呉牛、月に喘ぐとは
呉牛、月に喘ぐ
ごぎゅう、つきにあえぐ
言葉 | 呉牛、月に喘ぐ |
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読み方 | ごぎゅう、つきにあえぐ |
意味 | 取り越し苦労をするたとえ。「呉牛」は、中国の呉地方にいる水牛のこと。呉牛は暑さが苦手で、月を太陽と見誤って喘いだということから。 |
出典 | 『世説新語』言語 |
類句 | 杞憂 |
杯中の蛇影(はいちゅうのだえい) | |
使用語彙 | 呉 / 喘ぐ |
使用漢字 | 呉 / 牛 / 月 / 喘 |
「呉」を含むことわざ
- 呉下の阿蒙(ごかのあもう)
- 呉牛、月に喘ぐ(ごぎゅう、つきにあえぐ)
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 牛を食らうの気(うしをくらうのき)
- 馬に乗るまでは牛に乗れ(うまにのるまではうしにのれ)
- 馬を牛に乗り換える(うまをうしにのりかえる)
- 遅牛も淀、早牛も淀(おそうしもよど、はやうしもよど)
- 女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)
- 女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
- 蝸牛、角上の争い(かぎゅう、かくじょうのあらそい)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
- 食ってすぐ寝ると牛になる(くってすぐねるとうしになる)
- 暗がりから牛(くらがりからうし)
- 暗がりから牛を引き出す(くらがりからうしをひきだす)
- 暗がりの牛(くらがりのうし)
- 暗闇から牛を引き出す(くらやみからうしをひきだす)
- 鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 牛蒡抜き(ごぼうぬき)
- 食牛の気(しょくぎゅうのき)
「月」を含むことわざ
- 明るけりゃ月夜だと思う(あかるけりゃつきよだとおもう)
- 後から剝げる正月言葉(あとからはげるしょうがつことば)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- Rの字のない月に牡蠣を食べるな(あーるのじのないつきにかきをたべるな)
- Rのない月の牡蠣はよくない(あーるのないつきのかきはよくない)
- いつも月夜に米の飯(いつもつきよにこめのめし)
- 英雄、閑日月あり(えいゆう、かんじつげつあり)
- 江戸っ子は五月の鯉の吹き流し(えどっこはさつきのこいのふきながし)
- 猿猴が月(えんこうがつき)
- 猿猴が月を取る(えんこうがつきをとる)
- 親と月夜はいつも良い(おやとつきよはいつもよい)
- 櫂は三年、櫓は三月(かいはさんねん、ろはみつき)
- 陽炎稲妻月の影(かげろういなずまつきのかげ)
- 陽炎稲妻水の月(かげろういなずまみずのつき)
- 君子の過ちは日月の食のごとし(くんしのあやまちはじつげつのしょくのごとし)
- 月旦評(げったんひょう)
- 歳月、人を待たず(さいげつ、ひとをまたず)
- 棹は三年、櫓は三月(さおはさんねん、ろはみつき)
- 四月の中の十日に心なしに雇われるな(しがつのなかのとおかにこころなしにやとわれるな)
- 日月地に墜ちず(じつげつちにおちず)
- 沈魚落雁、閉月羞花(ちんぎょらくがん、へいげつしゅうか)
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ(つきおちからすないてしもてんにみつ)
- 月と鼈(つきとすっぽん)
- 月に雨笠日笠なし(つきにあまがさひがさなし)
- 月に叢雲、花に風(つきにむらくも、はなにかぜ)
- 月の影取る猿(つきのかげとるましら)
- 月の前の灯(つきのまえのともしび)
- 月日変われば気も変わる(つきひかわればきもかわる)
- 月日に関守なし(つきひにせきもりなし)
「喘」を含むことわざ
- 呉牛、月に喘ぐ(ごぎゅう、つきにあえぐ)
- 余喘を保つ(よぜんをたもつ)