楠の木分限、梅の木分限とは
楠の木分限、梅の木分限
くすのきぶげん、うめのきぶげん
言葉 | 楠の木分限、梅の木分限 |
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読み方 | くすのきぶげん、うめのきぶげん |
意味 | 生長は遅いが、着実に根を張り大木となる楠の木のように堅実な金持ちと、生長が早い梅の木のようなにわか成金のたとえ。「分限」は、「ぶんげん」とも読み、金持ちのこと。 |
使用語彙 | 木 |
使用漢字 | 楠 / 木 / 分 / 限 / 梅 |
「楠」を含むことわざ
- 楠の木分限、梅の木分限(くすのきぶげん、うめのきぶげん)
「木」を含むことわざ
- 足を擂り粉木にする(あしをすりこぎにする)
- 諍い果てての乳切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 諍い果てての千切り木(いさかいはててのちぎりぎ)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 一木いずくんぞ能く大廈を支えん(いちぼくいずくんぞよくたいかをささえん)
- 一木大廈の崩るるを支うる能わず(いちぼくたいかのくずるるをささうるあたわず)
- 移木の信(いぼくのしん)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 植木屋の庭で気が多い(うえきやのにわできがおおい)
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 独活の大木柱にならぬ(うどのたいぼくはしらにならぬ)
- 埋もれ木に花咲く(うもれぎにはなさく)
- 榎の実は生らば生れ木は椋の木(えのみはならばなれきはむくのき)
- 老い木に花(おいきにはな)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 大木の下に小木育たず(おおきのしたにおぎそだたず)
- 大木の下に小木育つ(おおきのしたにおぎそだつ)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 堅い木は折れる(かたいきはおれる)
- 金のなる木(かねのなるき)
- 枯れ木に花(かれきにはな)
- 枯れ木に花咲く(かれきにはなさく)
- 枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
- 木から落ちた猿(きからおちたさる)
- 木七竹八塀十郎(きしちたけはちへいじゅうろう)
- 木で鼻(きではな)
- 木で鼻をくくる(きではなをくくる)
「分」を含むことわざ
- 預かり半分(あずかりはんぶん)
- 預かり半分の主(あずかりはんぶんのぬし)
- 預かり物は半分の主(あずかりものははんぶんのぬし)
- 預かる物は半分の主(あずかるものははんぶんのぬし)
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 馬の背を分ける(うまのせをわける)
- 鎹分別(かすがいふんべつ)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
- 怪我と弁当は自分持ち(けがとべんとうはじぶんもち)
- 孝行のしたい時分に親はなし(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
- 事を分ける(ことをわける)
- 御多分に漏れず(ごたぶんにもれず)
- 獅子の分け前(ししのわけまえ)
- 知らずば半分値(しらずばはんぶんね)
- 自分の盆の窪は見えず(じぶんのぼんのくぼはみえず)
- 十分はこぼれる(じゅうぶんはこぼれる)
- 酸いも甘いも噛み分ける(すいもあまいもかみわける)
- 寸分違わず(すんぶんたがわず)
- 世界半分自惚れしっかり(せかいはんぶんうぬぼれしっかり)
- 袖を分かつ(そでをわかつ)
- 袂を分かつ(たもとをわかつ)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 昼夜を分かたず(ちゅうやをわかたず)
- 血を分ける(ちをわける)
- 天下分け目(てんかわけめ)
- 天下分け目の戦い(てんかわけめのたたかい)
「限」を含むことわざ
- 足を限りに(あしをかぎりに)
- 限りを尽くす(かぎりをつくす)
- 声を限りに(こえをかぎりに)
- 酒は三献に限る(さけはさんこんにかぎる)
- 沙汰の限り(さたのかぎり)
- 西風と夫婦喧嘩は夕限り(にしかぜとふうふげんかはゆうかぎり)
「梅」を含むことわざ
- 梅一輪一輪ずつの暖かさ(うめいちりんいちりんずつのあたたかさ)
- 梅に鶯(うめにうぐいす)
- 楠の木分限、梅の木分限(くすのきぶげん、うめのきぶげん)
- 桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿(さくらきるばか、うめきらぬばか)