堪忍袋の緒が切れるとは
堪忍袋の緒が切れる
かんにんぶくろのおがきれる
言葉 | 堪忍袋の緒が切れる |
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読み方 | かんにんぶくろのおがきれる |
意味 | もうこれ以上我慢できなくなり、怒りを爆発させることのたとえ。
「堪忍袋」は、辛抱できる心の広さを袋にたとえた言葉。 「堪忍袋の緒を切らす」「堪忍袋の口を開ける」ともいう。 |
異形 | 堪忍袋の緒を切らす(かんにんぶくろのおをきらす) |
堪忍袋の口を開ける(かんにんぶくろのくちをあける) | |
使用語彙 | 緒 / 開ける |
使用漢字 | 堪 / 忍 / 袋 / 緒 / 切 / 口 / 開 |
「堪」を含むことわざ
- 感に堪えない(かんにたえない)
- 堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
- 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
- 堪忍は一生の宝(かんにんはいっしょうのたから)
- 堪忍は身の宝(かんにんはみのたから)
- 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
- 堪るものか(たまるものか)
- ならぬ堪忍、するが堪忍(ならぬかんにん、するがかんにん)
- 見るに堪えない(みるにたえない)
「忍」を含むことわざ
- 堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)
- 堪忍五両、負けて三両(かんにんごりょう、まけてさんりょう)
- 堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
- 堪忍は一生の宝(かんにんはいっしょうのたから)
- 堪忍は身の宝(かんにんはみのたから)
- 御意見五両、堪忍十両(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
- ならぬ堪忍、するが堪忍(ならぬかんにん、するがかんにん)
- 忍の一字は衆妙の門(にんのいちじはしゅうみょうのもん)
- 抜き足差し足忍び足(ぬきあしさしあししのびあし)
- 人目を忍ぶ(ひとめをしのぶ)
- 見るに忍びない(みるにしのびない)
- 世を忍ぶ(よをしのぶ)
「袋」を含むことわざ
- 新しい酒は新しい革袋に盛れ(あたらしいさけはあたらしいかわぶくろにもれ)
- 新しい酒を古い革袋に盛る(あたらしいさけをふるいかわぶくろにもる)
- 新しき葡萄酒は新しき革袋に入れよ(あたらしきぶどうしゅはあたらしきかわぶくろにいれよ)
- 伊達の素足もないから起こる、あれば天鵞絨の足袋も履く(だてのすあしもないからおこる、あればびろうどのたびもはく)
- 錦の袋に糞を包む(にしきのふくろにふんをつつむ)
- 袋の中の鼠(ふくろのなかのねずみ)
- 袋の鼠(ふくろのねずみ)
- 袋の物を探るが如し(ふくろのものをさぐるがごとし)
- 弓は袋に太刀は鞘(ゆみはふくろにたちはさや)
「緒」を含むことわざ
- 勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)
- 糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
- 後悔は知恵の緒(こうかいはちえのいとぐち)
- 緒に就く(しょにつく)
- 千緒万端、遺漏あることなし(せんしょばんたん、いろうあることなし)
- 緒に就く(ちょにつく)
- 盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)
- 味噌も糞も一緒(みそもくそもいっしょ)
「切」を含むことわざ
- 頭が切れる(あたまがきれる)
- 頭を切り換える(あたまをきりかえる)
- 頭を切り替える(あたまをきりかえる)
- 油が切れる(あぶらがきれる)
- 争い果てての棒乳切り(あらそいはててのぼうちぎり)
- 息が切れる(いきがきれる)
- 息切れがする(いきぎれがする)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 鼬の道が切れる(いたちのみちがきれる)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 鼬の道を切る(いたちのみちをきる)
- 縁の切れ目は子で繋ぐ(えんのきれめはこでつなぐ)
- 縁を切る(えんをきる)
- 大見得を切る(おおみえをきる)
- 恩の腹は切らねど情けの腹は切る(おんのはらはきらねどなさけのはらはきる)
- 風を切る(かぜをきる)
- 肩で風を切る(かたでかぜをきる)
- 金鎖も引けば切れる(かなぐさりもひけばきれる)
- 金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ)
- 金を貸したのが円の切れ目(かねをかしたのがえんのきれめ)
- 皮切りの一灸(かわきりのひとひ)
- 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る(かわをきらせてにくをきり、にくをきらせてほねをきる)
- ガソリンが切れる(がそりんがきれる)
- 切った張った(きったはった)
- 切っても切れない(きってもきれない)
- 久離を切る(きゅうりをきる)
- 切り札を出す(きりふだをだす)
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
- お猪口になる(おちょこになる)
- 蛙は口から呑まるる(かえるはくちからのまるる)
- 蛙は口ゆえ蛇に呑まるる(かえるはくちゆえへびにのまるる)
- 陰口を利く(かげぐちをきく)
- 陰口を叩く(かげぐちをたたく)
- 敵の家でも口を濡らせ(かたきのいえでもくちをぬらせ)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽口を叩く(かるくちをたたく)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 傷口に塩(きずぐちにしお)
- 食い物と念仏は一口ずつ(くいものとねんぶつはひとくちずつ)
- 口あれば京に上る(くちあればきょうにのぼる)
- 口裏を合わせる(くちうらをあわせる)
- 口数が多い(くちかずがおおい)
- 口から先に生まれる(くちからさきにうまれる)
- 口から出れば世間(くちからでればせけん)
- 口が動けば手が止む(くちがうごけばてがやむ)
「開」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- 開いた口へ餅(あいたくちへもち)
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- 穴が開く(あながあく)
- 穴の開くほど(あなのあくほど)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)
- 運が開ける(うんがひらける)
- 風穴を開ける(かざあなをあける)
- 片目が開く(かためがあく)
- 活路を開く(かつろをひらく)
- 胸襟を開く(きょうきんをひらく)
- 口は閉じておけ、目は開けておけ(くちはとじておけ、めはあけておけ)
- 口を開く(くちをひらく)
- 血路を開く(けつろをひらく)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 愁眉を開く(しゅうびをひらく)
- 地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
- 叩けよ、さらば開かれん(たたけよ、さらばひらかれん)
- 端を開く(たんをひらく)
- 手が空けば口が開く(てがあけばくちがあく)
- 握れば拳、開けば掌(にぎればこぶし、ひらけばてのひら)
- 蓋を開ける(ふたをあける)
- 幕が開く(まくがあく)
- 眉を開く(まゆをひらく)
- 道が開く(みちがあく)
- 道が開ける(みちがひらける)