一事が万事とは
一事が万事
いちじがばんじ
言葉 | 一事が万事 |
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読み方 | いちじがばんじ |
意味 | 一つの事を見るだけで他のすべての事を推察できるということ。 |
使用語彙 | 一事 |
使用漢字 | 一 / 事 / 万 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
- 言うに事欠いて(いうにことかいて)
- 色よい返事(いろよいへんじ)
- 旨い事は二度考えよ(うまいことはにどかんがえよ)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 思う事一つ叶えばまた一つ(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
- 陰では王様の事も言う(かげではおうさまのこともいう)
- 陰では殿の事も言う(かげではとののこともいう)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 癇癪持ちの事破り(かんしゃくもちのことやぶり)
「万」を含むことわざ
- 一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 一天万乗の君(いってんばんじょうのきみ)
- 一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 家書万金に抵る(かしょばんきんにあたる)
- 風邪は万病のもと(かぜはまんびょうのもと)
- 食後の一睡、万病円(しょくごのいっすい、まんびょうえん)
- 食後の一睡、万病丹(しょくごのいっすい、まんびょうたん)
- 千石取れば万石羨む(せんごくとればまんごくうらやむ)
- 千石万石も米五合(せんごくまんごくもこめごごう)
- 千石万石も飯一杯(せんごくまんごくもめしいっぱい)
- 千緒万端、遺漏あることなし(せんしょばんたん、いろうあることなし)
- 先手は万手(せんてはまんて)
- 千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
- 知恵は万代の宝(ちえはばんだいのたから)
- 長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)
- 鶴は千年、亀は万年(つるはせんねん、かめはまんねん)
- 天地は万物の逆旅(てんちはばんぶつのげきりょ)
- 富は一生の宝、知は万代の宝(とみはいっしょうのたから、ちはばんだいのたから)
- 人間一生二万日(にんげんいっしょうにまんにち)
- 人間は万物の尺度である(にんげんはばんぶつのしゃくどである)
- 人間万事金の世の中(にんげんばんじかねのよのなか)
- 人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
- 鼻糞丸めて万金丹(はなくそまるめてまんきんたん)
- 万斛の涙(ばんこくのなみだ)
- 万死一生を顧みず(ばんしいっしょうをかえりみず)
- 万死に一生を得る(ばんしにいっしょうをえる)
- 万死の中に一生を得(ばんしのうちにいっしょうをう)