重箱の隅を楊枝でほじくるとは
重箱の隅を楊枝でほじくる
じゅうばこのすみをようじでほじくる
言葉 | 重箱の隅を楊枝でほじくる |
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読み方 | じゅうばこのすみをようじでほじくる |
意味 | どうでもいいようなつまらない所まで取り上げて、口うるさく言うことのたとえ。
「楊枝で重箱の隅をほじくる」「楊枝で重箱の隅をつつく」「小楊枝で重箱の隅をほじくる」「重箱の隅を突っつく」などともいう。 |
異形 | 楊枝で重箱の隅をほじくる(ようじでじゅうばこのすみをほじくる) |
楊枝で重箱の隅をつつく(ようじでじゅうばこのすみをつつく) | |
小楊枝で重箱の隅をほじくる(こようじでじゅうばこのすみをほじくる) | |
重箱の隅を突っつく(じゅうばこのすみをつっつく) | |
使用語彙 | 重箱 / 楊枝 |
使用漢字 | 重 / 箱 / 隅 / 楊 / 枝 / 小 / 突 |
「重」を含むことわざ
- 足が重い(あしがおもい)
- おじを見ると荷が重い(おじをみるとにがおもい)
- 重きを置く(おもきをおく)
- 重きを成す(おもきをなす)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 重荷を下ろす(おもにをおろす)
- 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
- 紙一重(かみひとえ)
- 紙一重の差(かみひとえのさ)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
- 気が重い(きがおもい)
- 口が重い(くちがおもい)
- 口は重宝(くちはちょうほう)
- 心が重い(こころがおもい)
- 腰が重い(こしがおもい)
- 五重の塔も下から組む(ごじゅうのとうもしたからくむ)
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
- 尻が重い(しりがおもい)
- 地獄は壁一重(じごくはかべひとえ)
- 重点を置く(じゅうてんをおく)
- 重箱の隅は杓子で払え(じゅうばこのすみはしゃくしではらえ)
- 擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
- 盛年重ねて来らず(せいねんかさねてきたらず)
- 千鈞の重み(せんきんのおもみ)
- 然諾を重んずる(ぜんだくをおもんずる)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 知恵と力は重荷にならぬ(ちえとちからはおもににならぬ)
「箱」を含むことわざ
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- お払い箱になる(おはらいばこになる)
- 玩具箱を引っ繰り返したよう(おもちゃばこをひっくりかえしたよう)
- 重箱の隅は杓子で払え(じゅうばこのすみはしゃくしではらえ)
- 擂り粉木で重箱洗う(すりこぎでじゅうばこあらう)
- 箱根からこっちに野暮と化け物はなし(はこねからこっちにやぼとばけものはなし)
- 箱根知らずの江戸話(はこねしらずのえどばなし)
- パンドラの箱(ぱんどらのはこ)
- 連木で重箱を洗う(れんぎでじゅうばこをあらう)
「隅」を含むことわざ
「楊」を含むことわざ
「枝」を含むことわざ
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 枝は枯れても根は残る(えだはかれてもねはのこる)
- 枝を伐って根を枯らす(えだをきってねをからす)
- 枝を矯めて花を散らす(えだをためてはなをちらす)
- 枝を鳴らさず(えだをならさず)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 越鳥南枝に巣くう(えっちょうなんしにすくう)
- 陰に居て枝を折る(かげにいてえだをおる)
- 三枝の礼(さんしのれい)
- 枝葉に走る(しようにはしる)
- 天にあらば比翼の鳥地にあらば連理の枝(てんにあらばひよくのとりちにあらばれんりのえだ)
- 鳥疲れて枝を選ばず(とりつかれてえだをえらばず)
- 直き木に曲がる枝(なおききにまがるえだ)
- 根浅ければ則ち末短く、本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかく、もとやぶるればすなわちえだかる)
- 鳩に三枝の礼あり、烏に反哺の孝あり(はとにさんしのれいあり、からすにはんぽのこうあり)
- 人の女房と枯れ木の枝ぶり(ひとのにょうぼうとかれきのえだぶり)
- 百丈の木に登って一丈の枝より落つる(ひゃくじょうのきにのぼっていちじょうのえだよりおつる)
- 吹く風枝を鳴らさず(ふくかぜえだをならさず)
- 武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)
- 曲がる枝には曲がれる影あり(まがるえだにはまがれるかげあり)
- 柳の枝に雪折れはなし(やなぎのえだにゆきおれはなし)
- 落花枝に帰らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
- 落花枝に返らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
- 連理の枝(れんりのえだ)
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 大遣いより小遣い(おおづかいよりこづかい)
- 大摑みより小摑み(おおづかみよりこづかみ)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 大取りより小取り(おおどりよりこどり)
- 大荷に小づけ(おおににこづけ)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 肝が小さい(きもがちいさい)
- 君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
- 小馬の朝勇み(こうまのあさいさみ)
- 小馬の朝駆け(こうまのあさがけ)
- 小男の腕立て(こおとこのうでたて)
- 小男の総身の知恵も知れたもの(こおとこのそうみのちえもしれたもの)
- 小気味がいい(こきみがいい)
- 小首を傾げる(こくびをかしげる)
- 小言八百愚痴千粒(こごとはっぴゃくぐちせんつぶ)
- 小姑一人は鬼千匹にむかう(こじゅうとひとりはおにせんびきにむかう)
- 小爪を拾う(こづめをひろう)
- 小鍋はじきに熱くなる(こなべはじきにあつくなる)
- 小糠三合あったら入り婿すな(こぬかさんごうあったらいりむこすな)
- 小糠三合あったら婿に行くな(こぬかさんごうあったらむこにいくな)
- 小糠三合あったら養子に行くな(こぬかさんごうあったらようしいにいくな)
「突」を含むことわざ
- 悪態を突く(あくたいをつく)
- 頭を突っ込む(あたまをつっこむ)
- 意表を突く(いひょうをつく)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)
- 核心を突く(かくしんをつく)
- 片足を突っ込む(かたあしをつっこむ)
- 壁に突き当たる(かべにつきあたる)
- 棺桶に片足を突っ込む(かんおけにかたあしをつっこむ)
- 首を突っ込む(くびをつっこむ)
- 言言、肺腑を突く(げんげん、はいふをつく)
- 孔席暖まらず、墨突黔まず(こうせきあたたまらず、ぼくとつくろまず)
- 篠突く(しのつく)
- 篠を突く(しのをつく)
- 角水を突く(すみずをつく)
- 底を突く(そこをつく)
- 楯突く(たてつく)
- 盾突く(たてつく)
- 楯を突く(たてをつく)
- 盾を突く(たてをつく)
- 突っかけ者の人もたれ(つっかけもののひともたれ)
- 角突き合わせる(つのつきあわせる)
- 天井を突く(てんじょうをつく)
- 突拍子もない(とっぴょうしもない)
- 肺腑を突く(はいふをつく)
- 胸突き八丁(むなつきはっちょう)
- 胸突き八丁(むなつきはっちょう)
- 牝牛に腹突かれる(めうしにはらつかれる)