内で掃除せぬ馬は外で毛を振るとは
内で掃除せぬ馬は外で毛を振る
うちでそうじせぬうまはそとでけをふる
言葉 | 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る |
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読み方 | うちでそうじせぬうまはそとでけをふる |
意味 | 家庭のしつけが悪い子どもは、外に出るとすぐにわかるということのたとえ。
飼い主の手入れの悪い馬は、外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとするので、すぐにわかるとの意から。 |
使用語彙 | 馬 / 毛 / 振る |
使用漢字 | 内 / 掃 / 除 / 馬 / 外 / 毛 / 振 |
「内」を含むことわざ
- 毬栗も内から割れる(いがぐりもうちからわれる)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 内に省みて疚しからず(うちにかえりみてやましからず)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内弁慶(うちべんけい)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 内孫より外孫(うちまごよりそとまご)
- 思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
- 外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 外面如菩薩、内心如夜叉(げめんにょぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 外愛嬌の内そんぶり(そとあいきょうのうちそんぶり)
- 掌の内(たなごころのうち)
- 町内で知らぬは亭主ばかりなり(ちょうないでしらぬはていしゅばかりなり)
- 手の内を見せる(てのうちをみせる)
- 遠目、山越し、笠の内(とおめ、やまごし、かさのうち)
- 内助の功(ないじょのこう)
- 夜目、遠目、笠の内(よめ、とおめ、かさのうち)
「掃」を含むことわざ
- 憂いを掃う玉箒(うれいをはらうたまははき)
- 才槌で庭掃く(さいづちでにわはく)
- 四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
- 地を掃う(ちをはらう)
- 槌で庭掃く(つちでにわはく)
- 女房は掃き溜めから拾え(にょうぼうははきだめからひろえ)
- 掃き溜めと金持ちは溜まるほど汚い(はきだめとかねもちはたまるほどきたない)
- 掃き溜めに鶴(はきだめにつる)
- 横槌で庭掃く(よこづちでにわはく)
「除」を含むことわざ
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
「馬」を含むことわざ
- 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 馬が合う(うまがあう)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
- 馬の足(うまのあし)
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 馬の骨(うまのほね)
- 馬の前に車をつけるな(うまのまえにくるまをつけるな)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 馬は飼い殺せ、子供は教え殺せ(うまはかいころせ、こどもはおしえころせ)
- 馬も買わずに鞍買う(うまもかわずにくらかう)
- 馬持たずに馬貸すな(うまもたずにうまかすな)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない(うまをみずべにつれていけてもみずをのませることはできない)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- お医者様でも有馬の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもありまのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
「外」を含むことわざ
- 顎が外れる(あごがはずれる)
- 当てが外れる(あてがはずれる)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
- 家を外にする(いえをそとにする)
- 色は心の外(いろはこころのほか)
- 色は思案の外(いろはしあんのほか)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 内孫より外孫(うちまごよりそとまご)
- 頤を外す(おとがいをはずす)
- 思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
- 蚊帳の外(かやのそと)
- 兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ(けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ)
- 桁が外れる(けたがはずれる)
- 外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 外面如菩薩、内心如夜叉(げめんにょぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 恋は心の外(こいはこころのほか)
- 恋は思案の外(こいはしあんのほか)
- 酒外れはせぬもの(さかはずれはせぬもの)
- 座を外す(ざをはずす)
- 四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)
- 席を外す(せきをはずす)
- 外愛嬌の内そんぶり(そとあいきょうのうちそんぶり)
- 外面がいい(そとづらがいい)
- 外堀を埋める(そとぼりをうめる)
- 外孫飼うより犬の子飼え(そとまごかうよりいぬのこかえ)
- 箍が外れる(たががはずれる)
「毛」を含むことわざ
- 命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかろし)
- 兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)
- 女の髪の毛には大象も繋がる(おんなのかみのけにはたいぞうもつながる)
- 髪の毛を逆立てる(かみのけをさかだてる)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 毛色の変わった(けいろのかわった)
- 結構毛だらけ(けっこうけだらけ)
- 結構毛だらけ猫灰だらけ(けっこうけだらけねこはいだらけ)
- 結構毛だらけ灰だらけ(けっこうけだらけはいだらけ)
- 毛のない犬(けのないいぬ)
- 毛のない猿(けのないさる)
- 毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ)
- 毛を見て馬を相す(けをみてうまをそうす)
- 猿は人間に毛が三本足らぬ(さるはにんげんにけがさんぼんたらぬ)
- 猿は人間に毛が三筋足らぬ(さるはにんげんにけがみすじたらぬ)
- 下腹に毛がない(したはらにけがない)
- 死は或は泰山より重く、或は鴻毛より軽し(しはあるいはたいざんよりおもく、あるいはこうもうよりかろし)
- 尻毛を抜く(しりげをぬく)
- 尻の毛まで抜かれる(しりのけまでぬかれる)
- 心臓に毛が生えている(しんぞうにけがはえている)
- 総毛立つ(そうけだつ)
- 譬えに嘘なし坊主に毛なし(たとえにうそなしぼうずにけなし)
- 旋毛を曲げる(つむじをまげる)
- 鼻毛を数える(はなげをかぞえる)
- 鼻毛を抜く(はなげをぬく)
- 鼻毛を伸ばす(はなげをのばす)
- 鼻毛を読まれる(はなげをよまれる)
- 鼻毛を読む(はなげをよむ)
- 眉毛に火がつく(まゆげにひがつく)
「振」を含むことわざ
- 愛嬌を振りまく(あいきょうをふりまく)
- 愛敬を振りまく(あいきょうをふりまく)
- 顎振り三年(あごふりさんねん)
- 厭と頭を縦に振る(いやとかぶりをたてにふる)
- 威を振るう(いをふるう)
- 腕を振るう(うでをふるう)
- 大手を振って(おおでをふって)
- 大手を振る(おおでをふる)
- 大鉈を振るう(おおなたをふるう)
- 大盤振る舞い(おおばんぶるまい)
- 面も振らず(おもてもふらず)
- 尾を振る(おをふる)
- 尾を振る犬は叩かれず(おをふるいぬはたたかれず)
- 頭を振る(かぶりをふる)
- 空振りに終わる(からぶりにおわる)
- 首振り三年、ころ八年(くびふりさんねん、ころはちねん)
- 首を縦に振る(くびをたてにふる)
- 首を振る(くびをふる)
- 首を横に振る(くびをよこにふる)
- 声を振り絞る(こえをふりしぼる)
- 采配を振る(さいはいをふる)
- 采を振る(さいをふる)
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
- 知ったか振りの恥搔き(しったかぶりのはじかき)
- 尻尾を振る(しっぽをふる)
- 手腕を振るう(しゅわんをふるう)
- 袖振り合うも他生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
- 長広舌を振るう(ちょうこうぜつをふるう)
- 無い袖は振れない(ないそではふれない)