狐七化け、狸は八化けとは
狐七化け、狸は八化け
きつねななばけ、たぬきはやばけ
言葉 | 狐七化け、狸は八化け |
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読み方 | きつねななばけ、たぬきはやばけ |
意味 | 狐は七つのものに化けることができるが、狸は八つのものに化けられる。狐よりも狸のほうが化けるのが上手だということ。
「狐の七化け狸の八化け」ともいう。 |
異形 | 狐の七化け狸の八化け(きつねのななばけたぬきのやばけ) |
使用語彙 | 七 |
使用漢字 | 狐 / 七 / 化 / 狸 / 八 |
「狐」を含むことわざ
- 兎の罠に狐がかかる(うさぎのわなにきつねがかかる)
- 同じ穴の狐(おなじあなのむじな)
- 狐、その尾を濡らす(きつね、そのおをぬらす)
- 狐が下手の射る矢を恐る(きつねがへたのいるやをおそる)
- 狐と狸(きつねとたぬき)
- 狐虎の威を借る(きつねとらのいをかる)
- 狐虎の威を藉る(きつねとらのいをかる)
- 狐につままれる(きつねにつままれる)
- 狐の子は面白(きつねのこはつらじろ)
- 狐の嫁入り(きつねのよめいり)
- 狐疑(こぎ)
- 千金の裘は一狐の腋に非ず(せんきんのきゅうはいっこのえきにあらず)
- 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
- 虎の威を藉る狐(とらのいをかるきつね)
- 一つ穴の狐(ひとつあなのきつね)
- 焼き餅は狐色(やきもちはきつねいろ)
- 野狐禅(やこぜん)
「七」を含むことわざ
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 朝起きは七つの徳(あさおきはななつのとく)
- 朝茶は七里帰っても飲め(あさちゃはしちりかえってものめ)
- 伊勢へ七度、熊野へ三度(いせへななたび、くまのへみたび)
- 色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)
- 浮き沈み七度(うきしずみななたび)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 兎も七日なぶれば噛みつく(うさぎもなぬかなぶればかみつく)
- 男心と秋の空は一夜に七度変わる(おとこごころとあきのそらはいちやにななたびかわる)
- 男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 親の十七、子は知らぬ(おやのじゅうしち、こはしらぬ)
- 親の光は七光り(おやのひかりはななひかり)
- 金の光は七光(かねのひかりはななひかり)
- 木七竹八塀十郎(きしちたけはちへいじゅうろう)
- 敷居を跨げば七人の敵あり(しきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
- 七細工八貧乏(しちざいくはちびんぼう)
- 七細工八貧乏(しちざいくやびんぼう)
- 七尺去って師の影を踏まず(しちしゃくさってしのかげをふまず)
- 七十五日は金の手洗い(しちじゅうごにちはかねのてあらい)
- 七度探して人を疑え(しちどさがしてひとをうたがえ)
- 七年の病に三年の艾を求む(しちねんのやまいにさんねんのもぐさをもとむ)
- 七歩の才(しちほのさい)
- 姑の十七、見た者ない(しゅうとめのじゅうしち、みたものない)
- 十七八は藪力(じゅうしちはちはやぶぢから)
- 人生七十、古来稀なり(じんせいしちじゅう、こらいまれなり)
- 葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)
- 男子家を出ずれば七人の敵あり(だんしいえをいずればしちにんのてきあり)
「化」を含むことわざ
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)
- 気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
- 下戸と化け物はない(げことばけものはない)
- 今度と化け物には行き会った事がない(こんどとばけものにはいきあったことがない)
- 狸が人に化かされる(たぬきがひとにばかされる)
- 無い物は金と化け物(ないものはかねとばけもの)
- 箱根からこっちに野暮と化け物はなし(はこねからこっちにやぼとばけものはなし)
- 化かす化かすが化かされる(ばかすばかすがばかされる)
- 化けの皮が剝がれる(ばけのかわがはがれる)
- 化け物の正体見たり枯れ尾花(ばけもののしょうたいみたりかれおばな)
- 化け物も引っ込む時分(ばけものもひっこむじぶん)
- 無為にして化す(むいにしてかす)
- 安い物と化け物はない(やすいものとばけものはない)
- 坩堝と化す(るつぼとかす)
- 老化は足から(ろうかはあしから)
「狸」を含むことわざ
- 犬一代に狸一匹(いぬいちだいにたぬきいっぴき)
- 同じ穴の狸(おなじあなのたぬき)
- 狐と狸(きつねとたぬき)
- 狸が人に化かされる(たぬきがひとにばかされる)
- 狸の腹鼓(たぬきのはらつづみ)
- 捕らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)
- 一つ穴の狸(ひとつあなのたぬき)
「八」を含むことわざ
- 朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
- 当たるも八卦、当たらぬも八卦(あたるもはっけ、あたらぬもはっけ)
- 一か八か(いちかばちか)
- 嘘八百(うそはっぴゃく)
- 嘘八百を並べる(うそはっぴゃくをならべる)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- 鬼も十八(おにもじゅうはち)
- 鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)
- 借りる八合、済す一升(かりるはちごう、なすいっしょう)
- 木七竹八塀十郎(きしちたけはちへいじゅうろう)
- 客人一杯手八杯(きゃくじんいっぱいてはちはい)
- 口八丁手八丁(くちはっちょうてはっちょう)
- 口も八丁、手も八丁(くちもはっちょう、てもはっちょう)
- 首振り三年、ころ八年(くびふりさんねん、ころはちねん)
- 小言八百愚痴千粒(こごとはっぴゃくぐちせんつぶ)
- 虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)
- 三五の十八(さんごのじゅうはち)
- 七細工八貧乏(しちざいくはちびんぼう)
- 七細工八貧乏(しちざいくやびんぼう)
- 十七八は藪力(じゅうしちはちはやぶぢから)
- 手八丁口八丁(てはっちょうくちはっちょう)
- 手も八丁(てもはっちょう)
- 無くて七癖、有って四十八癖(なくてななくせ、あってしじゅうはっくせ)
- 七重の膝を八重に折る(ななえのひざをやえにおる)
- 七転び八起き(ななころびやおき)
- 七尋の島に八尋の船を隠す(ななひろのしまにやひろのふねをかくす)
- 二八の涙月(にっぱちのなみだづき)
- 二八余りは人の瀬越し(にはちあまりはひとのせごし)