会うは別れの始めとは
会うは別れの始め
あうはわかれのはじめ
言葉 | 会うは別れの始め |
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読み方 | あうはわかれのはじめ |
意味 | 人と人が出会えばいつか必ず別れが訪れる。出会いは別れの始まりでもあるということ。
「会う」は「逢う」とも書く。 |
異形 | 逢うは別れの始め(あうはわかれのはじめ) |
類句 | 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの) |
使用語彙 | 会う / 始め / 逢う |
使用漢字 | 会 / 別 / 始 / 逢 |
「会」を含むことわざ
- 会えば五厘の損がゆく(あえばごりんのそんがゆく)
- 会った時は笠を脱げ(あったときはかさをぬげ)
- 会わす顔がない(あわすかおがない)
- 会わせる顔がない(あわせるかおがない)
- 一堂に会する(いちどうにかいする)
- 遠慮会釈なく(えんりょえしゃくなく)
- 遠慮会釈もない(えんりょえしゃくもない)
- 会うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
- 会稽の恥(かいけいのはじ)
- 会稽の恥を雪ぐ(かいけいのはじをすすぐ)
- 会心の笑みをもらす(かいしんのえみをもらす)
- 今度と化け物には行き会った事がない(こんどとばけものにはいきあったことがない)
- 碁打ち親の死に目に会わぬ(ごうちおやのしにめにあわぬ)
- 社会の木鐸(しゃかいのぼくたく)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 地獄で仏に会う(じごくでほとけにあう)
- 地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)
- 千里の馬も伯楽に会わず(せんりのうまもはくらくにあわず)
「別」を含むことわざ
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 思うに別れて思わぬに添う(おもうにわかれておもわぬにそう)
- 鎹分別(かすがいふんべつ)
- 酒に別腸あり(さけにべつちょうあり)
- 死に別れより生き別れ(しにわかれよりいきわかれ)
- 他人の別れ棒の端(たにんのわかれぼうのはし)
- 終の別れ(ついのわかれ)
- 年寄りの物忘れ、若者の無分別(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)
- 八十八夜の別れ霜(はちじゅうはちやのわかれじも)
- 河豚食う無分別、河豚食わぬ無分別(ふぐくうむふんべつ、ふぐくわぬむふんべつ)
- 糞が出たが別が出ない(ふんがでたがべつがでない)
- 分別過ぐれば愚に返る(ふんべつすぐればぐにかえる)
- 分別の上の分別(ふんべつのうえのふんべつ)
「始」を含むことわざ
- 愛は憎悪の始め(あいはぞうおのはじめ)
- 朝起き三両始末五両(あさおきさんりょうしまつごりょう)
- 嘘つきは泥棒の始まり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 隗より始めよ(かいよりはじめよ)
- 兄弟は他人の始まり(きょうだいはたにんのはじまり)
- 始末が悪い(しまつがわるい)
- 始末に負えない(しまつにおえない)
- 始末を付ける(しまつをつける)
- 人生、字を識るは憂患の始め(じんせい、じをしるはゆうかんのはじめ)
- 末始終より今の三十(すえしじゅうよりいまのさんじゅう)
- 生は死の始め(せいはしのはじめ)
- 千里の行も足下より始まる(せんりのこうもそっかよりはじまる)
- 冬至冬中冬始め(とうじふゆなかふゆはじめ)
- 始まらない(はじまらない)
- 始めあるものは必ず終わりあり(はじめあるものはかならずおわりあり)
- 始めが大事(はじめがだいじ)
- 始めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣くとも蓋取るな(はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、あかごなくともふたとるな)
- 始めの囁き後のどよみ(はじめのささやきのちのどよみ)
- 始めは処女の如く後は脱兎の如し(はじめはしょじょのごとくのちはだっとのごとし)
- 始め半分(はじめはんぶん)
- 始めよければ終りよし(はじめよければおわりよし)
- 始めを言わねば末が聞こえぬ(はじめをいわねばすえがきこえぬ)
- 先ず隗より始めよ(まずかいよりはじめよ)
- 物には始めあり終わりあり(ものにははじめありおわりあり)
- 礼に始まり、乱に終わる(れいにはじまり、らんにおわる)
「逢」を含むことわざ
- 逢い戻りは鴨の味(あいもどりはかものあじ)
- 逢うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 逢うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)