雨垂れは三途の川とは
雨垂れは三途の川
あまだれはさんずのかわ
言葉 | 雨垂れは三途の川 |
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読み方 | あまだれはさんずのかわ |
意味 | 家から一歩出れば、どんな災難や危険が待ちかまえているかわからないということ。
軒下から落ちる雨だれを、あの世とこの世の堺である三途の川に見立てて、家から一歩出たら十分に注意せよとの戒めのことば。 |
使用語彙 | 雨垂れ / 雨 / 川 |
使用漢字 | 雨 / 垂 / 三 / 途 / 川 |
「雨」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝雨と女の腕捲り(あさあめとおんなのうでまくり)
- 朝雨に傘いらず(あさあめにかさいらず)
- 朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
- 朝虹は雨夕虹は晴れ(あさにじはあめゆうにじははれ)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
- 雨が降ろうが槍が降ろうが(あめがふろうがやりがふろうが)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
- 雨は花の父母(あめははなのふぼ)
- 雨晴れて笠を忘る(あめはれてかさをわする)
- 雨晴れて笠を忘れる(あめはれてかさをわすれる)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 雨後の筍(うごのたけのこ)
- 風に櫛り雨に沐う(かぜにくしけずりあめにかみあらう)
- 干天の慈雨(かんてんのじう)
- 旱天の慈雨(かんてんのじう)
- 蛟竜、雲雨を得(こうりょう、うんうをう)
- 山雨来らんとして風楼に満つ(さんうきたらんとしてかぜろうにみつ)
- 山雨来らんと欲して風楼に満つ(さんうきたらんとほっしてかぜろうにみつ)
- 四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
- 頼む木陰に雨が漏る(たのむこかげにあめがもる)
- 頼む木の下に雨漏る(たのむこのもとにあめもる)
- 血の雨が降る(ちのあめがふる)
- 血の雨を降らす(ちのあめをふらす)
- 月に雨笠日笠なし(つきにあまがさひがさなし)
「垂」を含むことわざ
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 功名を竹帛に垂る(こうみょうをちくはくにたる)
- 垂涎(すいぜん)
- 垂涎(すいぜん)
- 垂涎の的(すいぜんのまと)
- 名を竹帛に垂る(なをちくはくにたる)
- 能書きを垂れる(のうがきをたれる)
- 範を垂れる(はんをたれる)
- 実る稲田は頭垂る(みのるいなだはあたまたる)
- 実るほど頭を垂れる稲穂かな(みのるほどこうべをたれるいなほかな)
- 横板に雨垂れ(よこいたにあまだれ)
- 涎を垂らす(よだれをたらす)
「三」を含むことわざ
- 商い三年(あきないさんねん)
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 朝起きは三文の徳(あさおきはさんもんのとく)
- 阿呆の三杯汁(あほうのさんばいじる)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 居候、三杯目にはそっと出し(いそうろう、さんばいめにはそっとだし)
- 居候の三杯目(いそうろうのさんばいめ)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 一日一字を学べば三百六十字(いちにちいちじをまなべばさんびゃくろくじゅうじ)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- 一引き、二才、三学問(いちひき、にさい、さんがくもん)
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一時違えば三里の遅れ(いっときちがえばさんりのおくれ)
- 一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む(いっぱいはひとさけをのむ、にはいはさけさけをのむ、さんばいはさけひとをのむ)
- 犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ(いぬはみっかかえばさんねんおんをわすれぬ)
- 韋編三度絶つ(いへんみたびたつ)
- いやいや三杯(いやいやさんばい)
- いやいや三杯十三杯(いやいやさんばいじゅうさんばい)
- いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
- うかうか三十きょろきょろ四十(うかうかさんじゅうきょろきょろしじゅう)
- 売家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)
- 負うた子を三年捜す(おうたこをさんねんさがす)
- 負うた子を三年探す(おうたこをさんねんさがす)
「途」を含むことわざ
- 一途を辿る(いっとをたどる)
- 門松は冥途の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 官途に就く(かんとにつく)
- 途轍もない(とてつもない)
- 途方に暮れる(とほうにくれる)
- 途方もない(とほうもない)
- 日暮れて途遠し(ひくれてみちとおし)
「川」を含むことわざ
- 浅い川も深く渡れ(あさいかわもふかくわたれ)
- 飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 落ちれば同じ谷川の水(おちればおなじたにがわのみず)
- 落つれば同じ谷川の水(おつればおなじたにがわのみず)
- 泳ぎ上手は川で死ぬ(およぎじょうずはかわでしぬ)
- 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
- 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
- 紙子着て川へ入る(かみこきてかわへはいる)
- 紙子着て川へはまる(かみこきてかわへはまる)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 川越して宿とれ(かわこしてやどとれ)
- 川立ちは川で果てる(かわだちはかわではてる)
- 川中には立てど人中には立たれず(かわなかにはたてどひとなかにはたたれず)
- 川に水運ぶ(かわにみずはこぶ)
- 川の字に寝る(かわのじにねる)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 粋が川へはまる(すいがかわへはまる)
- 提灯持ち川へはまる(ちょうちんもちかわへはまる)
- 百川、海に朝す(ひゃくせん、うみにちょうす)
- 瓢箪の川流れ(ひょうたんのかわながれ)
- 深い川は静かに流れる(ふかいかわはしずかにながれる)
- 古川に水絶えず(ふるかわにみずたえず)