去り跡へ行くとも死に跡へ行くなとは
去り跡へ行くとも死に跡へ行くな
さりあとへゆくともしにあとへゆくな
言葉 | 去り跡へ行くとも死に跡へ行くな |
---|---|
読み方 | さりあとへゆくともしにあとへゆくな |
意味 | 妻と離婚した男に嫁ぐのはいいが、妻と死別した男には嫁がないほうがいいということ。妻と死別した男の心には、亡妻のよい思い出が残っていて、常に比較されることから。 |
類句 | 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな) |
使用語彙 | 行く |
使用漢字 | 去 / 跡 / 行 / 死 |
「去」を含むことわざ
- 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)
- 華を去り実に就く(かをさりじつにつく)
- 帰去来(ききょらい)
- 去る者は追わず(さるものはおわず)
- 去る者は追わず、来る者は拒まず(さるものはおわず、きたるものはこばまず)
- 去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)
- 去る者は日日に疎し(さるものはひびにうとし)
- 七尺去って師の影を踏まず(しちしゃくさってしのかげをふまず)
- 弟子七尺去って師の影を踏まず(でししちしゃくさってしのかげをふまず)
- 二月は逃げて去る(にがつはにげてさる)
- 母在りて一子寒く、母去りて三子寒し(ははありていっしさむく、ははさりてさんしさむし)
- 煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)
- 世を去る(よをさる)
- 老兵は死なず、消え去るのみ(ろうへいはしなず、きえさるのみ)
「跡」を含むことわざ
- 跡を追う(あとをおう)
- 跡を晦ます(あとをくらます)
- 跡を絶たない(あとをたたない)
- 跡を濁す(あとをにごす)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 立つ鳥、跡を濁さず(たつとり、あとをにごさず)
- 団子隠そうより跡隠せ(だんごかくそうよりあとかくせ)
- 飛ぶ鳥、跡を濁さず(とぶとり、あとをにごさず)
- 鳥は立てども跡を濁さず(とりはたてどもあとをにごさず)
- 名主の跡は芋畑(なぬしのあとはいもばたけ)
- 焼け跡の釘拾い(やけあとのくぎひろい)
「行」を含むことわざ
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 裏の裏を行く(うらのうらをいく)
- 上手を行く(うわてをいく)
- 奥行きが無い(おくゆきがない)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 金は片行き(かねはかたいき)
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 合点が行く(がってんがいく)
- 合点が行く(がてんがいく)
- 行間を読む(ぎょうかんをよむ)
- 雲行きが怪しい(くもゆきがあやしい)
- 供養より施行(くようよりせぎょう)
- 水母の行列(くらげのぎょうれつ)
- 愚者の百行より知者の居眠り(ぐしゃのひゃっこうよりちしゃのいねむり)
- 孝行のしたい時分に親はなし(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
- 孝行も子による(こうこうもこによる)
- 好事門を出でず、悪事千里を行く(こうじもんをいでず、あくじせんりをいく)
- 孝は百行の本(こうはひゃっこうのもと)
- 高慢は出世の行き止まり(こうまんはしゅっせのいきどまり)
- 子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの(こどもしかるなきたみちだものとしよりわらうなゆくみちだもの)
- 小糠三合あったら婿に行くな(こぬかさんごうあったらむこにいくな)
「死」を含むことわざ
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生き身は死に身(いきみはしにみ)
- 生きるべきか死すべきかそれが問題だ(いきるべきかしすべきかそれがもんだいだ)
- 一度死ねば二度死なぬ(いちどしねばにどしなぬ)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
- 運を待つは死を待つに等し(うんをまつはしをまつにひとし)
- 親が死んでも食休み(おやがしんでもしょくやすみ)
- 親が死んでも食休み(おやがしんでもじきやすみ)
- 泳ぎ上手は川で死ぬ(およぎじょうずはかわでしぬ)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 餓えて死ぬは一人、飲んで死ぬは千人(かつえてしぬはひとり、のんでしぬはせんにん)
- 君、辱めらるれば臣死す(きみ、はずかしめらるればしんしす)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 狡兎死して走狗烹らる(こうとししてそうくにらる)
- 碁打ち親の死に目に会わぬ(ごうちおやのしにめにあわぬ)
- 後生大事や金欲しや死んでも命のあるように(ごしょうだいじやかねほしやしんでもいのちのあるように)
- 災難なら畳の上でも死ぬ(さいなんならたたみのうえでもしぬ)
- 死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)
- 死活に関わる(しかつにかかわる)
- 死しての千年より生きての一日(ししてのせんねんよりいきてのいちにち)
- 死して後、已む(ししてのち、やむ)
- 死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)
- 死者に鞭打つ(ししゃにむちうつ)
- 死児の齢を数える(しじのよわいをかぞえる)
- 死生、命あり(しせい、めいあり)
- 死せる孔明、生ける仲達を走らす(しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす)