旅は憂いもの辛いものとは
旅は憂いもの辛いもの
たびはういものつらいもの
言葉 | 旅は憂いもの辛いもの |
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読み方 | たびはういものつらいもの |
意味 | 旅先では知人もなく、土地の事情もわからず、とかく心配やつらいことが多いものだということ。昔の旅行が今と違い、不便でつらいものだったことから生まれた言葉。 |
使用語彙 | 憂い |
使用漢字 | 旅 / 憂 / 辛 |
「旅」を含むことわざ
- いとしい子には旅をさせよ(いとしいこにはたびをさせよ)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 門松は冥途の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- かわいい子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)
- 三人旅の一人乞食(さんにんたびのひとりこじき)
- 旅路の命は路用の金(たびじのいのちはろようのかね)
- 旅の犬が尾をすぼめる(たびのいぬがおをすぼめる)
- 旅の恥は搔き捨て(たびのはじはかきすて)
- 旅は道連れ、世は情け(たびはみちづれ、よはなさけ)
- 天地は万物の逆旅(てんちはばんぶつのげきりょ)
- 若い時旅をせねば老いての物語がない(わかいときたびをせねばおいてのものがたりがない)
「憂」を含むことわざ
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 憂き身をやつす(うきみをやつす)
- 憂き目に遭う(うきめにあう)
- 憂き目を見る(うきめをみる)
- 憂さを晴らす(うさをはらす)
- 憂いを掃う玉箒(うれいをはらうたまははき)
- 遠慮なければ近憂あり(えんりょなければきんゆうあり)
- 杞憂(きゆう)
- 君子は憂えず懼れず(くんしはうれえずおそれず)
- 後顧の憂い(こうこのうれい)
- 采薪の憂い(さいしんのうれい)
- 酒は憂いの玉箒(さけはうれいのたまははき)
- 仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼れず(じんしゃはうれえず、ちしゃはまどわず、ゆうしゃはおそれず)
- 人生、字を識るは憂患の始め(じんせい、じをしるはゆうかんのはじめ)
- 備えあれば憂いなし(そなえあればうれいなし)
- 天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ(てんかのうれいにさきだちてうれい、てんかのたのしみにおくれてたのしむ)
- 遠き慮りなき者は必ず近き憂えあり(とおきおもんぱかりなきものはかならずちかきうれえあり)
- 人の生まるるや憂いと倶に生まる(ひとのうまるるやうれいとともにうまる)
- 忘憂の物(ぼうゆうのもの)
- 憂患に生き安楽に死す(ゆうかんにいきあんらくにしす)
「辛」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 痛いのは辛抱しても痒いのは辛抱できぬ(いたいのはしんぼうしてもかゆいのはしんぼうできぬ)
- 憂いも辛いも食うての上(ういもつらいもくうてのうえ)
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょはこつぶでもぴりりとからい)
- 塩辛を食おうとて水を飲む(しおからをくおうとてみずをのむ)
- 辛酸を嘗める(しんさんをなめる)
- 辛抱する木に金がなる(しんぼうするきにかねがなる)
- 辛抱に追い付く貧乏無し(しんぼうにおいつくびんぼうなし)
- 祖父は辛労、子は楽、孫は乞食(じじはしんろう、こはらく、まごはこじき)
- 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい)
- ない時の辛抱、ある時の倹約(ないときのしんぼう、あるときのけんやく)
- 人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする)
- 貧ほど辛いものはなし(ひんほどつらいものはなし)
- 若い時の辛労は買うてでもせよ(わかいときのしんろうはこうてでもせよ)