疾風に勁草を知るとは
疾風に勁草を知る
しっぷうにけいそうをしる
言葉 | 疾風に勁草を知る |
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読み方 | しっぷうにけいそうをしる |
意味 | 困難や試練に直面してはじめて、人の真価がわかるというたとえ。
「疾風」は速く吹く風、「勁草」は強い草の意。 速く激しい風が吹いて、はじめて強い草が見分けられるとの意から。 |
出典 | 『後漢書』王覇 |
使用語彙 | 疾風 |
使用漢字 | 疾 / 風 / 勁 / 草 / 知 |
「疾」を含むことわざ
- 煙霞の痼疾(えんかのこしつ)
- 疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 嬶天下にからっ風(かかあでんかにからっかぜ)
- 風穴を開ける(かざあなをあける)
- 風上に置けない(かざかみにおけない)
- 風上にも置けない(かざかみにもおけない)
「勁」を含むことわざ
- 疾風に勁草を知る(しっぷうにけいそうをしる)
「草」を含むことわざ
- 商いは草の種(あきないはくさのたね)
- お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ(おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ)
- おじが甥の草を刈る(おじがおいのくさをかる)
- 駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人(かごにのるひとかつぐひと、そのまたわらじをつくるひと)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす)
- 金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる)
- 草木も靡く(くさきもなびく)
- 草木も眠る(くさきもねむる)
- 草木も眠る丑三つ時(くさきもねむるうしみつどき)
- 草を打って蛇を驚かす(くさをうってへびをおどろかす)
- 三遍回って煙草にしょ(さんべんまわってたばこにしょ)
- 商売は草の種(しょうばいはくさのたね)
- 草莽の臣(そうもうのしん)
- 草履に灸(ぞうりにきゅう)
- 草履履き際で仕損じる(ぞうりはきぎわでしそんじる)
- 太陽の照っているうちに干し草を作れ(たいようのてっているうちにほしくさをつくれ)
- 生業は草の種(なりわいはくさのたね)
- 二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく)
- 繁盛の地に草生えず(はんじょうのちにくさはえず)
- 人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
- 人通りに草生えず(ひとどおりにくさはえず)
- 陽の照っているうちに干し草を作れ(ひのてっているうちにほしくさをつくれ)
- ぺんぺん草が生える(ぺんぺんぐさがはえる)
- 身過ぎは草の種(みすぎはくさのたね)
- 道草を食う(みちくさをくう)
- やはり野に置け蓮華草(やはりのにおけれんげそう)
- 世渡りは草の種(よわたりはくさのたね)
- 草鞋を脱ぐ(わらじをぬぐ)
「知」を含むことわざ
- 相対のことはこちゃ知らぬ(あいたいのことはこちゃしらぬ)
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- 過ちを観て斯に仁を知る(あやまちをみてここにじんをしる)
- 過ちを観て仁を知る(あやまちをみてじんをしる)
- 息の臭きは主知らず(いきのくさきはぬししらず)
- いざ知らず(いざしらず)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 一を識りて二を知らず(いちをしりてにをしらず)
- 一丁字を知らず(いっていじをしらず)
- 一斑を見て全豹を知る(いっぱんをみてぜんぴょうをしる)
- 命知らず (いのちしらず)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 言わずと知れた(いわずとしれた)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 得体が知れない(えたいがしれない)
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)
- 大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)
- お里が知れる(おさとがしれる)
- 推して知るべし(おしてしるべし)
- お釈迦様でも御存知あるまい(おしゃかさまでもごぞんじあるまい)
- おっと合点承知之助(おっとがってんしょうちのすけ)
- 親の心、子知らず(おやのこころ、こしらず)
- 親の十七、子は知らぬ(おやのじゅうしち、こはしらぬ)
- 女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
- 陰陽師、身の上知らず(おんようじ、みのうえしらず)