風呂と客は立ったが良いとは
風呂と客は立ったが良い
ふろときゃくはたったがよい
言葉 | 風呂と客は立ったが良い |
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読み方 | ふろときゃくはたったがよい |
意味 | 客は長居をせずに、早く帰るほうがよいということ。客が「立つ」と風呂が「たつ」を掛けていった言葉。 |
類句 | 泣くほど留めても帰れば喜ぶ(なくほどとめてもかえればよろこぶ) |
客と白鷺は立ったが見事(きゃくとしらさぎはたったがみごと) | |
使用語彙 | 風呂 / 良い |
使用漢字 | 風 / 呂 / 客 / 立 / 良 |
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪ひかす(あったらくちにかぜひかす)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 可惜口に風ひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさぬきにもふく)
- 一に褒められ二に憎まれ三に惚れられ四に風邪ひく(いちにほめられにににくまれさんにほれられしにかぜひく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 浮世の風(うきよのかぜ)
- 産屋の風邪は一生つく(うぶやのかぜはいっしょうつく)
- 馬の耳に風(うまのみみにかぜ)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 追風に帆を揚げる(おいてにほをあげる)
- 大風が吹けば桶屋が儲かる(おおかぜがふけばおけやがもうかる)
- 大風が吹けば桶屋が喜ぶ(おおかぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 大きな家には大きな風(おおきないえにはおおきなかぜ)
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 臆病風に吹かれる(おくびょうかぜにふかれる)
- 嬶天下にからっ風(かかあでんかにからっかぜ)
- 風穴を開ける(かざあなをあける)
- 風上に置けない(かざかみにおけない)
- 風上にも置けない(かざかみにもおけない)
「呂」を含むことわざ
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 風呂敷を広げる(ふろしきをひろげる)
- 風呂と客は立ったが良い(ふろときゃくはたったがよい)
- 呂律が回らない(ろれつがまわらない)
「客」を含むことわざ
- 敢えて主とならず客となる(あえてしゅとならずきゃくとなる)
- 客が付く(きゃくがつく)
- 客人一杯手八杯(きゃくじんいっぱいてはちはい)
- 客と白鷺は立ったが見事(きゃくとしらさぎはたったがみごと)
- 客の朝起き(きゃくのあさおき)
- 客の朝起き宿の迷惑(きゃくのあさおきやどのめいわく)
- 黄泉の客(こうせんのきゃく)
- 常に来る客は歓迎されず(つねにくるきゃくはかんげいされず)
- 亭主三杯客一杯(ていしゅさんばいきゃくいっぱい)
- 亭主の好きを客に出す(ていしゅのすきをきゃくにだす)
- 花の下の半日の客、月の前の一夜の友(はなのもとのはんじつのかく、つきのまえのいちやのとも)
- 不帰の客となる(ふきのきゃくとなる)
「立」を含むことわざ
- 開いた口に戸は立てられぬ(あいたくちにはとはたてられぬ)
- 青筋を立てる(あおすじをたてる)
- 証が立つ(あかしがたつ)
- 証を立てる(あかしをたてる)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人と屏風は曲がらねば立たぬ(あきんどとびょうぶはまがらねばたたぬ)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足元から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足許から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
- 頭に湯気を立てる(あたまにゆげをたてる)
- あちら立てればこちらが立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 彼方立てれば此方が立たぬ(あちらたてればこちらがたたぬ)
- 石に立つ矢(いしにたつや)
- 一家を立てる(いっかをたてる)
- 居ても立っても居られない(いてもたってもいられない)
- 居仏が立ち仏を使う(いぼとけがたちぼとけをつかう)
- いらぬ物も三年立てば用に立つ(いらぬものもさんねんたてばようにたつ)
- 入れ替わり立ち替わり(いれかわりたちかわり)
- 異を立てる(いをたてる)
- 上に立つ(うえにたつ)
- 伺いを立てる(うかがいをたてる)
- 浮き足立つ(うきあしだつ)
- 受けて立つ(うけてたつ)
- 腕が立つ(うでがたつ)
- お伺いを立てる(おうかがいをたてる)
- お膳立てが揃う(おぜんだてがそろう)
- 男が立つ(おとこがたつ)
- 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)
「良」を含むことわざ
- 悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)
- 家貧しくして良妻を思う(いえまずしくしてりょうさいをおもう)
- 入り船に良い風出船に悪い(いりふねによいかぜでふねにわるい)
- 遅かりし由良之助(おそかりしゆらのすけ)
- 親と月夜はいつも良い(おやとつきよはいつもよい)
- 金は良き召し使いなれど悪しき主なり(かねはよきめしつかいなれどあしきしゅなり)
- 苦する良かろう楽する悪かろう(くするよかろうらくするわるかろう)
- 勝れて良き物は勝れて悪し(すぐれてよきものはすぐれてあし)
- 節制は最良の薬なり(せっせいはさいりょうのくすりなり)
- 高かろう良かろう、安かろう悪かろう(たかかろうよかろう、やすかろうわるかろう)
- 鱈汁と雪道は後が良い(たらじるとゆきみちはあとがよい)
- 大根と女房は盗まれるほど良い(だいこんとにょうぼうはぬすまれるほどよい)
- だんだん良くなる法華の太鼓(だんだんよくなるほっけのたいこ)
- 亭主は達者で留守が良い(ていしゅはたっしゃでるすがよい)
- 年寄りと釘頭は引っ込むが良し(としよりとくぎがしらはひっこむがよし)
- 謀は密なるを良しとす(はかりごとはみつなるをよしとす)
- 人と煙草の良し悪しは煙になって後の世に出る(ひととたばこのよしあしはけむりになってのちのよにでる)
- 三度肘を折って良医となる(みたびひじをおってりょういとなる)
- 麦と姑は踏むが良い(むぎとしゅうとめはふむがよい)
- 焼き餅と欠き餅は焼く方が良い(やきもちとかきもちはやくほうがよい)
- 良いうちから養生(よいうちからようじょう)
- 良い仲には垣をせよ(よいなかにはかきをせよ)
- 良禽は木を択んで棲む(りょうきんはきをえらんですむ)
- 良工は材を択ばず(りょうこうはざいをえらばず)
- 良賈は深く蔵して虚しきが如し(りょうこはふかくぞうしてむなしきがごとし)
- 良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)
- 悪い親も良い子を望む(わるいおやもよいこをのぞむ)