江戸っ子は五月の鯉の吹き流しとは
江戸っ子は五月の鯉の吹き流し
えどっこはさつきのこいのふきながし
言葉 | 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し |
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読み方 | えどっこはさつきのこいのふきながし |
意味 | 江戸っ子は口は悪いが気性はさっぱりとしていて、物事にこだわらないということ。また、口先ばかり威勢がよくて意気地がないということ。「吹き流し」は、鯉のぼりのことで、吹き抜けで腹の中が空洞になっていることから。「口先ばかりで腸なし」と続けてもいう。 |
使用語彙 | 江戸っ子 / 子 / 五月 / 鯉 / 流し |
使用漢字 | 江 / 戸 / 子 / 五 / 月 / 鯉 / 吹 / 流 |
「江」を含むことわざ
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 俎上の魚江海に移る(そじょうのうおこうかいにうつる)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
- 箱根知らずの江戸話(はこねしらずのえどばなし)
- 晩の虹は江戸へ行け、朝の虹は隣へ行くな(ばんのにじはえどへいけ、あさのにじはとなりへいくな)
「戸」を含むことわざ
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
- 江戸の敵を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 江戸べらぼうに京どすえ(えどべらぼうにきょうどすえ)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 下戸と化け物はない(げことばけものはない)
- 下戸の肴荒らし(げこのさかなあらし)
- 下戸の建てたる蔵もなし(げこのたてたるくらもなし)
- 下戸の手強(げこのてごわ)
- 下種の口に戸は立てられぬ(げすのくちにとはたてられぬ)
- 上戸、本性違わず(じょうご、ほんしょうたがわず)
- 上戸かわいや丸裸(じょうごかわいやまるはだか)
- 上戸に餅、下戸に酒(じょうごにもち、げこにさけ)
- 上戸の手弱(じょうごのてよわ)
- 上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず(じょうごはどくをしらずげこはくすりをしらず)
- 上戸めでたや丸裸(じょうごめでたやまるはだか)
- 世間の口に戸は立てられぬ(せけんのくちにとはたてられぬ)
- 戸板に豆(といたにまめ)
- 長崎ばってん、江戸べらぼう、神戸兵庫のなんぞいや、ついでに丹波のいも訛(ながさきばってん、えどべらぼう、こうべひょうごのなんぞいや、ついでにたんばのいもなまり)
- 盗人も戸締り(ぬすびともとじまり)
- 箱根知らずの江戸話(はこねしらずのえどばなし)
- 晩の虹は江戸へ行け、朝の虹は隣へ行くな(ばんのにじはえどへいけ、あさのにじはとなりへいくな)
- 人の口に戸は立てられぬ(ひとのくちにとはたてられぬ)
- 門戸を構える(もんこをかまえる)
- 門戸を成す(もんこをなす)
「子」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の腕を捩じる(あかごのうでをねじる)
- 赤子の手をねじる(あかごのてをねじる)
- 赤子の手を捩じるよう(あかごのてをねじるよう)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子の手を捻るよう(あかごのてをひねるよう)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 晏子の御(あんしのぎょ)
- 案じるより団子汁(あんじるよりだんごじる)
- いい子になる(いいこになる)
- 家貧しくして孝子顕る(いえまずしくしてこうしあらわる)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)
- いとしい子には旅をさせよ(いとしいこにはたびをさせよ)
- 馬は飼い殺せ、子供は教え殺せ(うまはかいころせ、こどもはおしえころせ)
- 瓜の蔓に茄子は生らぬ(うりのつるになすびはならぬ)
- 生んだ子より抱いた子(うんだこよりだいたこ)
- 江戸っ子の往き大名還り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸っ子は宵越しの銭は使わぬ(えどっこはよいごしのぜにはつかわぬ)
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 縁の切れ目は子で繋ぐ(えんのきれめはこでつなぐ)
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
「五」を含むことわざ
- 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりきょうのごじゅう)
- 一升の餅に五升の取り粉(いっしょうのもちにごしょうのとりこ)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 男は二十五の暁まで育つ(おとこはにじゅうごのあかつきまでそだつ)
- 堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
- 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
- 五指に余る(ごしにあまる)
- 五指に入る(ごしにはいる)
- 五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
- 五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)
- 五十にして天命を知る(ごじゅうにしててんめいをしる)
- 五重の塔も下から組む(ごじゅうのとうもしたからくむ)
- 五臓六腑に沁みわたる(ごぞうろっぷにしみわたる)
- 五斗米のために腰を折る(ごとべいのためにこしをおる)
- 五本の指に入る(ごほんのゆびにはいる)
- 五両で帯買うて三両で絎ける(ごりょうでおびこうてさんりょうでくける)
- 三五の十八(さんごのじゅうはち)
- 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 四十肩に五十腕(しじゅうかたにごじゅううで)
- 七十五日は金の手洗い(しちじゅうごにちはかねのてあらい)
- 四の五の言う(しのごのいう)
- 人生僅か五十年(じんせいわずかごじゅうねん)
- 千石万石も米五合(せんごくまんごくもこめごごう)
- 総領の十五は貧乏の世盛り(そうりょうのじゅうごはびんぼうのよざかり)
- 手酌五合、髱一升(てじゃくごごう、たぼいっしょう)
- 十で神童、十五で才子、二十過ぎれば只の人(とおでしんどう、じゅうごでさいし、はたちすぎればただのひと)
「月」を含むことわざ
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- Rのない月の牡蠣はよくない(あーるのないつきのかきはよくない)
- いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
- 英雄、閑日月あり(えいゆう、かんじつげつあり)
- 猿猴が月(えんこうがつき)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
- 親と月夜はいつも良い(おやとつきよはいつもよい)
- 櫂は三年、櫓は三月(かいはさんねん、ろはみつき)
- 陽炎稲妻月の影(かげろういなずまつきのかげ)
- 陽炎稲妻水の月(かげろういなずまみずのつき)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
- 月旦評(げったんひょう)
- 呉牛、月に喘ぐ(ごぎゅう、つきにあえぐ)
- 歳月、人を待たず(さいげつ、ひとをまたず)
- 棹は三年、櫓は三月(さおはさんねん、ろはみつき)
- 四月の中の十日に心なしに雇われるな(しがつのなかのとおかにこころなしにやとわれるな)
- 日月地に墜ちず(じつげつちにおちず)
- 沈魚落雁、閉月羞花(ちんぎょらくがん、へいげつしゅうか)
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)
- 月と鼈(つきとすっぽん)
- 月に雨笠日笠なし(つきにあまがさひがさなし)
- 月に叢雲、花に風(つきにむらくも、はなにかぜ)
- 月の影取る猿(つきのかげとるましら)
- 月の前の灯(つきのまえのともしび)
- 月日変われば気も変わる(つきひかわればきもかわる)
- 月日に関守なし(つきひにせきもりなし)
「鯉」を含むことわざ
- 生け簀の鯉(いけすのこい)
- 生簀の鯉(いけすのこい)
- 及ばぬ鯉の滝登り(およばぬこいのたきのぼり)
- 鯉口を切る(こいぐちをきる)
- 鯉の滝登り(こいのたきのぼり)
- 鯉の一跳ね(こいのひとはね)
- 俎上の鯉(そじょうのこい)
- 俎板の鯉(まないたのこい)
- 麦飯で鯉を釣る(むぎめしでこいをつる)
「吹」を含むことわざ
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 泡を吹かせる(あわをふかせる)
- 息を吹き返す(いきをふきかえす)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 同い年夫婦は火吹く力もない(おないどしみょうとはひふくちからもない)
- 風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)
- 風が吹けば桶屋が喜ぶ(かぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 風の吹き回し(かぜのふきまわし)
- 風は吹けども山は動せず(かぜはふけどもやまはどうせず)
- 勝手な熱を吹く(かってなねつをふく)
- 金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
- 毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ)
- 事がな笛吹かん(ことがなふえふかん)
- 吝ん坊と灰吹きは溜まるほど汚い(しわんぼうとはいふきはたまるほどきたない)
- 空吹く風と聞き流す(そらふくかぜとききながす)
- 大尽風を吹かす(だいじんかぜをふかす)
- どういう風の吹き回しか(どういうかぜのふきまわしか)
- どうした風の吹き回し(どうしたかぜのふきまわし)
- どこ吹く風(どこふくかぜ)
- 熱を吹く(ねつをふく)
- 灰吹きから蛇が出る(はいふきからじゃがでる)
- 一泡吹かせる(ひとあわふかせる)
- 笛吹けども踊らず(ふえふけどもおどらず)
- 吹く風枝を鳴らさず(ふくかぜえだをならさず)
- 吹けば飛ぶよう(ふけばとぶよう)
「流」を含むことわざ
- 汗水流す(あせみずながす)
- 汗水を流す(あせみずをながす)
- 汗を流す(あせをながす)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石に漱ぎ、流れに枕す(いしにくちすすぎ、ながれにまくらす)
- 石に枕し流れに漱ぐ(いしにまくらしながれにくちすすぐ)
- 一樹の陰一河の流れも他生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
- 一河の流れを汲むも他生の縁(いっかのながれをくむもたしょうのえん)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 河海は細流を択ばず(かかいはさいりゅうをえらばず)
- 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
- 金釘流(かなくぎりゅう)
- 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
- 木っ端を拾うて材木を流す(こっぱをひろうてざいもくをながす)
- 細工は流々、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 細工は流流、仕上げをご覧じろ(さいくはりゅうりゅう、しあげをごろうじろ)
- 奢侈に流れる(しゃしにながれる)
- 車軸を流す(しゃじくをながす)
- 上昇気流に乗る(じょうしょうきりゅうにのる)
- 時流に乗る(じりゅうにのる)
- 善に従うこと流るるが如し(ぜんにしたがうことながるるがごとし)
- 空吹く風と聞き流す(そらふくかぜとききながす)
- 中流に船を失えば一瓢も千金(ちゅうりゅうにふねをうしなえばいっぴょうもせんきん)
- 流し目を送る(ながしめをおくる)
- 流れに棹さす(ながれにさおさす)
- 流れに棹差す(ながれにさおさす)
- 流れに枕し石に漱ぐ(ながれにまくらしいしにくちすすぐ)
- 流れに耳を洗う(ながれにみみをあらう)
- 流れる水は腐らず(ながれるみずはくさらず)