左は勝手、右は得手とは
左は勝手、右は得手
ひだりはかって、みぎはえて
言葉 | 左は勝手、右は得手 |
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読み方 | ひだりはかって、みぎはえて |
意味 | 何でも巧みにやれることのたとえ。「勝手」は自由に使いこなせること、「得手」は得意とすること。左手も右手も自由自在に使えるということから。 |
使用語彙 | 勝手 / 得手 |
使用漢字 | 左 / 勝 / 手 / 右 / 得 |
「左」を含むことわざ
- 言を左右にする(げんをさゆうにする)
- 左袒(さたん)
- 左右の手を失うが如し(さゆうのてをうしなうがごとし)
- 左団扇(ひだりうちわ)
- 左褄を取る(ひだりづまをとる)
- 左鮃右鰈(ひだりひらめみぎかれい)
- 左前(ひだりまえ)
- 平気の平左(へいきのへいざ)
- 右から左(みぎからひだり)
- 右と言えば左(みぎといえばひだり)
- 右の耳から左の耳(みぎのみみからひだりのみみ)
- 右を見ても左を見ても(みぎをみてもひだりをみても)
「勝」を含むことわざ
- あるはないに勝る(あるはないにまさる)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 男勝り(おとこまさり)
- 買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
- 勝ち鬨を挙げる(かちどきをあげる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
- 勝ちに乗じる(かちにじょうじる)
- 勝ちに乗ずる(かちにじょうずる)
- 勝ちに乗る(かちにのる)
- 勝ち星を拾う(かちぼしをひろう)
- 勝ちを拾う(かちをひろう)
- 勝った自慢は負けての後悔(かったじまんはまけてのこうかい)
- 勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)
- 勝手が違う(かってがちがう)
- 勝手な熱を吹く(かってなねつをふく)
- 勝手を知る(かってをしる)
- 勝つに乗る(かつにのる)
- 勝つも負けるも運次第(かつもまけるもうんしだい)
- 勝つも負けるも時の運(かつもまけるもときのうん)
- 勝てば官軍(かてばかんぐん)
- 勝てば官軍、負ければ賊軍(かてばかんぐん、まければぞくぐん)
- 聞きしに勝る(ききしにまさる)
- 健康は富に勝る(けんこうはとみにまさる)
- 恋は仕勝ち(こいはしがち)
- 子に勝る宝なし(こにまさるたからなし)
- 碁で負けたら将棋で勝て(ごでまけたらしょうぎでかて)
- 先勝ちは糞勝ち(さきがちはくそがち)
「手」を含むことわざ
- 相手変われど手前変わらず(あいてかわれどてまえかわらず)
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤子の手をねじる(あかごのてをねじる)
- 赤子の手を捩じるよう(あかごのてをねじるよう)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子の手を捻るよう(あかごのてをひねるよう)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- あの手この手(あのてこのて)
- ある手からこぼれる(あるてからこぼれる)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)
- 上手に出る(うわてにでる)
- 上手を行く(うわてをいく)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 得手に鼻つく(えてにはなつく)
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- 王手を掛ける(おうてをかける)
- 大河を手で堰く(おおかわをてでせく)
- 大手を振って(おおでをふって)
- 大手を振る(おおでをふる)
- 奥の手を出す(おくのてをだす)
- 押しの一手(おしのいって)
- お上手を言う(おじょうずをいう)
「右」を含むことわざ
- 言を左右にする(げんをさゆうにする)
- 左右の手を失うが如し(さゆうのてをうしなうがごとし)
- 座右の銘(ざゆうのめい)
- その右に出ずる者なし(そのみぎにいずるものなし)
- 左鮃右鰈(ひだりひらめみぎかれい)
- 右から左(みぎからひだり)
- 右と言えば左(みぎといえばひだり)
- 右に出る者がない(みぎにでるものがない)
- 右の耳から左の耳(みぎのみみからひだりのみみ)
- 右を見ても左を見ても(みぎをみてもひだりをみても)
「得」を含むことわざ
- 言い得て妙(いいえてみょう)
- 一文の得にもならない(いちもんのとくにもならない)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚を得て筌を忘る(うおをえてうえをわする)
- 得体が知れない(えたいがしれない)
- 得たり賢し(えたりかしこし)
- 得手勝手は向こうには効かない(えてかってはむこうにはきかない)
- 得手に鼻つく(えてにはなつく)
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 得手に帆を掛ける(えてにほをかける)
- 得も言われぬ(えもいわれぬ)
- 大見得を切る(おおみえをきる)
- 借りて借り得、貸して貸し損(かりてかりどく、かしてかしぞん)
- 簡にして要を得る(かんにしてようをえる)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 口と財布は締めるが得(くちとさいふはしめるがとく)
- 愚者にも一得(ぐしゃにもいっとく)
- 愚者の一得(ぐしゃのいっとく)
- 愚者も一得(ぐしゃもいっとく)
- 愚者も千慮に一得有り(ぐしゃもせんりょにいっとくあり )
- 蛟竜、雲雨を得(こうりょう、うんうをう)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 死ねば死に損、生くれば生き得(しねばしにぞん、いくればいきどく)
- 好かぬは得せぬの唐名(すかぬはえせぬのからな)
- 千慮の一得(せんりょのいっとく)
- 損して得取れ(そんしてとくとれ)
- 力を得る(ちからをえる)
- 地の利を得る(ちのりをえる)
- 壺を心得る(つぼをこころえる)
- 当を得る(とうをえる)