禍福は糾える縄の如しとは
禍福は糾える縄の如し
かふくはあざなえるなわのごとし
言葉 | 禍福は糾える縄の如し |
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読み方 | かふくはあざなえるなわのごとし |
意味 | わざわいと幸福は、より合わせた縄のように表裏一体を成しているということ。「糾う」とは縄をより合わせること。 |
出典 | 『史記』 |
類句 | 塞翁が馬(さいおうがうま) |
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり) | |
使用語彙 | 禍福 / 縄 / 如し |
使用漢字 | 禍 / 福 / 糾 / 縄 / 如 |
「禍」を含むことわざ
- 口は禍の門(くちはわざわいのかど)
- 口は禍の元(くちはわざわいのもと)
- 口は禍の門(くちはわざわいのもん)
- 舌は禍の根(したはわざわいのね)
- 病は口より入り、禍は口より出ず(やまいはくちよりいり、わざわいはくちよりいず)
- 禍は口から(わざわいはくちから)
- 禍も三年経てば用に立つ(わざわいもさんねんたてばようにたつ)
- 禍を転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)
「福」を含むことわざ
- 余り茶に福あり(あまりちゃにふくあり)
- 余り物には福がある(あまりものにはふくがある)
- 愚か者に福あり(おろかものにふくあり)
- 残り物には福がある(のこりものにはふくがある)
- 禍を転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)
- 笑う門には福来る(わらうかどにはふくきたる)
「糾」を含むことわざ
- 禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
「縄」を含むことわざ
- お縄に掛かる(おなわにかかる)
- お縄になる(おなわになる)
- 赤縄を結ぶ(せきじょうをむすぶ)
- 泥棒を捕らえて縄を綯う(どろぼうをとらえてなわをなう)
- 泥棒を見て縄を綯う(どろぼうをみてなわをなう)
- 縄に掛かる(なわにかかる)
- 縄目に掛かる(なわめにかかる)
- 縄目の恥(なわめのはじ)
- 縄目の恥を受ける(なわめのはじをうける)
- 縄を打つ(なわをうつ)
- 盗人を捕らえて縄を綯う(ぬすびとをとらえてなわをなう)
- 盗人を見て縄を綯う(ぬすびとをみてなわをなう)
- 盗みする子は憎からで縄掛くる人が恨めしい(ぬすみするこはにくからでなわかくるひとがうらめしい)
- 人屑と縄屑は余らぬ(ひとくずとなわくずはあまらぬ)
- 一筋縄では行かない(ひとすじなわではいかない)
- 蛇に噛まれて朽ち縄に怖じる(へびにかまれてくちなわにおじる)
「如」を含むことわざ
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 蟻の甘きにつくが如し(ありのあまきにつくがごとし)
- 如何物食い(いかものぐい)
- 如何せん(いかんせん)
- 市に帰するが如し(いちにきするがごとし)
- 一見、旧の如し(いっけん、きゅうのごとし)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 影の形に添うが如し(かげのかたちにそうがごとし)
- 型の如く(かたのごとく)
- 形の如く(かたのごとく)
- 傍らに人無きが如し(かたわらにひとなきがごとし)
- 鼎の沸くが如し(かなえのわくがごとし)
- 帰心、矢の如し(きしん、やのごとし)
- 綺羅星の如し(きらぼしのごとし)
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 件の如し(くだんのごとし)
- 傾蓋、旧の如し(けいがい、きゅうのごとし)
- 外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 外面如菩薩、内心如夜叉(げめんにょぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 光陰、矢の如し(こういん、やのごとし)
- 功詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
- 巧遅は拙速に如かず(こうちはせっそくにしかず)
- 甑に坐するが如し(こしきにざするがごとし)
- 尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず)