花多ければ実少なしとは
花多ければ実少なし
はなおおければみすくなし
言葉 | 花多ければ実少なし |
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読み方 | はなおおければみすくなし |
意味 | 上辺を飾る人は、誠実さに欠けるということのたとえ。
たくさんの花が咲く木にかぎって、実は少ししかならないものであるとの意から。 |
使用語彙 | 花 |
使用漢字 | 花 / 多 / 実 / 少 |
「花」を含むことわざ
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 雨は花の父母(あめははなのふぼ)
- 石に花咲く(いしにはなさく)
- 一輪咲いても花は花(いちりんさいてもはなははな)
- 炒り豆に花(いりまめにはな)
- 炒り豆に花が咲く(いりまめにはながさく)
- 言わぬが花(いわぬがはな)
- 美しい花には棘がある(うつくしいはなにはとげがある)
- 優曇華の花(うどんげのはな)
- 埋もれ木に花咲く(うもれぎにはなさく)
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 枝を矯めて花を散らす(えだをためてはなをちらす)
- 老い木に花(おいきにはな)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 男鰥に蛆が湧き、女寡に花が咲く(おとこやもめにうじがわき、おんなやもめにはながさく)
- 鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)
- 親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
- 女寡に花が咲く(おんなやもめにはながさく)
- 解語の花(かいごのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 枯れ木に花(かれきにはな)
- 枯れ木に花咲く(かれきにはなさく)
- 餓鬼の花争い(がきのはなあらそい)
- 器量は当座の花(きりょうはとうざのはな)
- 槿花一日の栄(きんかいちじつのえい)
- 槿花一朝の夢(きんかいっちょうのゆめ)
- 錦上、花を添える(きんじょう、はなをそえる)
- 桜は花に顕われる(さくらははなにあらわれる)
「多」を含むことわざ
- 愛多ければ憎しみ至る(あいおおければにくしみいたる)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 命長ければ辱多し(いのちながければはじおおし)
- 植木屋の庭できが多い(うえきやのにわできがおおい)
- 植木屋の庭で気が多い(うえきやのにわできがおおい)
- 多かれ少なかれ(おおかれすくなかれ)
- 多し少なし子三人(おおしすくなしこさんにん)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 歓楽極まりて哀情多し(かんらくきわまりてあいじょうおおし)
- 気が多い(きがおおい)
- 口数が多い(くちかずがおおい)
- 口が多い(くちがおおい)
- 好事、魔多し(こうじ、まおおし)
- 言葉多きは品少なし(ことばおおきはしなすくなし)
- 御多分に漏れず(ごたぶんにもれず)
- 志士苦心多し(ししくしんおおし)
- 娑婆っ気が多い(しゃばっけがおおい)
- 船頭多くして、船、山へ登る(せんどうおおくして、ふね、やまへのぼる)
- 多芸は無芸(たげいはむげい)
- 多勢に無勢(たぜいにぶぜい)
- 多々益々弁ず(たたますますべんず)
- 多多益益弁ず(たたますますべんず)
- 多とする(たとする)
- 知恵多ければ憤り多し(ちえおおければいきどおりおおし)
- 血の気が多い(ちのけがおおい)
- 長袖よく舞い、多銭よく商う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくあきなう)
- 長袖よく舞い、多銭よく賈う(ちょうしゅうよくまい、たせんよくかう)
- 長命すれば恥多し(ちょうめいすればはじおおし)
- 長生きすれば恥多し(ながいきすればはじおおし)
- 長生きは恥多し(ながいきははじおおし)
「実」を含むことわざ
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
- 嘘から出た実(うそからでたまこと)
- 榎の実は生らば生れ木は椋の木(えのみはならばなれきはむくのき)
- 華を去り実に就く(かをさりじつにつく)
- 禁断の木の実(きんだんのこのみ)
- 死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)
- 事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)
- 実がある(じつがある)
- 実を挙げる(じつをあげる)
- 実を取る(じつをとる)
- 倉廩実ちて礼節を知る(そうりんみちてれいせつをしる)
- 名は実の賓(なはじつのひん)
- 名を捨てて実を取る(なをすててじつをとる)
- 人間は実が入れば仰向く、菩薩は実が入れば俯く(にんげんはみがいればあおむく、ぼさつはみがいればうつむく)
- 花も折らず実も取らず(はなもおらずみもとらず)
- 花も実もある(はなもみもある)
- 実の生る木は花から知れる(みのなるきははなからしれる)
- 実る稲田は頭垂る(みのるいなだはあたまたる)
- 実るほど頭の下がる稲穂かな(みのるほどあたまのさがるいなほかな)
- 実るほど頭を垂れる稲穂かな(みのるほどこうべをたれるいなほかな)
- 実を結ぶ(みをむすぶ)
- 実を結ぶ木は花より知らるる(みをむすぶきははなよりしらるる)
- 椋の木の下にて榎の実を拾う(むくのきのもとにてえのみをひろう)
- 夢は逆実(ゆめはさかまこと)
- 論に負けても実に勝つ(ろんにまけてもじつにかつ)