鬼面、人を嚇すとは
鬼面、人を嚇す
きめん、ひとをおどす
言葉 | 鬼面、人を嚇す |
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読み方 | きめん、ひとをおどす |
意味 | 鬼の面をかぶって人をおどかすかのように、大げさな見せかけで人をおどかすたとえ。
「嚇す」は「威す」とも書く。 また、「鬼面、人を驚かす」ともいう。 |
異形 | 鬼面、人を威す(きめん、ひとをおどす) |
鬼面、人を驚かす(きめん、ひとをおどろかす) | |
使用語彙 | 鬼面 / 人 / 嚇す / 驚かす |
使用漢字 | 鬼 / 面 / 人 / 嚇 / 威 / 驚 |
「鬼」を含むことわざ
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 異域の鬼となる(いいきのおにとなる)
- 恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)
- 鬼が住むか蛇が住むか(おにがすむかじゃがすむか)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)
- 鬼が笑う(おにがわらう)
- 鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 鬼に瘤を取られる(おににこぶをとられる)
- 鬼に衣(おににころも)
- 鬼にもなれば仏にもなる(おににもなればほとけにもなる)
- 鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)
- 鬼の霍乱(おにのかくらん)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 鬼の念仏(おにのねんぶつ)
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- 鬼の目にも見残し(おにのめにもみのこし)
- 鬼も十八(おにもじゅうはち)
- 鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)
- 鬼も頼めば人食わず(おにもたのめばひとくわず)
- 鬼も角折る(おにもつのおる)
- 親に似ぬ子は鬼子(おやににぬこはおにご)
- 親に似ぬ子は鬼っ子(おやににぬこはおにっこ)
- 餓鬼に苧殻(がきにおがら)
- 餓鬼の断食(がきのだんじき)
- 餓鬼の花争い(がきのはなあらそい)
- 餓鬼の目に水見えず(がきのめにみずみえず)
- 餓鬼も人数(がきもにんずう)
「面」を含むことわざ
- いい面の皮(いいつらのかわ)
- 一工面、二働き(いちくめん、にはたらき)
- 臆面もなく(おくめんもなく)
- 思い面瘡、思われ面皰(おもいおもくさ、おもわれにきび)
- 面も振らず(おもてもふらず)
- 蛙の面に水(かえるのつらにみず)
- 金で面を張る(かねでつらをはる)
- 仮面を被る(かめんをかぶる)
- 狐の子は面白(きつねのこはつらじろ)
- 暗がりの渋面(くらがりのじゅうめん)
- 喧嘩に負けて妻の面を張る(けんかにまけてつまのつらをはる)
- 外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 外面如菩薩、内心如夜叉(げめんにょぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 人心の同じからざるは其の面の如し(じんしんのおなじからざるはそのおもてのごとし)
- 相撲に負けて妻の面張る(すもうにまけてつまのつらはる)
- 赤面の至り(せきめんのいたり)
- 銭あれば木物も面を返す(ぜにあればきぶつもつらをかえす)
- 前面に押し出す(ぜんめんにおしだす)
- 外面がいい(そとづらがいい)
- 楯の半面(たてのはんめん)
- 盾の半面(たてのはんめん)
- 盾の両面を見よ(たてのりょうめんをみよ)
- 帳面づらを合わせる(ちょうめんづらをあわせる)
- 面から火が出る(つらからひがでる)
- 面で人を切る(つらでひとをきる)
- 面の皮が厚い(つらのかわがあつい)
- 面の皮千枚張り(つらのかわせんまいばり)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
- 悪人あればこそ善人も顕る(あくにんあればこそぜんにんもあらわる)
- 過ちは人の常、許すは神の業(あやまちはひとのつね、ゆるすはかみのわざ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- イギリス人の家はその人の城(いぎりすじんのいえはそのひとのしろ)
- 一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
- 意中の人(いちゅうのひと)
- 一杯は人酒を飲む、二杯は酒酒を飲む、三杯は酒人を飲む(いっぱいはひとさけをのむ、にはいはさけさけをのむ、さんばいはさけひとをのむ)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 犬は人につき猫は家につく(いぬはひとにつきねこはいえにつく)
- 旨い物食わす人に油断すな(うまいものくわすひとにゆだんすな)
- 旨い物は小人数(うまいものはこにんずう)
- 馬には乗ってみよ人には添うてみよ(うまにはのってみよひとにはそうてみよ)
- 英雄、人を欺く(えいゆう、ひとをあざむく)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
- 鬼も頼めば人食わず(おにもたのめばひとくわず)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
- 己の欲せざる所は人に施す勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすなかれ)
「嚇」を含むことわざ
- 鬼面、人を嚇す(きめん、ひとをおどす)
「威」を含むことわざ
- 威あって猛からず(いあってたけからず)
- 威ありて猛からず(いありてたけからず)
- 威儀を正す(いぎをただす)
- 威を振るう(いをふるう)
- 狐虎の威を借る(きつねとらのいをかる)
- 狐虎の威を藉る(きつねとらのいをかる)
- 喧嘩過ぎての空威張り(けんかすぎてのからいばり)
- 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
- 虎の威を藉る狐(とらのいをかるきつね)
「驚」を含むことわざ
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- 鬼面、人を驚かす(きめん、ひとをおどろかす)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 耳目を驚かす(じもくをおどろかす)