句を作るより田を作れとは
句を作るより田を作れ
くをつくるよりたをつくれ
言葉 | 句を作るより田を作れ |
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読み方 | くをつくるよりたをつくれ |
意味 | 現実の生活に役に立たない風流なことより、実益となることをせよというたとえ。腹の足しにもならない句を作るより、実益のある田を作れということから。 |
類句 | 座禅組むより肥やし汲め(ざぜんくむよりこやしくめ) |
念仏申すより田を作れ | |
使用語彙 | より / 田 |
使用漢字 | 句 / 作 / 田 |
「句」を含むことわざ
- 挙げ句の果て(あげくのはて)
- 挙句の果て(あげくのはて)
- 句を作るより田を作れ(くをつくるよりたをつくれ)
- 怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき)
- 二の句が継げない(にのくがつげない)
- 発句苦になる馬鹿になる(ほっくくになるばかになる)
「作」を含むことわざ
- 秋荒れ半作(あきあれはんさく)
- 秋日和半作(あきびよりはんさく)
- 悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)
- 悪妻は六十年の不作(あくさいはろくじゅうねんのふさく)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 一生の不作(いっしょうのふさく)
- 色を作す(いろをなす)
- 顔を作る(かおをつくる)
- 垣を作る(かきをつくる)
- 駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
- 壁を作る(かべをつくる)
- 声を作る(こえをつくる)
- 科を作る(しなをつくる)
- 詩を作るより田を作れ(しをつくるよりたをつくれ)
- 西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ(すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ)
- 姿は作り物(すがたはつくりもの)
- 太陽の照っているうちに干し草を作れ(たいようのてっているうちにほしくさをつくれ)
- 田作る道は農に問え(たつくるみちはのうにとえ)
- 田作りも魚のうち(たづくりもうおのうち)
- 卵を割らないでオムレツは作れない(たまごをわらないでおむれつはつくれない)
- 地位は人を作る(ちいはひとをつくる)
- 鬨を作る(ときをつくる)
- 女房の悪いは六十年の不作(にょうぼうのわるいはろくじゅうねんのふさく)
- 述べて作らず(のべてつくらず)
- 鳩を憎み豆を作らぬ(はとをにくみまめをつくらぬ)
- 陽の照っているうちに干し草を作れ(ひのてっているうちにほしくさをつくれ)
- 百菊作るに因って花変ず(ひゃくぎくつくるによってはなへんず)
- 百年の不作(ひゃくねんのふさく)
- 俑を作る(ようをつくる)
「田」を含むことわざ
- 青田買い(あおたがい)
- 朝酒は門田を売っても飲め(あさざけはかどたをうってものめ)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 田舎の学問より京の昼寝(いなかのがくもんよりきょうのひるね)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)
- 瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず(かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず)
- 京に田舎あり(きょうにいなかあり)
- 甲由田申は筆者の誤り、十点千字は継母の謀(こうゆでんしんはひっしゃのあやまり、じってんせんじはけいぼのはかりごと)
- 三十振袖、四十島田(さんじゅうふりそで、しじゅうしまだ)
- 詩を作るより田を作れ(しをつくるよりたをつくれ)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 臍下丹田に力を入れる(せいかたんでんにちからをいれる)
- 滄海変じて桑田となる(そうかいへんじてそうでんとなる)
- 桑田変じて滄海となる(そうでんへんじてそうかいとなる)
- 田歩くも畔歩くも同じ(たあるくもくろあるくもおなじ)
- 田から行くも畦から行くも同じ事(たからいくもあぜからいくもおなじこと)
- 田作る道は農に問え(たつくるみちはのうにとえ)
- 田作りも魚のうち(たづくりもうおのうち)
- 田の事すれば畑が荒れる(たのことすればはたけがあれる)
- 田を行くも畦を行くも同じ(たをいくもあぜをいくもおなじ)
- 田父の功(でんぷのこう)
- 実る稲田は頭垂る(みのるいなだはあたまたる)
- 李下の冠、瓜田の履(りかのかんむり、かでんのくつ)
- 我が田に水を引く(わがたにみずをひく)