一銭を笑う者は一銭に泣くとは
一銭を笑う者は一銭に泣く
いっせんをわらうものはいっせんになく
言葉 | 一銭を笑う者は一銭に泣く |
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読み方 | いっせんをわらうものはいっせんになく |
意味 | わずかな金銭を粗末に扱うものは、いつかそのわずかな金銭に泣くはめになる。たとえわずかな金額でも大事にしなければならないという戒めのことば。 |
使用語彙 | 銭 / 泣く |
使用漢字 | 一 / 銭 / 笑 / 者 / 泣 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一から十まで(いちからじゅうまで)
- 一議に及ばず(いちぎにおよばず)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 一芸は道に通ずる(いちげいはみちにつうずる)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
- 一言もない(いちごんもない)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一日千秋の思い(いちじつせんしゅうのおもい)
- 一日の計は晨にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり(いちじつのけいはあしたにあり)
- 一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり(いちじつのけいはあしたにあり、いちねんのけいはがんたんにあり)
- 一日の長(いちじつのちょう)
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一字の師(いちじのし)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ)
- 一段落つく(いちだんらくつく)
「銭」を含むことわざ
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 阿弥陀の光も銭次第(あみだのひかりもぜにしだい)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ)
- 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず)
- 金銭は他人(きんせんはたにん)
- 銭ある時は鬼をも使う(ぜにあるときはおにをもつかう)
- 銭あれば木物も面を返す(ぜにあればきぶつもつらをかえす)
- 銭なしの市立ち(ぜになしのいちだち)
- 銭は足なくして走る(ぜにはあしなくしてはしる)
- 長袖よく舞い、多銭よく商う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくあきなう)
- 長袖よく舞い、多銭よく賈う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくかう)
- 泥棒に追い銭(どろぼうにおいせん)
- 盗人に追い銭(ぬすびとにおいせん)
- 仏の沙汰も銭(ほとけのさたもぜに)
- 身銭を切る(みぜにをきる)
- 安物買いの銭失い(やすものかいのぜにうしない)
- 宵越しの銭は使わぬ(よいごしのぜにはつかわぬ)
「笑」を含むことわざ
- 朝のぴっかり姑の笑い(あさのぴっかりしゅうとめのわらい)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 言い出しこき出し笑い出し(いいだしこきだしわらいだし)
- 怒れる拳、笑顔に当たらず(いかれるこぶし、えがおにあたらず)
- 一笑に付す(いっしょうにふす)
- 一笑に付する(いっしょうにふする)
- 一笑を買う(いっしょうをかう)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 今鳴いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- えせ者の空笑い(えせもののそらわらい)
- 笑壺に入る(えつぼにいる)
- 鬼が笑う(おにがわらう)
- 会心の笑みをもらす(かいしんのえみをもらす)
- 顔で笑って心で泣く(かおでわらってこころでなく)
- げたげた笑いのどん腹立て(げたげたわらいのどんばらたて)
- げらげら笑いのどん腹立て(げらげらわらいのどんばらたて)
- 子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの(こどもしかるなきたみちだものとしよりわらうなゆくみちだもの)
- 最後に笑う者が最もよく笑う(さいごにわらうものがもっともよくわらう)
- 猿の尻笑い(さるのしりわらい)
- 三人子持ちは笑うて暮らす(さんにんこもちはわろうてくらす)
- 失笑を買う(しっしょうをかう)
- 笑殺(しょうさつ)
- 笑殺(しょうさつ)
- 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生(ないてくらすもいっしょう、わらってくらすもいっしょう)
- 泣いても笑っても(ないてもわらっても)
- 夏の虫、氷を笑う(なつのむし、こおりをわらう)
- 鼻糞が目糞を笑う(はなくそがめくそをわらう)
- 馬鹿を笑うも貧乏を笑うな(ばかをわらうもびんぼうをわらうな)
- 膝が笑う(ひざがわらう)
「者」を含むことわざ
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
- 医者と味噌は古いほどよい(いしゃとみそはふるいほどよい)
- 医者の薬も匙加減(いしゃのくすりもさじかげん)
- 医者の自脈効き目なし(いしゃのじみゃくききめなし)
- 医者の只今(いしゃのただいま)
- 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
- 医者よ自らを癒せ(いしゃよみずからをいやせ)
- 居ない者貧乏(いないものびんぼう)
- 色気と痔の気のない者はない(いろけとじのけのないものはない)
- 自惚れと瘡気のない者はない(うぬぼれとかさけのないものはない)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- えせ者の空笑い(えせもののそらわらい)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 奢る者は心常に貧し(おごるものはこころつねにまずし)
- 落ち武者は薄の穂にも怖ず(おちむしゃはすすきのほにもおず)
- 己に如かざる者を友とするなかれ(おのれにしかざるものをともとするなかれ)
- 溺れる者は藁をも摑む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- 愚か者に福あり(おろかものにふくあり)
- 女は己を説ぶ者のために容づくる(おんなはおのれをよろこぶもののためにかたちづくる)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
「泣」を含むことわざ
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 今泣いた烏がもう笑う(いまないたからすがもうわらう)
- 顔で笑って心で泣く(かおでわらってこころでなく)
- 親戚の泣き寄り(しんせきのなきより)
- 親は泣き寄り、他人は食い寄り(しんはなきより、たにんはくいより)
- 好いた同士は泣いても連れる(すいたどうしはないてもつれる)
- ない子では泣かれぬ(ないこではなかれぬ)
- 泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生(ないてくらすもいっしょう、わらってくらすもいっしょう)
- 泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)
- 泣いても笑っても(ないてもわらっても)
- 名が泣く(ながなく)
- 泣き出しそう(なきだしそう)
- 泣き出しそうな(なきだしそうな)
- 泣き出しそうな空模様(なきだしそうなそらもよう)
- 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)
- 泣きっ面を蜂が刺す(なきっつらをはちがさす)
- 泣き面に蜂(なきつらにはち)
- 泣き寝入り(なきねいり)
- 泣きの涙(なきのなみだ)
- 泣きの涙で(なきのなみだで)
- 泣きべそをかく(なきべそをかく)
- 泣き目を見る(なきめをみる)
- 泣きを入れる(なきをいれる)
- 泣きを見せる(なきをみせる)
- 泣きを見る(なきをみる)
- 泣く口は物食う(なくくちはものくう)
- 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)
- 泣く子に乳(なくこにちち)
- 泣く子は育つ(なくこはそだつ)