口が肥えるとは
口が肥える
くちがこえる
言葉 | 口が肥える |
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読み方 | くちがこえる |
意味 | 味が良いものや質の高いものなどを食べ慣れていて、味の良し悪しに対する感覚が鋭くなること。
「舌が肥える」ともいう。 |
異形 | 舌が肥える(したがこえる) |
類句 | 口が奢る(くちがおごる) |
使用語彙 | 肥える / 舌 |
使用漢字 | 口 / 肥 / 舌 |
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- お猪口になる(おちょこになる)
- 蛙は口から呑まるる(かえるはくちからのまるる)
- 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
- 陰口を利く(かげぐちをきく)
- 陰口を叩く(かげぐちをたたく)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽口を叩く(かるくちをたたく)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 堪忍袋の口を開ける(かんにんぶくろのくちをあける)
- 傷口に塩(きずぐちにしお)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 口あれば京に上る(くちあればきょうにのぼる)
- 口裏を合わせる(くちうらをあわせる)
- 口数が多い(くちかずがおおい)
- 口から先に生まれる(くちからさきにうまれる)
- 口から出れば世間(くちからでればせけん)
- 口が動けば手が止む(くちがうごけばてがやむ)
「肥」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 座禅組むより肥やし汲め(ざぜんくむよりこやしくめ)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 私腹を肥やす(しふくをこやす)
- 天高く馬肥ゆ(てんたかくうまこゆ)
- 天高く馬肥ゆる秋(てんたかくうまこゆるあき)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
- 二十過ぎての意見と彼岸過ぎての肥はきかぬ(はたちすぎてのいけんとひがんすぎてのこえはきかぬ)
- 腹を肥やす(はらをこやす)
- 彼岸過ぎての麦の肥、三十過ぎての男に意見(ひがんすぎてのむぎのこえ、さんじゅうすぎてのおとこにいけん)
- 人肥えたるが故に貴からず(ひとこえたるがゆえにたっとからず)
- 懐を肥やす(ふところをこやす)
- 目が肥える(めがこえる)
「舌」を含むことわざ
- 嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる(うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる)
- 陰で舌を出す(かげでしたをだす)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 三寸の舌を掉う(さんずんのしたをふるう)
- 舌が回る(したがまわる)
- 舌三寸に胸三寸(したさんずんにむねさんずん)
- 舌足らず(したたらず)
- 舌足らず(したたらず)
- 舌鼓を打つ(したつづみをうつ)
- 舌鼓を打つ(したづつみをうつ)
- 舌の剣は命を絶つ(したのつるぎはいのちをたつ)
- 舌の根も乾かぬうち(したのねもかわかぬうち)
- 舌は禍の根(したはわざわいのね)
- 舌を出す(したをだす)
- 舌を鳴らす(したをならす)
- 舌を巻く(したをまく)
- 駟も舌に及ばず(しもしたにおよばず)
- 舌耕(ぜっこう)
- 出すことは舌を出すのも嫌い(だすことはしたをだすのもきらい)
- 長広舌を振るう(ちょうこうぜつをふるう)
- 長広舌を揮う(ちょうこうぜつをふるう)
- 二枚舌を使う(にまいじたをつかう)
- 歯亡びて舌存す(はほろびてしたそんす)
- 筆舌に尽くし難い(ひつぜつにつくしがたい)
- 美女舌を破る(びじょしたをやぶる)