬ)
- 一升入る壺(いっしょうはいるつぼ)
- 一升入る壺は一升(いっしょうはいるつぼはいっしょう)
- 一筆入れる(いっぴついれる)
- 入り鉄砲に出女(いりでっぽうにでおんな)
- 入り船あれば出船あり(いりふねあればでふねあり)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 入るを量りて出ずるを為す(いるをはかりていずるをなす)
- 入れ替わり立ち替わり(いれかわりたちかわり)
- 有卦に入る(うけにいる)
- 恨み骨髄に入る(うらみこつずいにいる)
- 悦に入る(えつにいる)
- 笑壺に入る(えつぼにいる)
「夏」を含むことわざ
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 天地、夏冬、雪と墨(てんち、なつふゆ、ゆきとすみ)
- 夏歌う者は冬泣く(なつうたうものはふゆなく)
- 夏布子の寒帷子(なつぬのこのかんかたびら)
- 夏の風邪は犬も食わぬ(なつのかぜはいぬもくわぬ)
- 夏の小袖(なつのこそで)
- 夏の虫、氷を知らず(なつのむし、こおりをしらず)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 夏は日向を行け、冬は日陰を行け(なつはひなたをいけ、ふゆはひかげをいけ)
- 冬編笠に夏頭巾(ふゆあみがさになつずきん)
- 貰う物は夏も小袖(もらうものはなつもこそで)
「虫」を含むことわざ
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 疳の虫が起こる(かんのむしがおこる)
- 獅子、身中の虫(しし、しんちゅうのむし)
- 小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)
- 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
- 蓼の虫は蓼で死ぬ(たでのむしはたででしぬ)
- 大の虫を生かして小の虫を殺す(だいのむしをいかしてしょうのむしをころす)
- 鳴く虫は捕らえられる(なくむしはとらえられる)
- 夏の虫、氷を知らず(なつのむし、こおりをしらず)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 苦虫を噛み潰したよう(にがむしをかみつぶしたよう)
- 塞ぎの虫(ふさぎのむし)
- 虫がいい(むしがいい)
- 虫が知らせる(むしがしらせる)
- 虫が好かない(むしがすかない)
- 虫が付く(むしがつく)
- 虫酸が走る(むしずがはしる)
- 虫でも向かってくるものである(むしでもむかってくるものである)
- 虫のいい(むしのいい)
- 虫の息(むしのいき)
- 虫の居所が悪い(むしのいどころがわるい)
- 虫の知らせ(むしのしらせ)
- 虫も殺さぬ(むしもころさぬ)
- 雪の明日は裸虫の洗濯(ゆきのあしたははだかむしのせんたく)