単糸、線を成さずとは
単糸、線を成さず
たんし、せんをなさず
言葉 | 単糸、線を成さず |
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読み方 | たんし、せんをなさず |
意味 | 人間はひとりでは何もできないというたとえ。
「単糸」は一本の紡績糸のこと。これを何本か撚(よ)り合わせて撚糸(ねんし)にするが、一本の紡績糸だけではそれができないとの意から。 |
異形 | 単糸、線と成らず(たんし、せんとならず) |
使用漢字 | 単 / 糸 / 線 / 成 |
「単」を含むことわざ
- 単糸、線と成らず(たんし、せんとならず)
- 単糸、線を成さず(たんし、せんをなさず)
「糸」を含むことわざ
- 一糸纏わず(いっしまとわず)
- 一糸乱れず(いっしみだれず)
- 一糸も纏わない(いっしもまとわない)
- 一糸も乱れない(いっしもみだれない)
- 糸目を付けない(いとめをつけない)
- 糸を引く(いとをひく)
- 裏で糸を引く(うらでいとをひく)
- 男の目には糸を引け、女の目には鈴を張れ(おとこのめにはいとをひけ、おんなのめにはすずをはれ)
- 陰で糸を引く(かげでいとをひく)
- 金に糸目を付けぬ(かねにいとめをつけぬ)
- 尻も結ばぬ糸(しりもむすばぬいと)
- 上手の小糸(じょうずのこいと)
- なんの糸瓜の皮(なんのへちまのかわ)
- 下手の長糸、上手の小糸(へたのちょういと、じょうずのこいと)
- 下手の長糸遣い(へたのながいとづかい)
- 糸瓜の皮(へちまのかわ)
- 糸瓜の皮とも思わない(へちまのかわともおもわない)
「線」を含むことわざ
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 一線を画す(いっせんをかくす)
- 一線を画する(いっせんをかくする)
- 琴線に触れる(きんせんにふれる)
- 視線を浴びる(しせんをあびる)
- 死線をさまよう(しせんをさまよう)
- 三味線を弾く(しゃみせんをひく)
- 線が太い(せんがふとい)
- 線が細い(せんがほそい)
- 線を引く(せんをひく)
- 伏線を張る(ふくせんをはる)
- 予防線を張る(よぼうせんをはる)
「成」を含むことわざ
- あるは厭なり思うは成らず(あるはいやなりおもうはならず)
- 家を道端に作れば三年成らず(いえをみちばたにつくればさんねんならず)
- 市を成す(いちをなす)
- 一家の言を成す(いっかのげんをなす)
- 一家を成す(いっかをなす)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 重きを成す(おもきをなす)
- 咳唾、珠を成す(がいだ、たまをなす)
- 胸中、成竹あり(きょうちゅう、せいちくあり)
- 勤勉は成功の母(きんべんはせいこうのはは)
- 喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)
- 功成り名遂げて身退くは天の道なり(こうなりなとげてみしりぞくはてんのみちなり)
- 功成り名を遂げる(こうなりなをとげる)
- 志ある者は事竟に成る(こころざしあるものはことついになる)
- 事を成すは運根鈍(ことをなすはうんこんどん)
- 三人、市虎を成す(さんにん、しこをなす)
- 三人、虎を成す(さんにん、とらをなす)
- 失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは)
- 失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと)
- 失敗は成功の因(しっぱいはせいこうのもと)
- 失敗は成功の基(しっぱいはせいこうのもと)
- 集大成(しゅうたいせい)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
- 成蹊(せいけい)
- 精神一到、何事か成らざらん(せいしんいっとう、なにごとかならざらん)
- 成竹(せいちく)
- 創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
- 大功を成す者は衆に謀らず(たいこうをなすものはしゅうにはからず)
- 体を成す(たいをなす)
- 玉磨かざれば器を成さず(たまみがかざればきをなさず)